Deck Fence — Part 4

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中央部分の目隠しフェンス製作を続行します。溶融亜鉛メッキの釘が残りわずかになったので、コーススレッドを使用することにしました。

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ジグとして使っている幅14mmの端材を雨水に濡れるデッキの上に置きっぱなしにしておいたら、水を吸収して若干、膨らんでしまったようです。

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最後の25本目の間隔がかなり狭くなりました。ジグのサイズが変わったことと、柱が少し傾いているのが原因かもしれません。

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内側を塗装中ですが、この角度からは目隠しフェンスが完璧に機能しています。

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内側から見た様子。塗料はキシラデコールのビニー。

図面はLibreOffice 5.1.4.2で作成

図面にさらに手を加え、道路に面する西側にも目隠しフェンスを取り付けることにしました。この部分は、目隠し機能よりも外観向上とデザインの統一感を達成することが目的なので、35mm角材の間隔を19mmに設定しました。この部分の角材の本数は23本になります。赤松の荒材6本束が不足するので、追加で2束、入手しました。

Deck Fence — Part 5へと続く。
Deck Fence — Part 3に戻る。

Deck Fence — Part 3

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幅14mmの端材を治具として使って、等間隔になるように工夫しています。もし、間隔が図面に対して1mm短いと、25本目には25mmのずれが生じます。背後に見える受け材も35mm角の角材を使用。上下の受け材は錆びないステンレス製のコーススレッドで固定しています。

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道路に面する東側の部分のみ、柵が完成しました。目隠し機能だけなら東側と中央部分のみ、柵を取り付ければ良いのですが、階段を取り付ける予定がある西側以外、全面に柵があった方がデザインに統一感があります。

Molting Cicada

ポーチのネットでセミが脱皮中。セミは夜に脱皮するのか、朝になれば脱け殻だけが残っていました。

Deck Fence Part 4に続く。
Deck Fence Part 2に戻る。

Deck Fence — Part 2

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1束6本入り赤松の荒材を3束、ホームセンターで買って来ました。予定していた30 x 40 x 2,000mmの赤松がなかったので、代わりに35 x 35 x 2,000mmのものになりました。価格はほぼ同じで1束が税別¥980。木材は車に載る長さ(1,360mm)に切断してもらいました。(ジムニーのルーフキャリアに載せれば切断する必要はありませんが、前回からおよそ一年が経過してロープの結び方を忘れてしまいました。)

卓上丸鋸で長さ628mmに切断した木材を2本、仮留めしてみましたが、この間隔(およそ14mm)では取り付けてから塗装困難なことに気付きました。未塗装の赤松はSPFのように白っぽく見えますが、SPFと比べるとこれでも赤いです。耐水性はSPFよりも優れています。

溶融亜鉛メッキの釘を使用しています。面倒ではありますが、割れを防ぐために下穴は空けた方が良いです。

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取り付ける前にキシラデコールのビニーで、取り付け後に塗装困難な二面と上下を塗装。

Deck Fence — Part 3へと続く。
Deck Fence — Part 1に戻る。

Deck Fence — Part 1

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母屋南側に小さなウッドデッキを製作後、一年と少しが経過しました。製作後、間もない頃はデッキの椅子に腰掛けることもよくありました。しかし、今はこのデッキに椅子はなく、ほとんど使っていないというのが実情です。母屋の外観を向上させる意味では使わなくても存在するだけて機能していますが。

small deck revised
図面はLibreOffice 5.1.4.2で作成

デッキは南向きなので、晴れた日には時々、ブランケットや布団を干すことはあります。外観向上と物干し台としての機能に加えて、目隠しの機能も担ってもらおうと、去年作成した図面に手を加えました。なぜ、デッキ製作時に目隠し機能を持つ柵を取り付けなかったのか? その頃はこの小さなデッキの前に小屋か車も入る物置を建築しようと考えていたからです。その計画が頓挫したので、デッキに柵を取り付けようということになりました。

Yakisoba on Deck

南側は道路に面しており、フェンス部分がちょうど通行する人の目線の高さになります。今は外から家の中が丸見えなので、常時、カーテンをしていますが、目隠しフェンス設置後はカーテン不要になるのではと考えています。

目隠し機能を担う部分の木材は35 x 35 x 2,000mmの赤松6本束を3束用意して、製作しようと計画しています。長さ629mmに切断した赤松角材50本をおよそ14mmの間隔を維持しながら並べると、目隠し機能を持った柵になるでしょう。

Deck Fence — Part 2へと続く。

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

ガレージ北側の壁面収納レイアウトを変更中です。 毛鉤の製作はこれまで母屋の屋根裏部屋(2階)で行っていましたが、それをガレージのワークベンチで行えるようにするための変更です。

