Restoring A Large Deck — Part 5

見積書には記載していない作業となるので、私は消極的でしたが、お隣さんの提案で、吊り下げ式引き戸の滑り具合を調整することにしました。床の中央部分が迫り上がっていることが原因で、引き戸のレールに擦れた痕がありました。引き戸は吊り下げ式なので、本来はレールの底に接触してはならないはず。

床下の根太を削るのは困難なので、レールに接する床材を一枚、撤去して新たな床材を製作してその高さを調整することにしました。二本のレールの間に細い角材が根太の上に取り付けてありました。その角材も撤去し、新たに高さが低い角材をテーブルソーで製材して取り付けました。



結果はご覧の通り。片手で操作可能となりました。見積書に記載しなかった、建具を調整する難易度が高い作業となりましたが、別荘オーナーは喜ばれることでしょう。

最も北側の根太も新調しました。

南側の斜めになった部分の根太の一部も交換することにしました。

この辺りは内内450ミリの等間隔。

左手に持ち替えたDEWALT製18Vのインパクトドライバーが活躍しています。

腐朽したドア枠の下の方を切除して新材で補強。

現場は二軒隣の別荘なので、工具類は置いたまま。





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Restoring A Large Deck — Part 4

最も北側の根太は取り外すと大引きが倒れる恐れがあるので、そのままにしておき、二本目から根太を順次取り付けます。

2x4サイズの根太の間隔は内内で450ミリ、外外で526ミリとします。大抵の木材は反っているので、自作のクランプと長さ450ミリの治具を使って隙間なく平行に大引きに固定します。65ミリのビスは根太の両側から一本ずつ斜め打ち。斜めの下穴を空けていると消耗品のビットが折れるのは仕方ない。

樹木がある位置から東側は内内450ミリで等間隔とし、西側の母屋側は既設の根太と干渉しないように間隔を調整しました。

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Restoring A Large Deck — Part 3

外側から二本目の大引きを撤去し、新材に入れ換えます。入手困難な89x140x4,000ミリ材の代わりとして89x89x4,000ミリの防虫防腐木材(米栂)に、束柱の位置で高さ61ミリの下駄を履かせ、10ミリの切り欠きを入れる方法を考案しました。許容誤差は1ミリほど。

追い入れ鑿で切り欠き部分を調整中のお隣さんは、二本の89ミリ角材を上下に合わせる方法を提案されましたが、その案は却下。強度的に問題がない上記の方法なら不要な材を追加で調達する必要はない。

束柱の部分に下駄を履かせた長さ4,000ミリの防虫防腐木材を束柱の上に渡しました。北から3本目の束柱は腐朽していたので、新材と交換しました。従って、下駄は不要。二方向の水平と垂直を隙間なく同時に達成するには高度な技術が必要。経験の浅い人が大引き工法に手を出すと痛い目に遭いますが、より少ない材料で大きな強度が得られるというメリットもあります。

南側は南北に渡した大引きの下に斜めに渡した別の大引きがある、ちょっと変わった構造になっています。89ミリ角の新材と斜めの大引きの間には短い束柱を取り付けました。

この斜めの大引きはデッキの南側を曲線にするために取り付けてあることが後でわかりました。

撤去した大引きの腐朽していない部分を南側に補強材として再利用。

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Restoring A Large Deck — Part 2

今日は腐朽した既設の根太を解体します。左の最も北側の一本は残して、北から順に解体して撤去。

画像に写っている三本の大引きのうち、腐朽した中央の一本をどのようにして解体撤去するか検討中。89x140x4,000ミリの交換する材は、ホームセンターでは入手困難。製材所で特注すると高くなりそうだし。

屋外へと伸びる根太は比較的新しい材と古い材が交互になっている。いずれの材も耐水性がないSPF 2x4材だと思いますが、比較的新しい材は建物本体の床を支える根太を補強するために後から差し込んだように見えます。古い根太は屋外のウッドデッキへと伸びており、腐朽した部分を今回切断しました。

後から床下に差し込んだためか、吊り下げ式引き戸のレールが中央部分で迫り上がっているように見える。引き戸の滑りが悪いのはこのためだろうか?

