Typhoon No. 21 (Lan) — Part 1

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史上最大規模の台風21号の強風による被害は近畿地方、特に神戸と滋賀県湖西地域に集中したようです。最大瞬間風速は神戸で45.9m/s、大津市南小松で44.2m/sを記録したそうです。台風通過後の月曜の朝、母屋西側の資材置き場がこんなことになっていました。

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建築中のカーポートは西側の束石が風圧で浮いてしまいました。日曜の夜は母屋2階が風で揺れ、ほとんど眠れない夜になりました。母屋は煙突のキャップが外れたぐらいで被害は限定的でしたが、ログウォールの隙間から入った水で雨漏りもありました。

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カーポート下に駐車しておいたSuzuki HUSTLERに飛来物が当たったのか、Aピラーに小さな凹みが見つかりました。近所では屋根が飛ばされたり、小屋やカーポートが倒壊したお宅もありました。樹木や電柱が倒れ、停電にもなりました。

この界隈は普段から冬から春にかけて山から吹き降ろす風が強く、台風接近による強風は大したことないことが多いので、今回は驚きと共に身の危険を感じる恐怖感さえありました。

Typhoon No. 21 (Lan) — Part 2へと続く。

8 thoughts on “Typhoon No. 21 (Lan) — Part 1

  1. 筆者様

     凄い状況ですね。地ベタ置きの、ガレージの土台に、これだけの応力が掛かって曲がるとは・・・。率直に申し上げて、地盤に基礎を打ち直して固め直す方が、今後のためにも良いのでは?と思う画像です。

    Jim,

    1. 浮き上がった束石は壁を取り付けた西側です。山から吹き降ろす風は北西方向から吹くので、風速45m/s近い強風を面で受けてしまったことが原因だと思います。屋根を葺いていれば、ほぼ確実に屋根が飛ばされていたことを思うと、不幸中の幸いです。エアコン室外機が飛ばされる強風ですから竜巻のような突風が吹いたのではないかと私は考えています。電柱が倒れて運転見合わせになっていたJR湖西線が本日、ようやく運転を再開しました。

      写真ではわかりづらいですが、浮き上がった束石は240mm、掘り下げてモルタルで固めてありました。掘り下げ深さが不足したのかもしれません。ホールダウン金物も検討します。

      1. 筆者様

         正に「想定外!」の台風の風の威力だったのですね、写真を拝見して感じます。土台は、更に頑丈な状態に移行なのですね。

        Jim,

  2. 今回が異常なのか、1月の大雪といい、気候が厳しくなっているのかも。一昨日そちらを見に行きましたが、ちゃんと立っているねと話してました。まさか下がそうなっているとは。停電も断続的に続き、こちらでは回線がつながらない事態が1日続きました。いまだに復旧しない家もあります。状況が家によって様々で、復旧したとの連絡の電話がありましたが、説明が不明確でよくわかりませんでした。停電対策にPHVにするか?と。

    1. 短期的に見れば間違いなく異常気象だと思いますが、数百年、数千年単位で見れば、そうでもないかもしれませんね。大津市北部は被災地と化しているように思います。どのお宅も程度の大小はあれ、何らかの被害があるようです。停電対策としてはバッテリー内蔵のMacBookが役に立っていますが、外付けHDDは適切に取り外されなかったとの警告が毎回、あります。

      屋根材が飛ばされた建物は施工方法にも問題があると、ご近所の建築士兼大工さんが言われてました。垂木にしっかりと留めるべき釘やビスが野地板(屋根下地用合板)を貫通して留めてあることが多いそうです。

      1. 買物のかえりに下の道を走ると、屋根が破損している家がかなりの数見られました。強風地区だけでなく、かなり南の方まで。なんとなくですが、少し前に建ったような家に破損が多いような。古いしっかりした家は瓦も飛んでない。大工の仕事の差でしょうね。神社も境内が倒木だらけになってました。怪我人情報が無いのが不幸中の幸いですね。

  3. 台風物凄い被害が続出でしたね。高島市某山のキャンプ場へのアクセス林道は杉の倒木、地滑り乱発で電柱が数十本バキバキ折れ林道を塞ぎ、まるでジュラシックパークさながらの状態に陥りました。
    先日諸々復旧していますが。。。要所要所でがけ崩れなど、可愛いのも出ていますよ。
    ダム側は意外にも谷だったからかは判断できませんが、それほどの倒木などは見られませんでした。

    そう言えば、道の駅の屋根がベローンとめくれてしまっていましたが、あれは施工の問題?

    何れにしても雨量がそれほど多くなかったのと怪我人が少なかったのは不幸中の幸いでした

  4. 台風21号の強風による被害は県内では大津市北部に集中したと思っていましたが、そちらの山間部でも甚大な被害があったのですね。マスコミが報道しないのでよくわからなかっただけで、知れば知るほど被害の大きさを実感します。

    道の駅の屋根材が吹き飛ばされた原因の一つは施工不良ではないかと私は思います。ガルバリウム鋼板が張ってあったと思いますが、垂木(横垂木)にしっかりとビス留めしていなかったのが原因ではないかとご近所の大工さんは言っておられます。野地板(下地用合板)をビスや釘が貫通するような留め方だとビスが腐食すれば穴が緩くなり、容易に持ち上げられてしまうと…

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