Rebuilding Backyard Deck — Part 11

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階段を取り付けるハンガーボードを支えるための柱を二本、既設のデッキに取り付けました。羽子板付き束石(高さ240mm)を柱取り付け位置に置き、柱を立ててコーススレッドで固定すれば良いだけの作業ですが、この作業に半日を要しました。下げ振りを使って、柱取り付け位置の真下に束石を置きました。同時に束石の水平も確認しなければならず、さらに取り付ける柱の高さも考慮しなければなりません。

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新設する4x4の柱は、撤去した南側ウッドデッキの2x6材根太掛け(Ledger Board)と東側デッキの2x6材根太が二枚合わせになっている部分の真下に設置するのですが、二枚の2x6材の取り付け位置がずれていたので、4x4の柱を取り付ける前に2x6材根太を5mmほど削って、二枚の板の底面を整える必要がありました。この場所は雨水が多くかかるので加圧注入材の根太が弱っていました。この場所は雨樋に集められた水が跳ね返る場所でもあるので、束石は平板形のものではなく、高さがあるタイプのものを選びました。新設する柱は階段用のハンガーボードを支える機能に加えて、東側デッキの根太を支える機能も持たせます。

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一本目の柱を取り付けるのに3時間ほど要しましたが、二本目は作業に慣れたためか、その3分の1の時間で取り付けることができました。水平に置いた束石のほぼ中央に柱を垂直に据えて、二枚合わせの根太受けと根太の真下にミリ単位の精度で後付けするのは、不可能かと一瞬、思いましたが妥協することなく、何とか二本の柱をほぼ垂直且つ隙間なく据えることができました。

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これで階段のハンガーボードを柱に取り付けることができます。自宅に戻り、図面を確認していると、図面通りではない部分が一つ見つかりました。二本の柱の間隔が38mm x 2枚分、74mmも狭くなっている。それぞれの柱はミリ単位の精度で取り付けることができたのに、その間隔が74mmもずれているとは...

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すぐに思いついた解決策は、図面を引き直すこと。階段のストリンガーは柱に直接、取り付けるのではなく、ハンガーボードに取り付けるので、階段踏み板の幅を変更する必要はありません。これまで通り、踏み板の幅は800mmで製作します。

作業の難易度:5段階で4

Part 12へと続く。
Part 10に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 10

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ご近所さんのDIY代行プロジェクトですが、腐朽した裏庭の広大なウッドデッキを解体、撤去して新しいデッキを製作し直すという内容のプロジェクトから、デッキ撤去後の裏庭スペースに居住可能な部屋を母屋に接するようにして製作するという内容に変更になりました。当初のプラン1では新設するデッキから庭に下りるための階段が一つだけ必要でしたが、変更後のプラン2(改)では階段が二箇所に必要になります。

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先ずは東側既設のアイアンウッド製デッキから裏庭に下りるための階段を製作することになりました。床面の高さはハンガーボードから1245mm離れた位置で1070mm。自宅のポーチに接する二つの階段と同様、5段の階段になりそうです。階段の製作で最も重要であり、時間をかけるべき作業は、精確な図面を引くことだと思います。測量や図面に間違いがあると、階段が真っ直ぐにならないし、傾斜が不適切になります。今回、製作する階段の取り付け位置は、元々、ウッドデッキがあった所であり、階段を取り付けることを意図した設計にはなっていません。そのため、東側既設デッキの大引きが突き出ていたり、階段を固定するハンガーボードが不在であったりします。突き出た大引きを切断して、ハンガーボードを取り付けるために柱が少なくとも二本、必要になります。

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安全な階段の図面を引く際は、傾斜角度、ラン(踏み板の幅)とライズ(蹴込み板の高さ)、ストリンガー(側板)に使用する板の幅など基本的な数値を決めなければなりません。階段の図面をもとに、木取り図を作成し、必要な材料を調達して実際に木材を切断する訳ですが、木取り図の作成も容易ではありません。今回、図面を引く際に大いに参考になったサイトがあります。オーストラリア英語が使われているので、オーストラリアのサイトだと思うのですが、このサイトで製作する階段の基本的な数値(接地面からの高さやストリンガーの幅、踏み板の厚み、踏み板の突き出た部分の長さなど)を入力すれば自動的に製図してくれます。