毛鉤の製作は座って作業することになるので、ワークベンチ天板の高さに合わせたバースツール(IKEA STIG)を導入しました。そして、今回はバイスなど、毛鉤の製作に必要なツール一式を置いておく木製の棚(IKEA EKBY TRYGGVE)を新たに壁面に取り付けました。ブラケットもIKEAブランドのEKBY STÖDIS(樹脂製の赤いブラケット)を使用。このブラケット、木ネジは付属しませんが1個100円です。

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

ブラケットは先に棚板に取り付けてから壁面に棚板を取り付けた方が作業しやすいです。ブラケットの厚みは端の方が薄くなっているので、 木ネジが棚板を貫通しないように、棚に取り付ける端の方は短めの木ネジを使用します。棚板の樹種は恐らくスプルースだと思います。

作業の難易度:5段階で2

IKEA NESNA Nightstand

IKEA NESNA Nightstand

IKEAの竹製ベッドサイドテーブル、NESNA(¥1,999)を組み立てました。

IKEA NESNA Nightstand

フレームはすべて竹集成材が使用されています。

IKEA NESNA Nightstand

節はすべて削り落してあります。この加工精度は竹材ならでは。

IKEA NESNA Nightstand

棚の部分は平たい竹集成材を枠材のホゾ穴に挿入して左右から挟むようになっていますが、少しコツを要します。

IKEA NESNA Nightstand

8本の六角穴付ボルトはすべて同じ長さ。脚部の竹集成材は幅がわずか16mmですが、ボルトを締めても割れが発生しそうにないのも竹材の特性でしょうか。

IKEA NESNA Nightstand

VESSEL板ラチェットドライバーはヘックス対辺3mmのビットが適合します。

IKEA NESNA Nightstand

天板の強化ガラスを枠材の溝に挿し込んで...

IKEA NESNA Nightstand

組み立て完了。バンブーロッドの材料としても使えそうな肉厚の竹材が使われているようです。

IKEA NESNA Nightstand

デザイナーはJon Karisson。覚えておこう。

IKEA NESNA Nightstand

この加工精度は繰り返し言いますが、驚異的です。

IKEA NESNA Nightstand

完成品をお店で見て、EKTORP JENNYLUND(一人掛けソファ)の横に置くサイドテーブルとしてちょうど良い大きさと思いましたが、実際に横に置いてみると、少し大きい。NESNAベッドサイドテーブルのサイズは幅36cm、奥行き35cm、高さ45cmです。もう一つNESNAを組み立てて、横に並べると、二人掛けのEKTORP用コーヒーテーブルになるかもしれません。二つ買ってもこのデザインと品質で¥3,998ですから、「お値段以上」であることは確実です。

IKEA NESNA Nightstand

Cat ISONによる検品完了。耐荷重は公表されていませんが、体重およそ5kgのCat ISONが天板の上で飛び跳ねてもびくともしません。

作業の難易度:5段階で1

IKEA Hacking — STIG

IKEA STIG

久しぶりにIKEA鶴浜に行ったので、ハッキングできそうなバースツールを買ってきました。

IKEA Hacking — STIG

自作のワークベンチは立って作業しやすい高さになるように設計してあり、座って作業するには座面高が高いスツールが必要です。しかし、¥1,999で買ってきたIKEAのSTIGは座面高が74cmで高すぎるので脚を14cm、切断することにしました。

IKEA Hacking — STIG

STIGはサイズが2種類あり、¥1,799の脚が短い方は座面高が63cmなので、短い方を買った方が良かったことになります。しかしながら、実際に組み立ててみないと適切な高さがわからないので、まずは組み立ててみました。

