屋根を貫通する断熱二重煙突パイプを取り外します。外径およそ7″の屋内側二重煙突と外径8″の屋外側断熱二重煙突との接続部にあったソケットのビスを緩めて、下方にずらしました。
L字型の金具3個の上に屋根を貫通する断熱二重煙突が載せてあり、ビス3本で下から留めてありました。この状態で煙突パイプはぐらぐらしているので、やはりルーフサポートブラケットは取り付けていないようです。ログハウス特有のセトリング対策でしょうか。今年で築31年になるので、これ以上のセトリングは考えられないので、交換部材を取り付ける際は、ルーフサポートブラケットで固定すべきかと思います。
屋根上に登り、雨漏れ対策のペール缶を一旦、外しました。屋根を貫通する煙突パイプは屋外から引き抜きます。単独での作業には無理があるので、お隣さんに手伝ってもらいます。
既設のフラッシングと煙突パイプが干渉したので、フラッシングを板金鋏で切断中。
屋内側からお隣さんに煙突パイプを押し上げてもらって、上から引き抜くことができました。開口部が小さすぎること以外に一目で気付いたのは、2×12の幅広垂木の上の方が焦げているように見えること。
屋内側から見た開口部。開口部を拡げて可燃物との距離、2″はやはり確保すべきでしょう。焦げたように見える部分は煤とタールが付着しているだけかもしれません。屋根上の煙突が大きく傾いた状態で、しばらく薪ストーブを使用した時に煤とタールが漏れたのではないかと推察します。
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