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木取り図まで作成してくれるので、製図しなくてもよいほど。数値の単位としてmmが選べることもこの上なく便利です。このサイトでは階段の製図以外にデッキやガゼボ、ギャンプレル屋根、切妻屋根の勾配、壁のフレーミングの製図など、多種多様な図面を無料で作成することができます。スマートフォンやタブレットにも対応しているので、現場で図面を参照することも可能です。

製図作業の難易度:5段階で4

Part 11へと続く。
Part 9に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 9

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解体、製作中のウッドデッキの図面(Plan 1)がほぼ完成しました。当初は図面なしで改修できるかと考えていましたが、解体し始めると結局、全撤去して根太と束石だけ再利用しながら大きさと形状を変更して、一から組み立てることになり、図面が必須となりました。

施主様の希望を最優先するには必要となる資材の発注と製作開始前に図面を見てもらって、より具体的にイメージできるようにしなければなりません。本来はSketchUpなど、3DのCADを使って製図すれば、完成後のウッドデッキを立体的にイメージすることができますが、使い慣れたアプリケーションが手元にないので、作成した図面は平面図になりました。

図面の作成にはApple純正スプレッドシート、Numbersを使用しました。Numbersを使って本格的な図面を引くのは初めてでしたが、表計算では使い慣れているので、製図にもすぐに慣れました。物差しの単位がポイント、インチ、センチメートルからしか選べない(ミリメートルが選択できない)ことや、ミリ単位でオブジェクトの配置やグリッドへの吸着ができたりできなかったりする、あるいは物差しを自由に移動できないなど、CADとして使い辛い部分もありました。ミリ単位でのオブジェクトの配置に関しては、座標軸に数値を直接、打ち込む必要がありました。

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Numbersで製図する最大のメリットは、仕上がったファイルをiCloud Driveを介して共有できることです。家庭用プリンターでは印刷できない大きなファイル(縮小すれば数字が読めない)をOSプラットフォームに依存することなく、修正と改良を重ねた最新ファイルをブラウザーで閲覧することができます。施主様だけではなく、製作する人も現場で図面を見ながら作業ができます。iPhoneの小さな画面でも拡大すれば数字はくっきりと読み取れます。すべてのオブジェクトを一時的にロックしておけば、タップやピンチアウトの操作時にオブジェクトがずれることもありません。

ウッドデッキの製作工法に関しては、日本では束柱を二枚の根太で挟むサンドイッチ工法がより一般的に採用されるようです。モノマニアックな私としては、根太の枚数と束石と束柱の数が比例して、強度上、必要以上に束石が増えるサンドイッチ工法は避けたいと考えました。デッキ床面までの高さが低い(例えば、50〜60cmほど)場合は、屈まない限り、足元は良く見えないので、どんな外観でも強度面で問題がなく、製作が容易であればそれで良いということになりますが。

今回、改修するウッドデッキは母屋のログハウス土台の高さに合わせてあり、デッキ床面の高さが場所によっては1メートルを超える高床式になっています。足元が丸見えであり、必要以上に束柱と束石が多くなりがちなサンドイッチ工法を採用すると、資材に要する費用が増えるだけでなく、見栄えに関しても、たとえそれが裏庭に製作するデッキであったとしても、許容できないということになります。

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解体中のデッキは、必要最低限で一列に配した束石と束柱の上に4x8の長い大引きを載せ、その上に比較的短い間隔で配した2x6の根太を直角に固定する「大引き工法」が採用されています。この工法は見栄えは良いけれども、重くて大きな大引きを水平に束柱の上に載せるのが極めて困難であるという製作上の大きなデメリットを抱えています。慎重に製作しても束柱と大引きの間に隙間ができてしまうかもしれません。解体、撤去中のデッキも、大引きが浮いているところがあり、1x4材端材で束柱の高さを調整してありました。浮いていないところも見栄えを揃えるために(粗を隠すために)すべての束柱と大引きの間に端材が取り付けてありました。この部分がサンドイッチになっていて不恰好ではありますが、新たに製作するデッキにもこの案を参考にしようと考えています。

Part 10へと続く。
Part 8に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 8

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2x6加圧注入材の根太が本当に再利用できるのかどうか、西側手前の一枚を撤去して電気鉋で表面を軽く削ってみました。20年の年月が経過しても腐朽していないので、再利用可能であることがわかりました。親しくさせていただいているご近所の施主様は、南側デッキの幅を小さくして、空いたスペースで家庭菜園をしようとされています。デッキの幅は1710mm+となる予定ですが、根太を一枚だけ短くして仮に設置することにより、デッキ完成時の大きさがイメージしやすくなります。