IKEA Hacking — STIG

IKEA組み立て家具の説明書は誰もが理解できるよう、文字を使わずにイラストのみになっています。

IKEA Hacking — STIG

誰もが理解できるはずのそのイラストを理解しなかった私は仮組みの段階でボルトを締めすぎてしまいました。

IKEA Hacking — STIG

仮組みの段階では本来は工具を使わずに手で締めるべきでした。

IKEA Hacking — STIG

この部分は空回りさせないよう、10mmのスパナも必要。

IKEA Hacking — STIG

座面高42cmぐらいの普通の椅子座面の上に2x4材を積み重ねて最適な座面高を調べました。

HITACHI G 10B2

結果、脚は14cm、切断して60cmの座面高になるように、4本の脚をディスクグラインダー(HITACHI G10B2)で切断しました。

IKEA Hacking — STIG

鉄工用切断砥石から#80のペーパーサンダーに取り替えて、バリを削り取りました。

IKEA Hacking — STIG

パイプの底に取り付けるキャップは再利用。

IKEA Hacking — STIG

これで最適な座面高になりました。

作業の難易度:5段階で2

Carl Zeiss Jena Silvarem 6×30 Binoculars — Part 3

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

1946年製Carl Zeiss Silvarem 6x30双眼鏡の対物レンズを取り出してクリーニングしました。固着していなければ、レンズ押さえは反時計回りに手で回せば緩めることができるかもしれませんが、満70歳の双眼鏡の場合は確実に固着しているので、道具が必要になります。使用した道具はベルトレンチとかStrap Wrenchと呼ばれるもので、硬いふたを開けるときに使用するものです。ホームセンターで販売されています。私が入手したのは英国製のMini Cobra Wrench。直径20〜100mmまで対応するので、双眼鏡にはこのレンチ一本でOK。上下逆にすれば締めることもできます。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

レンズ押さえを外すとさらに対物レンズを収納する鏡筒を取り出す必要があります。片方の鏡筒はレンズ押さえと同時に外れましたが、もう一方の鏡筒はレンズ押さえだけ外れたので、ベルトレンチを使って鏡筒を緩める必要がありました。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

取り外した対物レンズ鏡筒。対物レンズは一枚のみだったので、内側にも容易にアクセス可能でした。レンズはクリーニング液と無水エタノールで綺麗にしました。

作業の難易度:5段階で2

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars — Part 2に戻る。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6×30 Binoculars — Part 2

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

1946年製Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30双眼鏡の右接眼鏡側のポロプリズムを脱着クリーニングしたので記録しておきます。先ずは眼幅調整表示部分のマイナスネジを精密ドライバーで緩めました。製造後、70年ぶりに緩めることになるので、固着している恐れがあり、KURE 5-56を塗布しました。(レンズに付着しないように要注意)

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

中央の大きなネジ穴は取り外したマイナスネジ用の穴ですが、そのすぐ近くに小さなネジ穴が一つあります。虫眼鏡で覗くと穴の中で極小の芋虫が営巣していました。これは困った。より小さなマイナスの精密ドライバーで、芋虫を刺激すると、70年ぶりに巣から出てきました。慎重に捕獲してマイクロファイバークロスの上に一時保管しました。この芋虫は常時、見張っておかないと、ブロアーの風でどこかに飛んで行ったりします。また、表面が硬いデスクトップなどに落下させると、飛び跳ねたり、回転しながらどこかに転がって行くこともあります。(経験済み)

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外周部に近い位置に別の少し大きなネジ穴が直線上に2個あります。虫眼鏡で覗くまでもなく、中には何もいない様子。この二つの穴はカニ目というそうで、専用の工具を穴に挿して反時計回りに回転させると緩めることができます。専用工具はカニ目回しとかカニ目レンチ、あるいはレンズオープナーともいうそうです。

近くのホームセンターではそのような専用工具は売っていないので、自作しました。下穴を空けてから頭が小さい長めの釘二本をカニの目幅にぴったりと合う間隔で木片に打ち込み、頭の部分をディスクグラインダーで切断。さらにカニ目のサイズに合わせて先端をヤスリで少し削りました。木片が接眼鏡の間に入る大きさになるよう、丸ノコで切断したら、完全オリジナルの専用工具が完成。

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近くのホームセンターでも売っているスナップリングプライヤーやピンセット、ケガキ用コンパスを代用することもできるそうですが、緩める対象物が固着しているような場合は、汎用工具ではなく、自作した専用工具の方が確実に緩めることができます。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

ワッシャーが二枚あります。シムともいうこのワッシャー、サイズを微調整したり、摩耗を防ぐ役割があるので、重要な部品です。組立時にこのワッシャーを挟む位置を間違えると、接眼レンズがぐらつくことがあります。(経験済み)

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

右側接眼鏡をアームごと引き抜くようにして取り外しました。鏡筒部分も反時計回りに回すと取り外すことができます。SILVAREM 6x30の刻印があるプリズムカバーはマイナスネジ一本と接着剤で固定してあるようです。マイナスネジを緩めてもカバーが固着していて、取り外すのに苦労しました。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

ストラップを通す部分にドライバーを当てて、テコの原理でこじ開けるようにするとプリズムカバーが浮きました。後は手で引き抜くだけ。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

ようやく接眼鏡側のプリズムにアクセスできるようになりました。この時点で手袋着用。ポロプリズムはプリズム押さえ一枚で固定してあります。そのプリズム押さえはマイナスネジ一本で固定。ネジの逆側は溝にはめ込んであります。素手でプリズムに触れると、油脂が付着してそれがカビの栄養源になる恐れがあります。