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Restoring A Large Deck — Part 1

とある別荘宅にあるウッドデッキ改修工事を請け負いました。この建物に特徴的な高床式のウッドデッキの東側はこれまでに部分的に改修、再塗装が施されているようですが、今回は床板と根太の大部分を撤去し、大引きと束柱の一部も交換する大掛かりな改修工事になりそうです。

材料費を節約するためにデッキの面積を縮小することを提案しましたが、却下されました。樹木が貫通する部分は四角に変更ではなく、既設のように円形にくり抜いて欲しいとのことです。先日、購入したオービタルジグソーが役立ちそう。

吊り下げ式引き戸東側の床材をすべて撤去しました。

90x140ミリの大引きの一本が長さの半分ぐらいが腐朽しており、交換する必要があります。過去に木口を修復しようとした形跡があります。恐らく、大引きを交換するとなると、大掛かりな工事になり、費用も高騰するので、見える部分のみを隠すようにして部分的に修復したと思われます。

南側の木口も浸水して大きな穴が空いています。

南側引き戸と東側引き戸のドア枠が取り付けられた太い柱が束石に接する下の方が腐朽していますが、どうやら通し柱のようなので、この太い柱は交換不可。腐朽した部分を補強することになりそうです。

北側の階段を受けるLedger Board(平らな横木)も腐朽しています。根太の外側に板を重ねるような施工をした結果、水捌けが悪くなり隙間に水が溜まって腐朽したと思われます。

根太は全面的に交換する必要がありそうです。特に南側の腐朽が激しい。この部分はすぐ近くにある大木の影になって、日当たりが悪いことが原因であると思われます。

北側階段は再利用できそうですが、一旦、撤去する必要があります。

お隣さんと材料の買い出しに出かけました。これで必要な材料の6割ぐらいでしょうか。根太と床板に使用する材は防腐桧。

Restoring A Large Deck — Part 2へと続く。

Fixing Another Gutter

1月末の大雪の被害に遭った北西側の軒樋を修復しました。この短い軒樋の斜め下には小屋があって、軒樋から溢れた雨水は小屋の屋根上に落ちていたので、まあこのままで良いかと思い、2ヶ月近く放置していました。

小屋の屋根上に座り、ガルバリウム鋼板製の軒樋を一旦、取り外してから曲がった金具を修正しました。この金具、よく見ると30ºの屋根勾配用と書いてありました。実際には屋根の勾配はおよそ40ºなので、屋根を葺き替えた時に金具を曲げて取り付けていたのかもしれません。屋根葺き替え時に鼻隠しの取り付け角度を屋根面に対して直角に変更したために、軒樋を支える金具の取り付け角度が屋根勾配に合わさなければならなくなり、金具の選択肢が少なくなったことがそもそもの原因ではないかと思います。

母家南側の軒樋

このガルバリウム製軒樋は積雪に弱い印象があるので、いずれは樹脂製の軒樋に交換しようと考えています。その際に鼻隠しの取り付け角度を垂直に戻した方が良いだろう。

Fixing The Chimney Pipes — Part 10

西側のブラケットをガルバリウム鋼板にビス留めし、コーキング材を施しました。手を伸ばしてやっとインパクトドライバーが届く程度でした。午前中の作業はここまで。

午後にお隣さんに手伝ってもらいながら、長い方の二連梯子を地上から伸ばして屋根上に載せて、何とか東側のブラケットに手が届きました。支柱はほぼ水平になるように煙突パイプに取り付けたバンドに固定しました。煙突パイプの高さは屋根上でおよそ1.5メートル。

薪ストーブ本体から屋根上のレインキャップまではおよそ4.65メートル。最低でも15'は必要なので辛うじてクリアしています。

DIYでの煙突設置を支援する、山のえんとつ屋さんとの出会いがあり、適正価格で煙突部材を入手し、問題なく破損した煙突パイプを新調することができました。

画像を山のえんとつ屋さんに送ったら、「これ以上のアドバイスはない」との最大限の褒め言葉をいただきました。

振れ防止ブラケットを取り付けたことにより、以前と比べたら大幅に安定性が向上しました。新設した雪割が機能するかどうかは来季までわかりません。積雪の前に2階の屋根に雪止を取り付ける予定です。

急勾配の屋根を貫通する煙突パイプをほぼ自力で交換できたのは、簡易的ではありますが、常設の足場兼庇を製作しておいたおかげだと思います。

煙突の東側に梯子を載せることを想定していなかったため、東側の振れ防止ブラケットを固定するのに地上から長い二連梯子を屋根上に伸ばす必要がありました。近い将来に再度、煙突パイプを交換する必要性はないだろうとは思いますが、念のために東側に足場兼庇を50センチほど、延長しておこうと計画しています。

延長時に役立ちそうな図面を再掲しておきます。

煙突パイプ修復作業の難易度:5段階で3(危険度は5)

Extending The Scaffolding — Part 1へと続く。
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Fixing The Chimney Pipes — Part 1に戻る。

Fixing The Chimney Pipes — Part 9



こちらの方の動画を参考にしたら、振れ防止ブラケットは自作できそうですが、山のえんとつ屋さんで購入済みのブラケットを予定通りに屋根上に取り付けます。屋根上に固定する金具はシンプソン製のものを使おうかとふと思いましたが。

