Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

P7300205PA071728

シンガポールのSim Lim Squareで買ってきたZuiko Digital 35mm F3.5マクロレンズをE-P1とE-520に装着してみました。「等倍撮影が可能な重さ165gの世界最軽量(2005年9月現在)マクロレンズ」ということで、フォーサーズアダプターMMF-1を利用すれば、E-P1でもバランスは悪くないと思って入手したのですが、E-520に装着した方が見栄えが良さそう。最大径が71mmで、標準ズームレンズED 14-42mm F3.5-5.6の65.5mmと比べると大きいことがその原因です。

PA071380PA071381

フィルター径52mmのUVプロテクターも同時に購入しました。EMOLUXという、初めて聞くブランドです。調べると、シンガポールブランドです。たぶん、中国製。マクロレンズは、クレジットカード支払いでS$362.00(現金の場合はS$355.00)でした。何軒か尋ねた結果、最初に立ち寄った、1FのAlan Photo Tradingが最も安かったので、そちらで購入。空港のGlobal Refundで税金のS$18.00が現金で返金されたので実質、S$344.00です。カード会社の為替レートは1ドル@¥64だったので、¥22,000ぐらい。国内最安値よりも安く買えたかもしれません。

オリンパスのマクロレンズでは、明るくて優秀な防滴防塵の50mm F2.0がありますが、重量は300gと倍ほど重く(価格も倍ほど高く)、レンズの最大径は同じ71mmですが、長さはF3.5マクロの53mmに対して61.5mmあります。50mm F2.0の方は等倍ではなく、0.52倍です。E-P1に装着して使用するのなら、今月下旬発売予定、マイクロフォーサーズ規格のLeica DG Macro-Elmarit 45mm F2.8の方が良いかもしれません。実売価格は35mm F3.5の3倍近くになりそうですが。

OLYMPUS PEN E-P1 w/Zuiko Digital 35mm F3.5

適当に手持ちで撮影した、この季節に適した作例を何枚か掲載します。

OLYMPUS PEN E-P1 w/Zuiko Digital 35mm F3.5

逆光気味で丸ボケが現れています。動体の場合は手持ちでオートフォーカスが便利ですが、ハイスピードイメージャAF非対応なので合焦速度は、液晶ライブビューのE-P1では速くはありません。E-520のOVF使用時は速いです。しかし、E-520でライブビューに切り替えるとE-P1よりもさらに遅くなります。

OLYMPUS PEN E-P1 w/Zuiko Digital 35mm F3.5

被写体が植物の場合でも、風で揺れて動くのでピント合わせは容易ではありません。

OLYMPUS PEN E-P1 w/Zuiko Digital 35mm F3.5

F3.5ですが、Ricohのコンデジ(例えばR8)でマクロ撮影した場合と比べて、絞り開放であれば、被写界深度は浅いのでピントをどこに合わせるか十分に練ってから撮影しなければなりません。このどんぐりの場合は先端部分に合焦しています。本格的に撮影する場合は、三脚を使用してマニュアルフォーカスで撮影した方が良さそうです。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.