"Hartley-id" Meteor Shower?

10月20日から21日にかけて地球に最接近したハートレイ彗星を母彗星とする「ハートレイ彗星流星群?」が出現するかもしれないという「噂」が聞こえてきました。単なる噂であり、科学的事実に基づくものではないかもしれませんが、「噂」の発信源がNASAであることを知ると、信じてみたくもなります。流星群が存在するかもしれないとする根拠は、10月16日に米国南東部とカナダのオンタリオ州でNASA及びUniversity of Western Ontarioのカメラが捉えた火球の写真二枚。ゆっくりと流れる非常に明るい火球は、複数のカメラに写っているので、三角法で位置を測定することが可能であり、実際に測定してみたら二つの火球の軌道が極めて似ていることが判明したそうです。母天体が同じ可能性があるとのことです。さらに、その二つの火球の軌道はハートレイ彗星の軌道とも似ているとか。これは偶然かもしれないとのことですが、私は「ハートレイ彗星流星群?」を信じてみたいと思います。

「現地時刻の10月16日にアメリカとカナダで撮影された火球」というところを読み、少し気になることがありました。10月17日の夜、ハートレイ彗星を撮影しようとカメラを設定している時に見たあの火球。こちらのポストで書いていますが、ゆっくりと天頂付近から南東方向に流れるのを私は目撃しました。時差を考慮するとだいたい同じ時期になります。しかも、放射点は白鳥座付近になるだろうということですから、天頂付近から降って来るような感じになります。

もし、「ハートレイ彗星流星群?」が存在するのであれば、その極大は11月上旬だそうです。11月2日、3日頃なら、月は三日月で、昇るのも午前3時前とかですから、天候条件が良ければ、母彗星と流星群が同時に見れるかもしれません。

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