支柱はどうやって曲げるのかについても動画が参考になりました。バイスが必須のように思います。2本の支柱をおよそ30º曲げました。左右におよそ60º開くことになります。

屋根上に仮置きしました。西側(右側)は足場兼庇の上に載せた二連梯子を登れば、ブラケットにぎりぎり届きますが、東側(左側)は足場兼庇がないので、長い方の二連梯子を地上から伸ばす必要があります。それでも届くかどうかわからないので、伸縮式の支柱は短めにしてあります。

Fixing The Chimney Pipes — Part 10へと続く。
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Fixing The Chimney Pipes — Part 8

ホームセンタームサシ京都八幡店で振れ防止ブラケットを固定するステンレス製六角ボルトを入手。

駐車場でボルトのサイズに問題がないことを確認中。

自宅ガレージに戻って、ブラケットに板金ビス用の穴を貫通させます。

元々あった穴は大き過ぎるので板金ビスのサイズに適合する小さな穴を一枚に付き合計4個、貫通させました。

こんな感じでボルトを締めて、屋根上でビス留めする予定です。実際に屋根上で取り付ける前に安全な地上で十分に予行演習しておくことが重要です。

Fixing The Chimney Pipes — Part 9へと続く。
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Fixing The Chimney Pipes — Part 7

予定を変更して先に雪割を製作し、屋根上に取り付けることにしました。使用する材は厚みがある無垢材の板。これだけ厚みがあると、木口にビス留めできます。屋根勾配40ºの角度を念頭に三角形に切断し、屋根上に設置した際に背の部分が水平になるようにしました。

3x6サイズのガルバリウム鋼板を板金鋏で切断して三角形の板二枚にビス留めします。

使用するビスは42mmの板金ビス。フラッシングを屋根上に固定する際に使ったものと同じ黒いビス。

ガルバリウム鋼板を折り曲げる際に使用した幅45ミリのツカミ箸。

雪割は背の部分が水平になるように製作しましたが、雪国育ちのお隣さんの助言に従い、上方から滑り落ちる雪の塊が確実に割れるよう、屋根表面に対して背の部分がほぼ直角になるように向きを変更して取り付けました。

屋根上にビス留めした後、コーキング材を施しました。屋根上の梯子は煙突の右側にしか載せれないので、インパクトドライバーを用いたビス打ち作業は左手で。



雪割製作と設置作業の難易度:5段階で4(危険度は5)

Fixing The Chimney Pipes — Part 8へと続く。
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Fixing The Chimney Pipes — Part 6

フラッシングとストームカラーにコーキング材を施します。

山のえんとつ屋さんに言われた通り、コーキング材は縦方向に塗布。上の方のみ、横方向にコーキング材を打って、屋根材の下に少し潜らせて、雨漏り対策。

フラッシングはコーキング材を塗布後にさらにビス留めしました。ストームカラーも同様にコーキング材を打って、10ミリのナットで締めました。

次回は振れ止めブラケットを取り付けて、煙突パイプを50センチ、追加する予定です。

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Fixing The Chimney Pipes — Part 5

フラッシングにコーキングを施して屋根に固定する前に、一時的に取り付けてある50センチの断熱二重煙突を1メートルのものに交換します。

レインキャップも取り外して。

屋根を貫通する断熱二重煙突パイプの先端はこの辺り。

手前の1メートルの煙突パイプに交換します。

フラッシングの固定は後日になりますが、先に変性シリコンコーキング材と専用のビスを買いに伊藤嘉へ。コーキング材はブラックを選択。

親切な店員さんに相談しながら板金ビスや板金を折り曲げる職人用の専用工具も入手しました。

帰宅後、煙突交換作業の続き。1メートルの直管でも破損したものと比べると、重量が半分程度なので、楽に持ち上げることができます。

足場兼庇があるのとないのとではえらい違いがある。

屋根を貫通する断熱二重煙突パイプとはロッキングバンドを使わずにビス3本で固定しました。こういう時、左右両手が使えると安全且つ便利。

垂直を確認するまでもなく、ルーフサポートで垂直が出ているので真っ直ぐです。

フラッシングを仮り置き。

上の方は横葺の屋根材の下に潜らせて雨漏り対策とします。不要な分を板金鋏で切断。

屋根上に載せた梯子を少し右にずらせてからフラッシングを屋根上に置きます。

ストームカラーの次にレインキャップを被せて、作業終了。

コーキングは後日。煙突パイプの全長は現在、薪ストーブ本体からレインキャップ先端までおよそ4.5メートル。薪ストーブのマニュアルによると最長33'、最短15'なので最低限の長さはクリアしていることになります。

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