去年の夏は細菌性尿路感染症の治療をして、混合ワクチンの接種はしなかったので、2年ぶりのワクチン接種になります。
減量したようで、体重が3.8キロ。体温は平熱の38.5ºC。
接種した混合ワクチンは、猫汎白血球減少症、猫カリシウィルス感染症、猫ウィルス性鼻気管炎のピュアバックス®RCP3種。ワクチンの製造元はPfizerだそうです。mRNA遺伝子療法による「毒ちん」ではなく、生ワクチンだそうで安心しました。
院長は病理学を専攻されたそうで、感染症や疫学のことは物凄く詳しい。素人の私もこの一年半の間に毎日のように、日本語に加えて英語やフランス語で新コロ騒動に関して情報収集した結果、多量の中途半端な知識を身につけました。今回の世界的騒動に関する原語での情報収集活動では、10代の頃から蓄えた化学や医療の専門用語に関する知識が役に立ちました。
薬学にも詳しい獣医である院長との「問診」内容の大半は、ヒトのウィルス感染症やワクチンに関することでした。院長は感染症に対しては自然免疫が最も大事であると前回も話されていたので、「毒ちん」は未接種かと思いましたが、すでにFully Vaccinatedでした。私は遺伝子療法に基づく「謎のお注射」は接種しない主義ですが、万が一、新コロ発症を自覚した場合に、イベルメクチン打ってもらえますか?と冗談で尋ねてみました。獣医がヒトに注射したら違法行為になるそうです。濃度を調整すればヒトに対しても有効で無害だとは思います。イベルメクチン錠剤は置いていないということです。
アメリカではヒトの「毒ちん」接種に獣医が駆り出されたようですが、獣医学に対する考え方が日米で大きく異なることが原因かと思います。院長によると、動物用のワクチンもヒトのワクチン同様、FDA(米国食品医薬品局)が認可するそうです。日本ではヒトのワクチンは厚労省、動物のワクチンは農水省が認可する。
実地での臨床治療経験が豊かな獣医は、感染症や疫学に関して非常に詳しい。毎日のように治験を実施しているようなもので、テレビ番組に出演してスポンサーから多額の報酬を受けて解説する専門家の比ではない。