Kanjiru Hira 2026 — Day 2

楠のバール材を使ったこのローテーブル、出品直前にクロスで埃や汚れを拭き取っていた時にガラス天板のコーナー部分に挟んでいたスペーサーを紛失しました。結果、ガタつきがあったので、厚み1ミリぐらいの木片で新たに加工したスペーサーを接着剤で固定しました。

「売約済」を貼ってみたかった。

木工師匠は小物の陳列方法を変更されたようです。やはり二段にすることで立体感が生まれて、より見やすくなります。

このハート形の一輪挿しが真っ先に売れると思われていたようですが、置き方によってはブーツのようにも見えて、そのためか別の一輪挿しが先に売れたようです。陳列の仕方が売上に影響を及ぼすことを学びました。

二日連続で季節外れの猛暑となりました。屋外で販売する場合は、日差しから作品、商品を守るにはタープやテントが必須。箸を入れた透明パッケージの内側に水滴が付いていることに気付きました。

「このケースのみご自由にお持ち帰りください」と書かれたケースに入れられた端切れはどんどん減って行きます。

今日のお昼は手作りのおむすび。

桧の板を鉋で削ったカッティングボード(まな板)は無塗装。

堅木の角材を加工した箸、二膳が今日も売れました。箸は二膳セットの方が売れるのだろうか?

楠バール材とガラス製天板のローテーブルを引き取りに来られました。ガラスの厚みを気にされていたので、何か重いものをテーブルの上に置かれるのかもしれません。おまけとして箸を一膳、差し上げました。

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Kanjiru Hira 2026 — Day 1

湖西比良山系の麓から琵琶湖岸に点在する多種多様な自宅兼工房を営む作家が、一年に一度、この時期に自宅兼工房を一般公開するイベント、「かんじる比良」がこの週末に開催されました。このイベントに2年ぶりに出展する木工師匠に私は便乗出展させていただくことになりました。

私は天然木を加工した箸とローテーブルを出品します。今回はパッケージングに少々こだわりました。

どのようにして角材に勾配をつけて加工しているのかがわかるように、自作した治具と平鉋を並べてみました。準備を済ませて我々が出かけている間に、幼い子供が鉋で治具を削ろうとしたらしく、私と同じように木工師匠宅敷地内で便乗出展したHappiness Roseさんが子供の暴走を制止してくれました。この事件の後、平鉋は仕舞っておくことにしました。

硬い銘木を加工した箸はこちらのローテーブルの上に陳列しました。楠のバールを加工したあのテーブルです。5年前に完成させたこのテーブルは杢目が気色悪いと言われ、自室で密かに使っていました。興味がある人が現れたら売却する予定です。

木工師匠が製作した、座面が特徴的な椅子。

ギャラリーとして使われている屋内には色鉛筆で描かれた動物の絵画が展示販売されています。木工師匠は着物や帯などの織物デザイナー兼画家でもあります。

帯や着物の端切れも特価販売中。いずれも木工師匠が現役時代にデザインされたもの。

一輪挿しやコースター、家の形をしたオブジェなどの木工作品。AnzuはCat ISONの三つ年上のお姉さん。

安曇川藤樹の里道の駅で月に一度開催されるガラクタ市(蚤の市)で知り合ったHappiness Roseさんは木工師匠から仕入れた端切れを使って製作したバッグや小物入れを出品されました。

小物入れから売れて行くようです。

初日は箸二膳を購入いただきました。対面で自作したものを販売したのは人生初。そしてあのローテーブルに興味を示し、購入したいという人が現れました。納品は明日になります。

Kanjiru Hira 2026 — Day 2へと続く。

Making Chopsticks — Part 28

タガヤサンと謎の木を使ってさらに、各一膳ずつ箸を製作しました。外観と加工性が酷似しています。

週末に開催される「かんじる比良」の準備を兼ねて、木工師匠宅を訪問したら、工房にウェンジの端材が置いてありました。その端材を見せていただいて、謎の木はウェンジであると実感しました。ウェンジがタガヤサンの代用木として使われるのがよくわかります。加工した本人も一見して違いがわからないほど似ている。