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シンプソン金具(SダブルシェアハンガーLUS26)は木材と接する内側が錆びていて、再利用すると、強度的に問題が発生しそうなので、新調することにしました。近くのホームセンターでは取り扱っていないので、通販で入手します。

作業の合間にiPhoneで写真撮影しておくと、後から色々と問題点に気付きます。ログウォールの最も下にあるハーフログの下に土台がありますが、その土台にデッキの根太と同じサイズの2x6材が横方向に渡してあります。ハーフログの下におよそ1"の隙間があり、その隙間に板厚1"のデッキ床材を組み込むような構造です。

新たに張る床材の板厚はおよそ2"(精確には40mm)なので、東側のウリン製デッキの高さと合わせるため、根太をハーフログから40mm下げて、仮り組みしました。しかし、これではログハウス土台とハーフログに接する40mm厚の床材が隙間に入りません。土台とハーフログに接する一列分だけ、床材に溝を掘るか、根太と直角に交わる、土台に取り付けてある2x6材をおよそ1"分、下げるかしなければなりません。2x6材を下げて高さ40mmの隙間を作った方が作業しやすそうです。

Part 9へと続く。
Part 7に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 7

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東側のウリンデッキの床面高さに合わせる(段差を付けない)ために、再利用する既存根太の高さを20mmほど低くする必要があると考えていましたが、根太と母屋土台とを固定するシンプソン金具(S ダブルシェアハンガー)を新調して根太の取り付け高さを調節すれば、根太の幅を短くする必要がないことに気づきました。ここまで解体したのなら、中途半端に根太だけ残さずにいっそのこと、全部解体してしまおうという企画です。

根太を撤去すれば長さを調節するための切断作業や電気鉋による根太表面の再処理作業が容易になります。また、ダブルシェアハンガーの取り付け位置を変更することにより、床板として使用する予定の桧(40 x 85 x 2000mm)をより効率的に張ることが可能です。(デッキの端から2000mm、4000mm、6000mmの位置に根太の中心線を配置させることにより、端材を減らすことが可能。)

Part 8へと続く。
Part 6に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 6

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既設の束石を移動させて再利用できるかどうか、掘り起こしてみました。かなりの重量がありますが、再利用できそうです。羽子板付きの束石の上には束柱が立っていました。束柱と束石の間には基礎パッキンを使わず、代わりに90mm角に切ったアスファルトシングルが2、3枚敷かれていました。

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これがその束柱。少し湿っていますが、およそ20年間の月日が経過しても腐朽していません。木材は4x4の加圧注入材だと思われます。アスファルトシングルなら余材があるので、基礎パッキンの代用とするこのアイデアを参考にしようと考えています。

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母屋に接する部分のWRC 1x4の床材8列分を撤去しました。この部分は軒下であり、東側を除き、腐朽していなかったので、撤去作業は思いの外、時間を要しました。

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左側が腐朽していた東側のWRC 1x4材。裏表逆に張ってあります。右に見えるより薄い床材はアイアンウッドとも呼ばれる堅木のウリン。東側のデッキは1年半ほど前にプロの大工さんが施工したそうです。このウリンの高さに合わせて新しい床材を張る予定です。新しい床材は40mm厚なので、再利用する根太を20mmほど削る必要があります。

Part 7へと続く。
Part 5に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 5

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本日の作業は仮設の束柱を設置し、大引きと根太の接合部を緩めること。仮設の束柱を設置する前に、18枚の根太を2x6の廃材、およそ6.8m分を利用して固定しました。

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左側が本日、設置した仮設の束柱。束石の煉瓦も仮設。右側が既存の束柱。4x8の大引きの長さを測ってみると何と6m近い長材でした。もう一本は4mほど。施工後20年近くが経過しても腐朽していないこの大引きも再利用することにしました。およそ1mほど、母屋の方(左側)に移動しなければなりません。束柱は新材に交換する予定ですが、この長くて大きな大引きをどのようにして移動させ、新しい束柱を取り付ければ良いのか、現在思案中です。当初の予定通り、大引きを新材にすれば、難易度は下がりますが、それでは20年近くも腐朽せずにウッドデッキを支えたこの大引きを再び生かすことができません。

