Restoring Data From MacBook To iPhone

シンガポールのApple Marina Bay SandsでiPhone 12 miniのバッテリーを交換した際に、iPhoneが初期化されました。その場で12″ MacBook (Early 2016) にバックアップしたデータを復元できなかったので、新しいiPhoneとして登録し、帰国後しばらくは、風邪をひいて寝込んでいたこともあり、必要最低限のデータのみを再インストールした状態で使用していました。

どのようにしてデータを復元したのか、その過程を記録しておきます。

  1. macOS 12 Montereyをインストールした12″ MacBook (Early 2016) とmacOS 14 SonomaをインストールしたMac mini (2018) をEthernetケーブルで繋ぎ、同じWi-Fiネットワークに接続していることを確認。
  2. MacBookでMigration Assistantを立ち上げる。
  3. データ転送方法で”To another Mac”を選ぶ。
  4. Mac miniでMigration Assistantを立ち上げて、「別のMacからデータ転送」を選ぶ。
  5. Mac miniで新しいユーザーアカウントを作り、そこにすべてのデータを転送。

上の1〜5を実施すれば、iPhoneのデータをバックアップしたMacBook上のユーザーアカウントを丸ごと、Mac miniに移行できます。新たに作成したMac miniのユーザーアカウント(MacBookから移行したユーザーアカウント)でログインして、iPhoneを接続し、バックアップからデータを復元。この時、iPhoneのiOSはデータをバックアップした時と同じiOS 17にしておく。

マレーシア、シンガポール旅行から帰国後、数日をかけてようやくバッテリー交換前の状態に戻すことができました。

Rakuten Link for macOS (beta)

Rakuten Linkデスクトップ版(ベータ版)がダウンロード可となったので、試してみました。このAppはAppleが承認していないのか、楽天モバイルのサイトからのみダウンロード可能です。デスクトップ版を試用するにはRakuten Linkスマートフォン版が必要であり、楽天モバイルの回線を契約したSIMがスマートフォンに入っていることが前提で、しかも同じアカウントでログインしたスマートフォンとMacまたはPCが同じネットワークに繋がっていなければなりません。

さらに面倒なことに、デスクトップ版から発信した直後にiPhoneに通知が届き、タップしないと通話を開始することができないという仕様。(スマートフォン版Rakuten LinkがAndroid端末にインストールしてあり、同期してある場合は、通知は届かないようです。)結局、iPhoneに届く通知をタップしなければならないのであれば、始めからiPhoneのLink Appで発信すれば良いと言うことになります。詐欺電話や迷惑電話防止対策のためと思われますが、ちょっとやり過ぎのような気がします。

SIMがオンになっていても楽天モバイルの電波が届かないような場所ではMacから発信することは不可能でした。