
改めてよく見ると、この座卓は板敷の床ではなく畳の上で使うものではないかと思います。天板までの高さが低いので、正座して書物を読んだり筆で文字を書くことが主な用途であるように思います。

座卓天板を座板として再加工した板に3本の丸棒を通す穴を貫通させます。

これまでは直径が30.5〜31.0ミリのメンピサン丸棒を27ミリの穴に通していましたが、先日、直径が30ミリのドリルビットを入手したので、ガイド用の穴も30ミリのものに変更し、座板には30ミリの穴を貫通させます。前脚はニ方向に傾斜を付けた穴となります。

ドリルビットが切削できずに穴を開けようとしている材が焦げて煙が出て、電動ドリルのモーターが熱くなる原因がわかったかもしれません。花が咲かないように、表と裏のニ方向から穴を開けようとしていたことが原因だと思われます。

木工用ドリルビットの先端にある誘導ネジ(先ネジ)が、穴空け対象とする材を貫通した時点で、材を裏返して逆側から穴を開けようとしていたのが原因だと考えています。すでに小さな穴が空いていると、ビットの先端が誘導ネジとして機能せずに、彫り進めることができなくなって、ビットが空転して摩擦熱が発生し、そんな状態を続けると、モーターに負担がかかるだけで穴は彫り進めることができなくなる。
今回は裏側に薄いベニヤ板を接着剤で固定し、裏返すことなく一方向からのみ切削する方法を採用しました。

ドリルビット先端にある誘導ネジが機能し、一気に穴を貫通させることができました。

こちらは表側。裏返して別の治具に交換する必要がなかったので、意図した通りの角度で綺麗な穴が開きました。

こちらは焼け跡がある裏側。当て木として使った薄いベニヤ板のおかげで、花が咲く(バリが出る)のを防ぐことができました。

丸棒は貫通部分のみ、0.5〜1.0ミリほど細くしました。
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