Part 6へと続く。
Part 4に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 4

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既存ウッドデッキの解体作業を継続しました。今日は東側に残っていた幕板を解体し、前回の作業で出た廃材を短く切断。

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廃材の切断には日立工機製の業務用卓上スライド丸ノコ(C 8FB)を使用。このスライド丸ノコを含む工具一式は現場の物置をお借りして保管中。再利用できない廃材は、Jimnyの荷台に載せてすべて持ち帰り、薪ストーブの燃料として有効活用させていただいています。

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母屋に接するWRC 1x4材は東側(向こう側)の一部が腐朽していたので、すべて撤去し、床材は全面的に張り直すことにしました。撤去したWRC 1x4材の腐朽していない部分は、手摺の笠木として再利用できるかもしれません。

新しい床材の樹種をどうするか、現在検討中です。国産の桧が有力候補ですが、WRCやウリンも検討しています。2x4の桧の価格を1とすれば、1x4のWRCは1.2倍、2x4のWRCは1.9倍、1x4のウリンは2.8倍になります。束柱と大引きは桧の4x4材を使用する予定です。床板の選択に関しては耐久性と価格を総合的に評価する必要があります。

Part 5へと続く。
Part 3に戻る。

Rebuilding Backyard Deck — Part 3

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セントラルエアコン本体を撤去した後に建物基礎にできた大きな穴を塞ぎました。先ずは滅多に出番がないBOSCHの振動ドリルでコンクリート面に6mmの穴を空け、アンカーを打ち込みました。

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ウッドデッキの柵として使われていたWRCの角材を再利用。先ほど打ち込んだアンカーにビス留め。2x2の角材は大きな穴の左右に2本、固定しました。

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画像はありませんが、断熱材(スタイロフォーム)の上から幅広の加圧注入材3枚を横置きにして左右の角材2本に釘とビスで留めました。

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この幅広の加圧注入材はセントラルエアコンの下に敷かれていた木材を再利用したものです。これだけ幅広の板を新たに買えば、相当な価格になると思われます。この場所は物置小屋を移設する予定の場所であり、物置に隠れて見えなくなります。こんな所に高価な木材を使用するのは勿体ないと思いましたが、元々はエアコンの下に敷かれていた木材なので、そのような使い方よりはましかもしれません。

午後から雪は止むと思って作業を始めましたが、降ったり止んだりで、結局、今日は大きな穴を塞ぐだけで作業を終えました。

作業の難易度:5段階で2

Part 4へと続く。
Part 2に戻る。

私が所有するPSB 700 REとは異なりますが、似たスペックのPSB 600 RE/Sにリンクを張っておきます。

Rebuilding Backyard Deck — Part 2

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腐朽が進行したSPF 2x4材の床板をほぼすべて撤去しました。腐朽した床板は手で持ち上げれば取り外し可能なほど、錆びた釘が全く効いていない状態でした。撤去したSPF 2x4材は、持参した業務用卓上丸ノコを用いて、薪ストーブに入るサイズに切断し、すべて持ち帰りました。

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このウッドデッキ改修プロジェクトには難関が少なくとも二つあります。そのうちの一つが大きなセントラルエアコン本体を撤去することですが、ご覧の通り、第一難関はすでにクリアーしました。できるだけ出費を抑えて、この巨大エアコンを撤去する方法を考えた結果は、これまでに何度か利用している廃品回収屋さんに連絡して、撤去・回収してもらうことです。早速、連絡してみると無償で撤去、回収してくれるとのことでした。

撤去の作業には私を含む大人二人で1時間ほど要しました。安全確保のため、ブレーカーを落としてもらい、電線を切断。エアコン本体のカバーを外してみると、空洞の部分も多く、思っていたようには重くはなさそうでした。それでも50kg以上はあったと思います。金属類は基本的には重量単位で取り引きされるようですが、エアコン室外機の場合は銅管が高く売れるそうです。大きなコンプレッサーも価値があったかもしれません。

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小屋を移設する部分は根太も撤去しました。根太に使われている木材はワシントン州ファーンデールにあるCHEMCO, INC.が処理した加圧注入材のようです。

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根太は母屋の土台部分にシンプソン金具を用いて固定してありました。

