GarageBandによるデジタル化2枚目のLinda Ronstadtは、1980年発売のGreatest Hits Volume Two US版。
このLPレコードは1981年5月19日に購入したようです。39年も前のことで、自分が買ったことをすっかり忘れていました。
このレコード盤、波打ったように激しく歪んでますが、アームがショックアブソーバーとして機能するためか、録音した音に影響があるはずなのに、聴いても違いがわかりません。数百枚のLPレコードを同じ環境で保管していましたが、なぜこのアルバムが歪んだのか、原因が不明です。
Tracklist
A1 It’s So Easy
A2 I Can’t Let Go
A3 Hurt So Bad
A4 Blue Bayou
A5 How Do I Make You
A6 Back In The U.S.A.
B1 Ooh Baby Baby
B2 Poor Poor Pitiful Me
B3 Tumbling Dice
B4 Just One Look
B5 Someone To Lay Down Beside Me
Discogsでの平均相場は¥753。
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筆者様
レコード全体が、歪んだりするのは、私の識っている貧弱な知識では、一つは、レコードの成型後に残る「成型歪み」。此れが、長〜〜い間に、レコード保管環境の湿度・温度条項によって、内部歪みが自然にリリースされ、それが歪みとして、形状に出て来る事があります。余談ですが、精密成型品は、その精度を長期に維持させる為に「アニーリング」〔枯らし)を施します(全ての、製品に必要な事ではありませんが)。
レコードのフィジカルな歪みを元に戻す方法は、色々ある様ですが、私は、昔、たまたま、同じ厚みの2枚、厚板ガラスが家にあったので(何故、あったのかの理由は、今では分かりません。偶然のも、LPレコードより大きいサイズ)、此れにレコードを挟んで(軽い重りをガラスプレートに置くと効果的)、炬燵の中に置いておく事により平面度が戻った経験があります(置いておく時間を見ながら、歪みが取れた状況を確認する必要はありますが・・)。これは、結構、役に立ちまして、その後、レコードからCDに移行した後も、CDでも、歪みのある物がありましたが、此の方法で歪みを取り除いた経験があります。
あくまでも、私の経験ですので、此の方法が正解か否かは、私には分かりませんが、その折には、確かに「フラット」な状態に戻りました。昔のCDプレーヤーのピックアップ(読み取りレンズ)は、現在のCDプレーヤーのレンズ機構より、CD歪みによるレンズからの、CD面の距離を補正出来ず「Error」となる事が有りました。
何が、レコードやCDの、良い保管条件なのか?今でも私は分かりませんが、様々な保管条件で、此の様な事は少なからず発生する様です。
筆者様のブログを拝見して、ふと、此の事を思い出しましたので、レスしました。あくまでも、私の経験上での話しですが・・・。
Jim,
レコード盤が歪んでいる原因が不明と書きましたが、一般的にUS版など、日本版以外のレコードは製造時の品質がよろしくないようです。Jimさんが言われているように、成型時の品質が問題だったのかもしれません。幸にも私の手元にも分厚くて重い板ガラスが処分に困るほどありますので、板ガラスで挟む整形を試してみます。