去年の夏、母屋の屋根はガルバリウム鋼板葺きとなりましたが、施工時に大工さんや板金屋さんと相談して、雪止めは取り付けない仕様となりました。雪止めを取り付けたとしても、屋根がおよそ40ºの急勾配であり、ガルバリウム鋼板自体が滑りやすい素材なので、雪崩を防ぐことはできないだろうとの判断です。また、雪の塊が軒下に落下したとしても、隣の土地には落下しないし、軒下近くに車など、壊れて困るものはない。雪止めを取り付けると、より大きな雪の塊が一気に落下するのではないかという危惧もありました。
そういう理由で雪止めを取り付けなかったのですが、その判断は正しかったのかどうか?元日の午後から降り積もった大雪の影響を考えると、再考したほうが良いかもしれません。轟音と共に大きな雪の塊が軒下近くの庭に落下しています。落下した雪の塊は山のように大きくなり、すぐには溶けません。
アスファルトシングルだった頃は、どんな大雪でも塊が落下することはなく、屋根の上で溶けていました。日陰は特に雪や氷が溶けるのが遅いので、木材の腐朽を早めていたと思います。どちらが良いのか迷うところです。屋根に負担はかかるけれど、屋根の上で溶かすべきか、それとも雪崩を容認しつつ、庭に落下した大きな雪の塊が溶けるのを待つべきなのか?
画像は南側の様子ですが、北側にも大きな雪の塊が複数あり、小屋の屋根上にも塊が落下しています。
我が家はご存じのとおり傾斜もあり長さもある縦長の屋根で、
雪止めは二カ所にあります。
元旦の夜に轟音が響き、地震!と思ったら屋根の雪が雪崩落ちました。
今回の雪はかなりの量だったので、この数日轟音とまで行かなくてもドドドドドと音がするとデッキ側と表側のどちらかに雪崩が起きてます。
デッキが痛むので除雪は豆にしてますが、表はコンクリなので多少放置してます。
今日は買い物に出たので表も除雪しましたが、プラの雪掻き用シャベルでは歯が立たず、
鉄のスコップで崩して、雪掻きシャベルで除雪。すでに筋肉痛です。
屋根に留まり続けると解けた水が圧力掛かって隙間か ら浸透する可能性があるので、
僕としては余りとどまらずに落下してくれた方が良いかと思っています。
落下する場所は敷地内ですし。
屋根の雪に関してはそんな気がします。
ちょっと調べてみたら、屋根の勾配が雪崩の主な要因ではあるものの、屋根の材質も大きく影響するようです。滑りやすいのは金属と瓦だそうで、カラーベストやアスファルトシングルは滑りにくいので、雪止めがなくても落下しないようです。逆に、瓦や金属屋根の場合は、雪止めがあっても雪の塊は落下するということでしょうか。(大型の雪止めであれば、今回のような大雪でも機能するようです。)
敷地内に落下するのであれば、雪は落下させた方が建物には害を与えないので良いのかもしれませんね。雪の塊が屋根上を滑り落ちる時の騒音と、落下した後の処理には困りものですが。kumaさんのお宅の場合は車を出そうとすると除雪が必要になりそうですね。