Wood Carport — Part 37

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垂木の取り付け作業を続行します。単独で作業しやすいように、棟板に一時的に受け材を取り付けています。

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在来工法の場合は通常、軒桁と母屋に垂木を受ける切り欠きを入れますが、トラス組みの場合は垂木自体に切り欠きを入れます。どちらの工法にも長所短所がありそうです。垂木に切り欠きを入れるトラス組みの場合は切り欠き部分の位置と寸法、角度において高い精度が要求されます。切り欠きの位置や寸法が5mmずれていると5mmの隙間ができてしまいます。水平方向で調整できますが、上下方向では調整不可能です。在来工法の場合は上下方向では調整可能ですが、水平方向では調整しづらいと思います。

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垂木の取り付け位置は等間隔である必要はないので、羽子板ボルトが干渉する部分は東側にずらしました。

垂木の刻みと取り付け作業の難易度:5段階で5

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3 thoughts on “Wood Carport — Part 37

    1. 幸い、壁も屋根も取り付けていないパーゴラ状態の骨組みだけなので、台風の強風には十分に耐えられる強度があると思います。この辺りは夏の台風よりも冬季に山から吹き降ろす強風の方が恐ろしいです。

  1. 筆者様

     成る程、それは言えますね(笑)。台風は、三重、和歌山辺りが大変そうですね。ガレージも、油断禁物ですので、安全に台風を、やり過ごして下さいね。

    Jim,

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