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大きなセントラルエアコン本体と根太を撤去したところ。第二の難関は画像、左手に見えている物置小屋(Handy Home "Melrose")を解体することなく、エアコンがあった所に移設すること。小屋をこの部分に移動させることにより、エアコン撤去後の大きな穴を塞ぐことが可能になります。また、現在、小屋がある所が車2台分の駐車スペースになります。

物置小屋の移動に関して、廃品回収屋さんにアドバイスを貰いました。「単管パイプ」に載せて、曳けば良いということでした。"shed + move"のキーワードでYouTube投稿動画を検索すると、上の動画がヒットしました。90ºまたは180ºの「辻回し」も伴うので、この動画が参考になりそうです。

Part 3へと続く。
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Rebuilding Backyard Deck — Part 1

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日頃何かとお世話になっているご近所さんのログハウス裏庭側にある広大なウッドデッキを改修することになりました。このウッドデッキは我々の自宅と同様、20数年前にアメリカ人ビルダーが建てたログハウスの一部です。母屋に近く、雨が直接当たらない部分は建築当時のままで床板には1x4のウェスタンレッドシダーが使われており、それほど腐朽していません。数年前に貼り直されたSPF 2x4材の部分はかなり腐朽が進行しています。腐朽が進行したこの部分も元はWRC 1x4材が敷かれていたそうです。

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手摺と柵の一部はすでに撤去されています。廃材は薪ストーブの燃料として有効活用させていただくことになりました。幅およそ3m、長さ9.7mの既存デッキの大部分を解体して、新たに製作するデッキは幅を半分ぐらい、長さを7mぐらいに縮小する計画です。

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デッキの長さを短くする理由は、現在、母屋の西側にあるHandy Home "Melrose"を裏庭側に移動するためです。間口2.7m x 奥行き2.4mのこの大きな小屋を解体せずにどのようにして移動するかは現在、検討中です。我々の自宅母屋に隣接して建てた木製キットガレージと同じHandy Homeブランドの小屋ですから、構造は熟知しているので、解体と再組み立ては可能です。しかし、完全に解体すると、屋根材のアスファルトシングルなどは再利用できないので、かなりの出費になってしまいます。

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ウッドデッキの一部を撤去して物置小屋を裏庭側に移設するには、使われなくなったこの巨大なセントラルエアコン本体を撤去する必要があります。できるだけ出費を抑えて、エアコンを撤去するにはどうすれば良いか、暫し考えました。我々の自宅にも同じタイプのセントラルエアコンがあり、滅多に使わないので、裏庭に放置したままです。

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根太と大引き、束柱は加圧注入材が使われているようです。デッキの幅を半分ぐらいにするということは、束柱と束石、大引きを移動しなければなりません。腐朽していない木材はできる限り、再利用しようと考えていますが、作業工程を考慮すると、束柱、束石、大引きに関しては、再利用が難しいと思われます。

Part 2へと続く。

Apple Pro Keyboard

Apple Pro Keyboard

2001年に新調したPower Mac G4 Cubeに付属したApple Pro Keyboardが最新OSであるYosemiteで使用できるとの情報を得て、分解してクリーニングすることにしました。分解の手順に関してはこちらのサイトを参考にしました。先ずは汚れたキーキャップをすべて取り外して、中性洗剤を薄めた液に浸け置き。

Apple Pro Keyboard

キーボードを裏返しにして、長さが異なる二種類のビス4本をT5トルクスドライバーで外しました。ビスは実際は六角ナットですが、手元にあるT5で問題なく、緩めることができました。

透明のプラスチックフレームを取り外す次の手順が難関でした。キーボードを元に戻して(表を上にして)工具を使わずにフレームを上の方から順に取り外すわけですが、私は慎重になりすぎて、右側USBポートの辺りにヒビが入ってしまいました。使用上は問題ないので気にしないことにします。

次にキーボード上の3本のプラスねじを#0のプラスドライバーで緩めます。長さは二種類なのでねじの位置を記録しておきます。そして、USBケーブルの周囲にあるアクリル製の留め具を固定する2本のプラスねじを緩めます。

Apple Pro Keyboard

キーボードを裏返しにして、ラベル部分の下に隠れているプラスねじをもう一本、緩めなければなりません。プラスねじが見えるように、カッターを用いてラベルを切断しました。(ドリルで穴を空けた方がきれいになったかもしれません。)

