Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 19

改めてよく見ると、この座卓は板敷の床ではなく畳の上で使うものではないかと思います。天板までの高さが低いので、正座して書物を読んだり筆で文字を書くことが主な用途であるように思います。

座卓天板を座板として再加工した板に3本の丸棒を通す穴を貫通させます。

これまでは直径が30.5〜31.0ミリのメンピサン丸棒を27ミリの穴に通していましたが、先日、直径が30ミリのドリルビットを入手したので、ガイド用の穴も30ミリのものに変更し、座板には30ミリの穴を貫通させます。前脚はニ方向に傾斜を付けた穴となります。

ドリルビットが切削できずに穴を開けようとしている材が焦げて煙が出て、電動ドリルのモーターが熱くなる原因がわかったかもしれません。花が咲かないように、表と裏のニ方向から穴を開けようとしていたことが原因だと思われます。

木工用ドリルビットの先端にある誘導ネジ(先ネジ)が、穴空け対象とする材を貫通した時点で、材を裏返して逆側から穴を開けようとしていたのが原因だと考えています。すでに小さな穴が空いていると、ビットの先端が誘導ネジとして機能せずに、彫り進めることができなくなって、ビットが空転して摩擦熱が発生し、そんな状態を続けると、モーターに負担がかかるだけで穴は彫り進めることができなくなる。

今回は裏側に薄いベニヤ板を接着剤で固定し、裏返すことなく一方向からのみ切削する方法を採用しました。

ドリルビット先端にある誘導ネジが機能し、一気に穴を貫通させることができました。

こちらは表側。裏返して別の治具に交換する必要がなかったので、意図した通りの角度で綺麗な穴が開きました。

こちらは焼け跡がある裏側。当て木として使った薄いベニヤ板のおかげで、花が咲く(バリが出る)のを防ぐことができました。

丸棒は貫通部分のみ、0.5〜1.0ミリほど細くしました。

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Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 18

先日、安曇川藤樹の里道の駅で開催された蚤の市で入手した年代物の座卓を解体しました。脚部に珍しい枘組みが施されていました。楔が端っこの方に途中まで打ち込まれた状態です。何のために楔の余分を切らずに残しているのか?

天板表側をグラインダーで削っていると、落書きのような彫り物があることに気付きました。船に乗ったちょんまげの人が釣りをしているように見えます。背景に富士山のような山も描かれている。土地柄から憶測すると、この座卓は中江藤樹に所縁がある寺小屋で門下生が右手で彫った絵ではないだろうか?今度、蚤の市主催者にこの座卓に関する詳細を聞いてみよう。入手先は古物業者市場「びわこ市場」だと思われます。

木工師匠に送信した画像を見てもらったところ、次のような返信をいただきました。「天板の落書き?は中国の南画、宋画によくある山小舎(屋根は欠けているような)と老子のような姿に私は見えますが…左下は田んぼか湖の借景の様なーよくはわかりませんね。」

さらに座卓に関しては、「勝手な思い込みですが、ひょっとして朝鮮家具かもしれません。とすれば絵は漢画かもです。」

私の推測では座卓が製作されたのは明治とか江戸時代まで遡るのではないかと思います。蚤の市主催者は天板の材はラワン、若しくはイチョウではないかと言われていましたが、ラワンが日本に輸入され始める大正時代よりも前ではないかと私は考えています。

半月状の座面を丸鋸とジグソーで切断した時に、微かな甘い香りがしました。樹種がわかっているもので、同じ香りがする木といえば、ヤマザクラです。

天板の表側に焦げ跡のような部分があります。表面をグラインダーで少し削ったぐらいでは消えないので、焦げ跡がある側を座面の裏側にしよう。

二枚目をジグソーで切り出しました。この辺りには割れがあります。

割れがある側を裏側にしよう。

割れはそんなに深くはなく、表側には達していません。割れはパテを埋めれば何とかなるでしょう。

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Round Bar Jig — Part 1

半月状スツール用の丸棒はカインズで買い求めるのが慣例となりつつありますが、樹種とサイズ(特に直径)が限定されます。お手本製作者に通販で安く売っている製作所を紹介してもらいましたが、初めて発注するにはちょっと敷居が高い。古いサイトと新しいサイトが混在していてわかりにくいし、銀行振込か佐川急便の代引きで現金支払いのみ対応という制限もあるし。

https://youtu.be/AzabsS1oNxQ?si=p5RdEzlSoRji-SzT

そこでYouTubeに流れてきた動画がこれ。このような治具を製作すれば、トリマーと電動ドリルを用意すれば多種多様な樹種及び寸法の丸棒が自作できそうです。

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Making A Three-Legged Round Stool — Part 9