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Making Chopsticks — Part 27

廃業した建具店で、処分価格で入手した僅か1,000円の謎めいた角材から箸を製作します。この重量級の角材にはチョークで「シタン」と書いてありましたが、木工師匠とその仲間の方が言うには「シタン」ではなく、「ウェンジ」だろうと言うことです。

私の手元にシタンはありますが、シタンとは明らかに異なる別の木であるように見えます。ウェンジであることがわかっている木が手元にないので、ウェンジであると同定することはできません。私の手元にある木で最も似ていると感じるのはこの前、馬場銘木で入手したタガヤサンです。

ウェンジに関して詳しく記載されているサイトを見つけました。そのサイトによると、「ウェンジとはマメ科ミレシア属の木材で、タガヤサン(鉄刀木)の代用木として知られています」とあります。

自作のテーブルソーを使って謎めいたこの堅木を縦挽きしました。金属を切断しているような硬さであり、火花が出るほど硬い。細かくて粉塵のような切屑が出て、これはタガヤサンを縦挽きした時と同様です。

テーブルソー使用時に火花が出て焦げた痕が残っています。

上がタガヤサン、下が謎の木

木目もタガヤサンそっくり。

上がタガヤサン、下が謎の木

加工した角材を並べてみるとタガヤサンとの違いがわからないので、ひょっとしたらこの謎めいた木はタガヤサンかもしれないと思うようになりました。

上がタガヤサン、下が謎の木

箸に加工する際に鉋で削りますが、木目の癖というか逆目の出方もそっくり。

右がタガヤサン、左が謎の木

一つ気になることは、ウェンジは「水に濡れると樹脂の成分が染み出して、触れたものに色移りする」らしいこと。そのため、キッチンなどの水回りで使用する場合は注意が必要で、ウレタン塗装などの工夫が必要と書いてあります。水に浸けてみたらわかるかもしれません。

ウェンジが手元にないので、確定はできないものの、タガヤサンである可能性もあります。

5月14日追記: タガヤサンと謎の木をしばらく水に浸けた後にクロスで拭き取ってみたら、両方とも色移りすることが確認できました。比較すると、謎の木の方がより多く色移りするようなので、やはりウェンジであるのかもしれません。

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Making Chopsticks — Part 26

来週末のかんじる比良に出展される木工師匠(かいつぶり工房)に便乗して出品する予定の箸を製作しています。

今日は馬場銘木2026年新春セールで入手したブラックチェリーの端材を初めて加工しました。適度な硬さで鉋掛けも容易です。

画像の箸は未塗装ですが、背後のタガヤサンと比べると白っぽくてちょっと赤みがかかっている。まあまあ硬いので先端を細くできそうです。

ブラックチェリー 箸の材料としての適性度:5段階で5
適性度は変更する場合があります。

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Making Chopsticks — Part 25

廃業した建具店で端材購入時におまけとしていただいたヒバを使って箸を製作しました。広葉樹と比べて柔らかい針葉樹を箸に加工するのは稀で、記憶にありません。いただいたヒバの端材には節がほとんどない柾目です。鉋での加工性は極めて良好で、快適に削れます。

ヒノキと似ていますが、香りはヒノキほどではない気がします。粘りがあるためか、先端を細くしても強度に問題はなさそうです。ヒバの気乾比重は0.37〜0.52と軽い材です。

ちょっと短めの菜箸を二膳、加工しました。蜜蝋を塗布しましたが少し色づく程度で、これまで製作した箸の中で最も白っぽい仕上がりになりました。ヒバの油には抗菌作用があるそうで、箸の材料としての適性は高い方かもしれません。

ヒバ 箸の材料としての適性度:5段階で4
適性度は変更する場合があります。

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Making Chopsticks — Part 24

箸を製作するのは去年の9月27日以来ですからおよそ7ヶ月ぶりになります。今回は初めてゼブラウッドを加工しました。加工した材の一部に小さな節があり、その部分で平鉋をかけると逆目になるので没としました。加工性はよろしくないような気がします。残念ながら箸としての適性は低い。別の用途を考えよう。