これですべてのねじを取り外したことになります。やっと、キーボード本体を持ち上げて、底面に溜まったホコリやゴミを取り除くことができます。

Apple Pro Keyboard

キーボードのクリーニングを終えれば、ベースプレートと本体、フレームを元通りに組み立て、浸け置きしておいたキーキャップを乾かしてから、ジクソーパズルのごとく、元通りに戻します。

Apple Pro Keyboard

クリーニングを終えてきれいになった14年前のApple Pro Keyboard。新品のごとく、輝いています。

Apple Pro Keyboard

この古いキーボードが最新のOS、Yosemiteを搭載した27" iMac (Mid 2010) に繋げば、14年前にPower Mac G4 Cubeに繋いでいた時と同じように使えることが驚きです。

Apple Pro Keyboard

APKAbout this Mac > System Report...を見ればApple Pro Keyboardを問題なく認識していることがわかります。キーボードの基板にも書いてありましたが、メーカーはMitsumi Electric Co., Ltd.(ミツミ電機)のようです。製造国はマレーシアになっています。

本日のブログ記事は27" iMac (Mid 2010) に繋いだApple Pro Keyboardで書きました。キータッチの感触は最新のアルミキーボードに慣れてしまったので、違和感があります。しかし、デザインは27" iMac (Mid 2010) に似合っています。

作業の難易度:5段階で2(手間は5段階で4)

Kwikset Keyed Entry Knob — Part 2

Quickest Polo Keyed Entry Knob 400P 3

前回訪問時から1ヶ月以上が経過しましたが、Kwiksetの出入り口用鍵付きドアノブキットがアメリカから到着したとの知らせを受けて、開かなくなった玄関ドアの修理をするためにご近所のお宅を再び訪問しました。玄関ドアが故障して使用できなくなってから、もう何ヶ月も経っていて、相当不便を強いられているようなので、何とか私が修理できればと思い、修理作業を再開しました。(建物を建てたアメリカ人ビルダーは日本にはいないし、いつも修復やリフォームを依頼されている工務店の担当者も海外に赴任中で修理の依頼ができないとの状況です。)

ドアが開かない原因はノブを回転させてもラッチボルトがストライクから完全に引っ込まないことです。前回は屋外側と屋内側の両方のノブを取り外して、ラッチを動かそうとしたけれども動かず、ドアが開かないままの状態でした。何が故障しているのか、よくわからないので、既存のドアノブキットと同じブランドの同等品を入手し、キット全部を丸ごと交換することになりました。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

ドア自体をドア枠から取り外さない限り、引っ込まなくなったラッチボルトを取り外すことができないので、重い木製ドアを吊り下げているヒンジを外すことにしました。先ずはヒンジのピン3本を抜き、屋外側からドアにあて木しながらハンマーで叩いたら上と真ん中のヒンジが外れました。(このドアは米国仕様の内開きになっています。)しかし、下のヒンジがどうしても外れません。小さなハンマーで叩くとドアに傷が付きそうだったので、一旦、自宅に戻って、大きな木槌を持参しました。小さなハンマーでは外れなかったヒンジの近くを木槌で一度か二度、叩くとヒンジが外れ、ドアが数ヶ月ぶりに開きました。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

ドアノブを回転させてもラッチボルトが引っ込まない原因は、デッドラッチ・プランジャーが折れていることでした。デッドラッチ・プランジャーが破損した原因は不明。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

ドアを元に戻す前にヒンジをチェックすると、緩んだビスが何本も見つかりました。緩んだビスはすべて取り外し、ビス穴を割り箸と爪楊枝で埋め木してからビスを締め直しました。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

この手法は、ドアの修理方法を紹介するYouTubeに投稿された動画を参考にしました。

Quickest Polo Keyed Entry Knob 400P 3

床に擦れた痕があることから推測すると、ヒンジの緩んだビスが原因で、ドアが若干、傾いた状態になっていたと思われます。そのために、デッドラッチ・プランジャーが破損したと考えられなくもない。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

手前が破損したラッチ。今回、届けられたキット付属のラッチは全く同じ製品だと思われます。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

上の画像は新しいラッチを取り付けている様子ですが、向きが逆になっています。これでは内開きのドアが閉まりません。後から取り付け直しました。

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

屋外側、屋内側両方のドアノブを取り付けて、修理完成。手作りの美味しいアップルパイとコーヒーを頂き、破損したラッチと取り外したドアノブを自宅に持ち帰りました。ここで、「作業の難易度:5段階で3」と書きたいところですが、私としては今回の修理作業に100%満足できていません。新しいドアノブのサイズが小さく、持ち帰った古いドアノブは再利用可能なはずだから。(現場では古いドアノブを取り付けることができませんでした。)

