緊張した表情のグリッドガール登場。
マレーシアの民族衣装をアレンジしたものでしょうか。グリッド後方のピット側メイングランド上段に戻りました。すぐ前の席はすべて予約席なので、しばらく立ったまま観戦+撮影します。
最後のグランプリだからか、マーシャル達も記念撮影しています。
こんなに近くで決勝のスタートを見るのは初めての体験です。
ピットに戻って来たLewis Hamilton。
同行者は双眼鏡でグリッドの様子を見ていましたが、私は望遠レンズ越しにスタート直前の緊張感を観察。
雨はとっくに止んで路面はドライなのにVerstappenはウェットタイヤ?
フロントローからスタートするKimi Räikkönen、この時点ではパワーユニットに異常はないようですが。
最後尾スタートのVettelは戦略の最終確認でしょうか。
何やら考えながらグリッド最前列へと急ぐVettel。マレーシアでは遅れずに済みましたが、日本グランプリでは国歌斉唱時の整列に遅刻し、戒告処分を受けたそうです。
Red Bullドライバー育成プログラムの責任者、Helmut Marko。
マシンに乗り込むRomain Grosjean。
フォーメーションラップ後にガレージへと戻るチームスタッフ。各チームのガレージはかなり前の方にあります。
年間チャンピオンシップのライバルは遥か後方の最後尾スタートなので、楽勝モード全開のHamilton。
チームメイトのKimi RäikkönenがPUの不調でガレージに戻り、1ラップもしないままリタイヤ。最後尾から追い上げるSebastian Vettelが何台、追い越すのかが見所となりました。
バックストレート側に移動した頃にはすでにMax Verstappenが先頭。ライバル以外とは無駄な争いはしないと心に決めていたであろう、Hamiltonが前日に二十歳になったばかりのVerstappenに先頭を譲ったと思われます。
好調のMcLaren HondaはStoffel Vandoorneが7位、Fernando Alonsoが11位でレースを終えました。
最終ラップはピット側メイングランドスタンドで観戦しようと移動したら、貴重な写真が撮れました。最後尾から4位まで追い上げたVettelがチェッカーフラッグ通過後に8位入賞のLance Strollと接触し、左後輪が車体に乗り上げてマシンを停止。
周回遅れの17位でレースを終えたSauberのPascal Wehrleinのサイドポンツーンに乗せてもらってピットに戻ることに。
反射的にステアリングを取り外して、同じドイツ人ドライバーのWehrleinに預けています。
時計回りのコースで、振り落とされないように内側に乗ったのも反射的な行動でしょうか。
ピットレーンに戻って来たVettelとWehrlein。
その直後に開放されたゲートから表彰台めがけて走る観戦客。
最後のマレーシアGPレース結果
- Max Verstappen
- Lewis Hamilton
- Daniel Ricciardo
レース終了後、駐車場に戻り、Cヒルスタンドで観戦していたM君と合流。
二つでRM5.00の投売り状態のポップコーンをお土産にM君の車に搭乗し、セパンインターナショナルサーキットを後にしました。サーキット会場周辺道路は大渋滞しましたが、iPhoneのカーナビに従いながらプトラジャヤまで下道を行くと高速道路の渋滞を回避することができました。
最後の夕食もパビリオン内のDin Tai Fungで。F1初観戦を経験したM君は来年はシンガポールに行ってみようかと言ってました。
Malaysian GP 2017 F1NALE — Mondayへと続く。
Malaysian GP 2017 F1NALE — Sunday Drivers’ Paradeに戻る。
自動車のレースは今後どうなっていくのでしょうね。一般は今後どれほどEVになるのか、我が家の車は来年春で5年経つので、次機種にいつの時点で代えるか、迷いに迷っています。
F1マシンもハイブリッド化が進んでいますが、完全に電気自動車になればそれはFormula Eになるわけで、我々の世代では今後も化石燃料を使うのではないかと私は思います。私は修理やメンテナンスに要する費用が買い換える費用と比べて大差ないと判断した時、乗り換えを考えるようにしています。
こんなに近い位置のF1、凄く美しいですね。
写真を撮るならマレーシア、と言ったところでしょうか。
カメラマンに優しいサーキットであることは間違いないと思います。鈴鹿で言えば高価なカメラマンエリアのチケットが無料で手に入るような感じです。トラックからの距離は公道サーキットのシンガポールの方がずっと近いですが、金網があるし、光量不足なので、それなりに高価な機材が必要になり、撮影難易度が高くなります。マレーシアの場合は金網が危険なほどに低い位置にあります。今年で最後になるのは悔やまれるところです。