ゼブラウッド 箸の材料としての適性度:5段階で2
適性度は変更する場合があります。

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Old Roller Stand — Part 2

スライド丸鋸専用台の高さをローラースタンドの高さに合わせるために丸鋸専用台の脚部を80〜90ミリほど切断して調整しました。専用台に固定していたスライド丸鋸を取り外し、棚から電動工具を取り出して、重しとして置いていた大量の端材を外に出して、専用台を上下逆にしました。4本の2x4材を短くして、底板を新しいものに交換し、キャスターを元通りに戻しました。

スライド丸鋸とローラースタンドの高さがほぼ同じになり、これで切断する材が水平になりました。

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Another Firewood Rack

薪棚が不足したので、木製カーポート内にもう一つ新たに薪棚を製作しました。より多くの薪が収納できるよう、縦長の薪棚とします。頂いた丈夫な合板二枚を棚とします。下側の棚はコンクリートブロックの上に載せています。製材した柱4本に切り欠きを入れて棚板として合板とビス留めしました。

仮りに取り付けた筋交を外して、短い方杖を加工し、4ヶ所に取り付けました。

前方に倒れないように、木製カーポートと背後のウッドデッキに木片を取り付けて固定しました。

Old Roller Stand — Part 1

Old Roller Stand

廃業した建具屋さんから2,000円で譲っていただいた年代物の鉄製ローラースタンドを初めて使ってみました。

スライド丸鋸専用台が高すぎて、ローラースタンドを最も高くなるように調整しても材が水平になりません。簡易的にローラースタンドに下駄を履かせて材を切断しました。ローラーに載せた材の切断位置を精密に調整できることを確認しました。もっと前から使えば良かったと思わせる代物です。

テーブルソーでも使ってみました。長尺物を縦挽きする際に切断した材がテーブルの下に落下して傷が付くことがありましたが、ローラースタンドに載せれば落ちることはないし、送り出す時の材の動きがスムーズ。

ローラースタンドの高さに合うよう、スライド丸鋸専用台の高さを調整してみよう。

Old Roller Stand — Part 2へと続く。

Tsuda Tategu (Joinery) — Part 2

1月の初訪問以来、この建具屋さんを訪れるのは二度目になります。長尺ものの板や角材はまだ多く残っています。

一枚板の天板に加工できそうな広葉樹の良材はほとんど、売れたようです。

この黒っぽい切り株は神代杉。

今回の目的は建物の外に置いてあった丸太をいただくことでした。木工師匠と、お借りした軽トラ二往復で丸太を運びました。手前に置いた松の丸太が今回、持ち帰ったもの。

丸太とは別にゼブラウッドと神代杉の端材を少し、分けてもらいました。ゼブラウッドは何かの造作に使われていたものだと思われます。木材博物館によると、ゼブラウッドの気乾比重は0.80で硬く、やや高価とされているようです。

ゼブラウッドはフライロッドなどのリールシートにも加工されますが、リールシートとしての木目は私の好みではありません。タモのハンドル部分としては良さそうですが、幅がもう少しあった方が良い。箸の素材としては使えそうです。神代杉も。

Tsuda Tategu (Joinery) — Part 3へと続く。
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Baba Meiboku New Year’s Sale

およそ5ヶ月ぶりに2026年新春セール第一弾開催中の馬場銘木を再訪しました。

前回と同じように、30%オフの黄色い札付きのもので、木工に使えそうな端材を探しました。木材好きの人なら最低一時間は倉庫内で過ごせる広さです。

私が左手に持つのはチェリーの端材。木材博物館によると、正式名はブラックチェリー、気乾比重は0.58〜0.61でそんなに硬くはない。

5,000円の赤い箱売り材は前回も入手したカリン。このカリンは衝立を解体して加工し直したものだそうです。木材博物館によると、比重は0.40〜0.90と幅があるものの、非常に硬い材です。今回入手した端材は、合計5,800円から3割引で4,060円でした。

レジがある事務所に先代社長がおられました。秋に伊勢神宮内宮に行って、2009年の台風18号で倒れた神宮杉(御山杉)が立っていた場所を特定した話を興味深く聞いていただきました。

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