Replacing Kwikset Keyed Entry Door Knobs

自宅で古いドアノブのメカニズムを十分に理解すると、再利用できることがわかりました。シリンダーがドアノブの付属部品になっているので、ドアノブを再利用すれば、これまで使われていた合鍵が使用できます。夜になりましたが、再度、お宅を訪問し、ドアノブを取り替えました。

作業の難易度:5段階で4

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Geta for Aladdin Blue Flame Heater Series 39

Aladdin Blue Flame Heater Series 39

そぼっくるで見せていただいたアラジンブルーフレーム用の革製スリッパを参考に、二台の39型アラジンの足に下駄を履かせることにしました。緑のアラジンは2000年製ですが、あまり使っていなかったので、芯が固着していました。芯は使用不可の状態だったので、ナイフで切り裂いてから芯案内筒から取り外しました。

Aladdin Blue Flame Heater Series 39

白のアラジンは1997年製の現行機種であるシリーズ39。革のスリッパは私には製作できないので、ウェスタンレッドシダーの端材(中でも硬い材)を足の大きさに合わせて直方体に加工し、表面をサンディングしたものをビス一本で固定しました。木材が割れないように下穴を空けました。穴の直径が大き過ぎると緩く、小さ過ぎて力づくでビス留めしようとすると木が割れます。

Aladdin Blue Flame Heater Series 39

角形の置台は取り外した方がすっきりします。コンクリート床のガレージで使用する予定なので、履かせた下駄はキズ防止と言うより、カスタマイズによる自己満足が目的です。

作業の難易度:5段階で2

A Wooden Ladder To Rooftop

Ladder To Rooftop

Handy Home製輸入木製キットガレージ、Huronは二段勾配のギャンブレル屋根を採用しています。アメリカ中西部の田舎に行けば、ギャンプレル屋根の小屋はかなり一般的ですが、日本ではあまり見かけません。屋内の屋根裏スペースを物置として有効利用できるという利点以外に、屋根の修復作業も切妻屋根と比べると容易です。

私は予てからギャンプレル屋根の上に登って星空を眺めたいという願望がありました。南東側すぐ近くに街灯があるけれど、条件が揃えば天の川もうっすらと見えなくもありません。二段勾配の棟に近い方は、勾配が緩やかであり、カメラ用三脚を設置したり、折りたたみ式のリクライニングチェアーを置くことも可能です。問題はどうやって三脚やリクライニングチェアーを屋根の上に安全に持って上がるのかということでした。そこで、専用の木製梯子をSPF 2x4と1x4の端材を使って製作することにしました。

Ladder To Rooftop

側板にはSPF 2x4の6'を2本使用しました。6フィートあれば、ポーチの手摺から勾配の緩やかな屋根上にちょうど届きます。手摺と接する部分は直角三角形をノコギリで切り取り、切り欠きを設けました。これでしっかりと手摺に固定できます。

Ladder To Rooftop

踏み板には1x4の端材を使用。側板に深さ15mmの溝を切ってあります。溝掘りにはRYOBIのトリマーを使用しました。12.0mmストレートビットを使い、二回に分けて溝を掘りました。踏み板と側板は2本のビスを内側から斜め打ちで留めています。側板に2x4材を使用したため、完成した梯子はかなり重くなりました。溝の深さを10mm程度に浅くすれば、側板を1x4材にすることも可能だと思います。但し、その場合、踏み板は側板の外側からビス留めすべきかもしれません。いずれの場合もドリルで下穴を空ける作業を怠ると、木が割れる可能性大。

ギャンプレル屋根の上に登ることを専用とするこの木製梯子の最大の特徴は踏み板の取り付け角度。屋根の上に梯子を置いた時に踏み板が水平になるように工夫しています。この角度なら階段のように、三脚やリクライニングチェアーを片手に持った状態で、梯子を登ることが可能。但し、下りる時は梯子らしく後退しながらになります。

Ladder To Rooftop

普段は使わないこの専用梯子の収納場所はガレージの屋根裏。

Ladder To Rooftop

梯子が落下しないよう、フック部には三角の2x6端材とL型金具を使用しています。

作業の難易度:5段階で3

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