RICOH R8 Review

page0_blog_entry210_1jpg私にとっては初めてのリコー製品となったR8購入後、約3週間が経過しました。検索キーワードRicoh R8でネットを検索し、他のユーザーがどのような印象をお持ちなのか、どんな風に使っておられるのか、調査しております。カメラの印象以外で気付いた事が一つあります。検索でヒットしたページのオーナーがMacユーザーであることが極めて多いということです。しかし、カメラにこだわる人にMacユーザーが多いという傾向は昔からあり、その意味ではリコーやR8に限ったことではないのかもしれません。

機能ではなく製品のデザイン重視でコンデジを選ぶ人、万人受けする製品ではなく、少数のマニアに受ける製品を好んで買い求める人、そうした人がR8を選び、Macを所有している、写真の管理にはiPhotoを使っている、決して偶然ではないのでしょう。

フルオートで誰でもきれいな写真が撮れる製品ではありますが、カスタマイズが容易にできる点が特徴です。Sceneモード以外にMy Settingが2つと通常の写真撮影モードがあります。どのモードも設定を読み込んで記憶します。ADJボタンの設定もできるようです。あまりにも簡単に設定ができてしまうので、フルオートのつもりでシャッターボタンを押したら、前回の設定値が記憶されていて、失敗するという例もあります。そういう意味では、入門者向けのカメラとは言い難い所があり、誰にでも勧められる製品ではありません。

マクロ機能は素晴らしいけれど、暗い室内での人物のスナップ写真とかは苦手のようです。屋外ではコントラストがはっきりとした独特な写り具合が特徴です。実際の感じよりも明暗が強調される、味があってこれはこれで良いかと思います。所有して持ち歩くことに満足感を覚える製品です。気軽にスナップ写真というより、時間をかけて構図を練ってから、露出補正をして、マニュアルっぽく撮影しようという意欲を起こさせる何か不思議なものがこのカメラにはあります。

Macユーザも多いはずなのに、付属のソフトはすべてWindowsオンリーです。RicohのサイトもMacフレンドリーとは言い難いのが気になります。ファームウェアのアップデートはMacでも可能でしたが…

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