7月に製作した座面が丸い3本脚のスツールは脚の傾斜が90+6ºであり、安定性に問題があったので、半月状の座面向けに製作した治具を使い、傾斜角度90+10ºで作り直すことにしました。

直径25ミリの座面を貫通した丸棒を切断し、新たに直径27ミリの穴を座面に90+10ºの角度で貫通させました。

脚として使用するのは直径30ミリのメンピサン丸棒。半月状スツールを三脚製作して、中途半端に余ったメンピサン丸棒の端材を使います。

斜めの穴に貫通する部分は1.8 x 2ミリほど、6.0ミリのストレートビットを装着したトリマーテーブルで削り落としました。

楔を打ち込んだ際に割れを防ぐ目的の穴を貫通させてから、鋸で縦挽き。

脚は一方向に90+10ºの傾斜なので、3本脚が開いた状態になり、座った時に安定するはず。

タガヤサンの楔を打ち込み、接着固定中。

接地部分をカットした後、全体にサンディングして、荏ノ油を塗布して修正作業を終えました。修正前のスツールは座面高が420ミリであったのに対し、修正後スツールの座面高は385ミリと、35ミリ分低くしました。

Apple iPhone 18 Pro ISO 40, 25 mm, f2.2, 1/136 s

iPhone 18 Proでマクロ撮影。絞りオートでシャッタースピード1/136sですが、全然ブレていない。

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Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 17

お手本を参考に製作した3脚目の半月状三本脚スツールが完成しました。全体を#240のペーパーでサンディングした後、製造年を座面裏に水性インクで記してから荏ノ油を塗布しました。(オイルフィニッシュの場合、刻印が油性インクだと滲む可能性があります。)

見る角度によって色が薄く見えたり濃く見えたりします。ミズメはセンと比べると少し赤味がかかっていて、荏ノ油を塗布すると、色が濃く見えます。

左の前面に向かって、座面に僅かな傾斜がある、失敗を成功に変えたスツールの完成です。

木工師匠が11月11日(木)〜11月15日(日)にかけて、京都市勧業館 みやこめっせ西側2階美術工芸ギャラリーAで開催される「一木一優 木工芸・漆展」に出展されます。師匠が製作中の木製トレーの上に載せる小物として、箸を検討されています。木工師匠監修の下、製作したということで、箸を何膳か私が提供することになりました。

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Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 16

前脚、特に右側は隙間にパテを埋めて、穴開け作業工程の失敗を隠そうとしましたが、埋めたパテがよろしくないのか、傷痕が目立ちます。そこで思い付いたのは、座面を貫通した部分(幅30ミリぐらい)を8ミリほど掘り下げて、埋め木をするという案。埋め木として使えるように加工したウェンジの角材持参で木工師匠宅へ相談に行きました。

木工師匠はミズメの木目が綺麗なので、埋め木はお勧めできないと言われました。傷の深さはどのくらいなのかと尋ねられたので、2ミリほどだと応えると、代案として、座面全体を2ミリほど削る方法を提案されました。後ろ脚の方に向かって、削る深さを徐々に浅くする方法もあると...

師匠のアドバイス通りに傷を埋めた前脚部分を1.8ミリほど、12.7ミリのストレートビットを装着したトリマーで削ると、傷が消えました。徐々に掘り下げる深さを浅くしながら座面の半分ぐらいまでなだらかな傾斜をつけながら削りました。

横から見ても分かりにくいですが、前面に向かって緩やかな傾斜を付けました。表側のみ、荏ノ油を塗布して、結果を報告にまた師匠宅へ。傷をほぼ完全に隠した座面を見て、師匠曰く、「これ本当にさっきのやつですか?別のものを作っておいたん?」最高の褒め言葉をいただきました。前脚に向かって微妙な傾斜があるのはデザイン的にも実用面でも良いとも。失敗を成功に変えることができ、大いに満足!

穴開け作業時に傷が付いたそもそもの原因は、ドリルビットの刃先が丸くなって全く切れない状態であることなので、ドリルビットの刃を研ぐ必要があります。

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Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 15

斜めの穴を貫通する、30ミリ丸棒の先端部分を3ミリほど、自作のトリマーテーブルで削って、貫通部分のみ直径が27ミリになるようにして、仮り組みしました。今回はキチキチではなく、ゆとりがあります。

