iPhone 3G、iPodなど、USBから充電するタイプの電子機器を自動車のシガーライターソケットから充電することができる車載用USB端子変換アダプター。これ以上、無駄を省くことができないと思われる、コンパクトな製品です。FM電波を飛ばしてiPod/iPhoneの音楽を雑音混じりで再生するなど、不要な機能は一切ありません。このモデルはケーブルすら付属しませんが、手元に使っていないDockコネクターUSBケーブルがたくさんあるのでその一つを流用できます。
入力12VDC、出力5V/1Aで高速充電が可能とのことです。自動車の電源オンでLEDが点灯します。シガーライターの代わりにチャージャーをソケットに挿したままにしておいても、シガーライターよりも小さいので、使用していない時はソケットがある灰皿部分の蓋を閉めておくことができます。(煙草を吸う私にとっては灰皿の蓋が閉まらないと、タバコの火が消えない、灰が飛散するといった問題があります。)
以前から探していたこの製品が、いつものApple専門店に置いてありました。今回の目的は、Belkinの車載用チャージャーではなく、先日、発表されたAppleの一連の新製品を見ることです。
まずは、Magic Mouseですが、思っていた以上に小さく、マウスであることに変わりはないというのが第一印象。(マウスを初めて市販化したAppleですから、トラックパッドに完全に移行することなく、マウスは残しておくという考えでしょうか。)誤作動がよくあったMighty Mouse(Apple Mouse)の左右のボタンを廃止し、ゴミが溜りやすくて掃除もたいへんだったスクロールボールも取り払ってすっきりしています。マルチタッチ対応ですが、MacBook (Pro)に採用されたトラックパッドとは使い方が随分と異なるようです。スクロールは1本指、ページ移動は2本指、Controlボタンを押しながら拡大縮小。単体での発売は来月ということで、次回アップルストアに行った時のお土産になりそう。
MacBookホワイトは筐体の素材はこれまでと同じポリカーボネートですが、ユニボディー化してますます丈夫そうに見えます。周縁部が丸みを帯びているので実際よりも薄く見えます。旧機種と比べて光沢が増した感じで、高級感もあると思います。裏面が全面ラバーコーティングのアルミということですが、足がないので、いろんな場所に擦り傷がつきそう。Appleマークが底面にありますが、これはどうか?と思います。大事なロゴマークを常時、押さえつけるのは信者としてはおこがましい。2GBのメモリにSnow Leopardですが、問題なさそうでした。性能面ではMacBook Proに極めて近いものがありますが、見た感じはやはりProではない、ビギナー向けという印象が残ります。
iMac 21.5″とiMac 27″も展示してありました。21.5″の方は顎の部分が細くなり、背面もアルミでデザインがより、洗練されたように感じました。20″の旧モデルはチープなTNパネル採用の液晶で、細かな文字が見辛く、長時間、凝視していると目が疲れるというマイナス面がありました。旧モデル24″の方も液晶ガラス内部が曇るという欠点がありましたが、新しいiMacはすべてLEDバックライトにIPSパネル採用でディスプレイの品質が大きく向上したのではないかと感じました。(今回こそ一体型Macの欠点であるディスプレイの曇り問題が解決されていることを切に願います。)なぜ24″がなくなったのか?24″ LED CinemaとMacBook (Pro)またはMac miniの組み合わせで使ってくださいというメッセージのような気がします。
私が現在、使用している24″ LED Cinema DisplayがiMac 27″の隣に展示してありました。24″が小さく思えるほど、27″は広大なディスプレイ。iMac 27″ 3.06 GHzが¥168,800、これは欲しい!大きい方はiMacというより、iMac Proという感じでしょうか。