木製の椅子やベンチはこれまでに7脚、製作しました。その内訳は屋外で使うベンチが4脚、ガレージで使う高めのスツールが1脚、薪ストーブ用の小さなスツールが1脚、そして玄関などで腰掛ける小さなベンチが1脚。小さなベンチを除き、どれも実用性を最優先したもので、デザインは二の次でした。特に屋外で使うものは耐水性や堅牢性を優先させました。
今回は屋内で使用する木製スツールの製作を計画しています。脳内図面をもとに、座面となる樹種不明の一枚板を切り出しました。丸鋸で切断した際に松系の香りがしました。それほど重くはないので、広葉樹ではないのかもしれません。
デザインの参考として考えているのは上手工作所で展示されていたスツール。2本の貫の中央に1本のつなぎ貫があり、脚部はすべて丸棒が使われている。
座板の側面に耳が残してあり、こちらは貫がない。
脚部の丸棒はニ方向に傾斜が付けてあり、座板を貫く通し枘に楔が打ってある。傾斜を持たせたこのようなデザインの脚なら丸棒にストッパーとして機能する段差がなくても上からの荷重でずり落ちることはないでしょう。しかしながら、上のスツールは枘の部分は少し削って径を小さくして、ストッパーを付けているように見えます。
このベンチも貫がない構造で、シンプルなデザインです。
Making A Stool — Part 2へと続く。