丸棒の抜き差しをする際はバイスを使用。楔を打ち込む部分は鋸を使い、縦挽きします。割れが発生しないよう、丸棒に穴を開けています。

今回は楔にウェンジの端材を使用。

左右前脚の表側に目立つ傷があります。

接着剤を塗布した楔を打ち込んで、固定中。

歯振がない鋸で余分を切断した後、隙間にパテを埋めました。

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Apple Music and CarPlay

mineo

iPhone 18 Proのデータ用のeSIMとしてmineoのdocomo回線を契約して以来、mineoスイッチで節約ONにして通信速度最大3Mbpsに制限しています。残容量が契約時の2,967MBのまま、減りません。

以前はパケットの消費を考えて、Apple MusicをWi-Fi限定にし、iPhoneにダウンロードした曲のみを聴いていました。iOS Settings > Apps > Music でCellular Data をオンにしたら、Display Audioの画面がiOS / iPadOS と同様になり、使い勝手が格段に向上しました。



Three-Legged Semicircular Stool Made of Solid Wood — Part 14

今回は三重県大台町にある武田製材が運営する木の図書館を初訪問した記念として入手したミズメ(カバノキ科カバノキ属 気乾比重0.65)の一枚板を座面として使用します。樹皮が桜と似ているので、ミズメザクラとも呼ばれるそうですが、桜特有の甘い香りはありません。厚みが31ミリぐらいで表面加工済みなので、半円状に切削する工程から始めます。

今回も6.0ミリのストレートビットを装着したトリマーを使い、少しずつ切削しました。

ジグソーよりも綺麗な半円状に切削できますが、板の厚みである31ミリ以上、ベースプレートからビットが出るようにビットを装着する必要があります。前回はコレットナットが切削対象面に当たって板に傷をつける失敗をしました。

ミズメは弾力性がある堅木なので、一度に2ミリずつぐらいの切削作業となりました。15回ぐらいに分けて切削したことになります。ストレートガイドを使い、半円の中心に釘を打ったので、釘痕が残りますが、裏側なので気にしない。

二方向に斜めの前脚二本を通す穴を貫通させるには自作の治具が必須です。後脚は一方向に斜め90+10ºですが、この穴を貫通させる際も同じ治具を使用。穴は表側から貫通させますが、表面に傷が付かないよう、今回は薄いベニヤ板を穴の中心に両面テープで貼りました。

27ミリのドリルで後脚の穴を貫通させようとしていた時、Makitaの電動ドリルが故障したようです。27ミリドリルビットの切れ味がよろしくないためか、一向に掘り進めなくなりました。発熱したモーターが焼き付いたようです。

この状態でドリルビットが抜けなくなったので、ビットをドリルから外して、モンキーレンチで回転させながらなんとかビットを抜くことができました。しかしながら、その際に座面表側に傷が付くという失敗をすることになりました。

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MagSafe iPhone Holder Made of Solid Wood

分解してパーツだけ使うスマホホルダーは使い勝手も見た目もよろしくないので、木製の柄を製作することにしました。材料は手元にあったヤマザクラの端材。トリマーを使って、2ミリほど掘り下げました。

ボールジョイントの部分はさらに2ミリほど掘り下げました。

これでピッタリと収まります。同じ端材から切り出した、薄めの板にボールジョイントの部分が入る穴を貫通させて、貼り合わせます。

木工接着剤を塗布して1時間ほど固定。

サンディングと面取りをした後に荏ノ油を全体に塗装。

亜麻仁油と比べて、荏ノ油の方が濃い色になりました。

見た目はだいぶ、マシになりました。ボールジョイントがこの状態でも機能するので、360º回転します。

まだ動画撮影に使ってないので、使い勝手はわかりません。必要であれば改良します。

改造したのはこの車載用スマホホルダー。

Aburajin 長浜油甚

第40回長浜芸術版楽市楽座、"Art in Nagahama"を初訪問しました。8月の平安楽市で出会ったプレーンプレートの斉藤氏(半月状のスツール製作者)が勧めていたイベントです。斉藤氏以外の出展者に興味をそそられることがなかったのですが、会場内で油を販売する老舗、油甚を見つけて入店しました。

京都の山中油では建築用の油を販売されていますが、こちらの油甚では食用油が大半を占めているようです。店主らしき人に塗料として使える油がないか尋ねると、量り売りならあるというので、少し試しに買ってみることにしました。

荏ノ油が一合550円だそうで、一合がどのくらいの量なのかわからずに二合、買うことにしました。店主に尋ねると、一合は180㎖だそうで二合は360㎖。ちょうど二合分が入る容器に荏ノ油を入れてもらいました。

山中油で買えば、荏油は300㎖瓶で3,190円なので、油甚の価格は山中油と比べて1/3以上も安いことになります。自宅からなら京都の山中油の方がずっと近いけれど、この価格差を考えると、荏ノ油を買う目的だけで長浜に行く価値はありそうです。今度、行ったらラー油と胡麻油も欲しいかな。

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