Carl Zeiss Jena Silvarem 6x30 Binoculars

若干のカビが生えているようなので、プリズムを取り出して、レンズ用クリーニング液と無水エタノールで綺麗にしました。プリズムを触ると光軸がずれるかもしれないと思っていましたが、何ともありませんでした。光軸調整用のボルトらしきものはないし、プリズムは所定の位置に置いて、上からプリズム押さえで固定してあるだけ。

双眼鏡は左右対称にできているので、同じ手順で左接眼鏡側のプリズムを取り外すことができます。

対物レンズを取り出してクリーニングするPart 3へと続く。

作業の難易度:5段階で2

Nikon “Look” 8×24 Binoculars — Part 2

Nikon "Look" 8x24 Binoculars

対物レンズ前面の保護ガラス内側に汚れが見つかったNikon "Look" 8x24、リバースポロプリズム式双眼鏡を一部、分解してクリーニングしました。

Nikon "Look" 8x24 Binoculars

対物レンズカバーと一体となった保護ガラスは2本のマイナスネジで固定してあります。以前にもこのマイナスネジを緩めようとしたことがあります。別の用途で入手した精密ドライバーもサイズが合わず、半ば分解を諦めていました。

Nikon "Look" 8x24 Binoculars

ドライバーは幅と厚みがネジに合わないと、ネジ頭をなめたり、周囲のパーツを傷つけることがあります。固着しているような場合はほぼ確実にネジ頭がなめてしまって、緩めるにはネジを破壊しなければならなくなります。そこで、前から持っていた精密ドライバーの先端をネジのサイズに合うように加工することにしました。ヤスリで少しずつ削ってサイズを調整すると、不要な力を入れなくても簡単にネジを緩めることができました。

Nikon "Look" 8x24 Binoculars

保護ガラス内側の汚れを無水エタノールで綺麗にしました。ついでに対物レンズ側から双眼鏡内部を観察してみると、ポロプリズムが対物レンズの中心よりも外側にあるのがよくわかります。一般的なポロプリズム式双眼鏡はプリズムが対物レンズ中心よりも内側にあります。この双眼鏡は製造後、およそ半世紀が経過していますが、対物レンズ自体にはカビや汚れはなく綺麗な状態でした。ついでに接眼鏡も取り外してみましたが、汚れていなかったのでそのまま元に戻しました。

作業の難易度: 5段階で1

NITORI Wood Wall Shelf — Part 2

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

ニトリの木製ウォールシェルフを上下に二つ、追加しました。前回はハッキングの手順をほとんど撮影しなかったので、今回は詳細を記録できるよう、撮影枚数を増やしました。この木製棚の素材はパインだそうですが、木目はパインらしくありません。接合部がしっかりと加工してあります。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

棚には木ネジが2本付属します。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

壁面に固定する木ネジはこの穴に掛けて棚を吊るす構造になっています。木ネジの間隔はミリ単位で合わす必要があるので、位置決め用台紙が付属します。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

古い革製ベルトにパンチで等間隔に下穴を空けます。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

#1の真鍮製のビスを用いてベルトを棚板に固定。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 45x12x10cm)

ベルトは落下防止と飾りとしての用途があります。上の棚は幅が45cmの短い方。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 60x12x10cm)

同時に幅60cmの長い棚もハッキングしました。こちらはベルトを真鍮製の釘で留めています。パンチによる下穴空けは不要。

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壁面に固定する付属の木ネジは最後まで締めずにこの程度に浮かせておきます。

Nitori Hack (Wood Wall Shelves)

これで棚は3段になりました。最上段のみ幅45cmのもの。中段と下段は幅60cmのウォールシェルフ。

Nitori Hack (Wood Wall Shelves)

複数の棚を設置することにより、真上から舞い落ちる埃が少しは減るかもしれません。

作業の難易度:5段階で1

NITORI Wood Wall Shelf — Part 1

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 60x12x10cm)

ニトリハッキングに初挑戦しました。幅60 x 奥行12 x 高さ10cmの「木製ウォールシェルフ(税込¥799)」がハッキング対象。ハッキングとは言っても、ベルト穴が裂けて使えなくなった古い革製ベルトを切断し、棚板に真鍮ビスで留めただけ。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 60x12x10cm)

当製品には位置決め用台紙が付属します。水準器を使い、ウォールシェルフを取り付ける壁面に台紙をテープで仮り留めして、2か所のビス穴マークに下穴を空けました。次に台紙を取り外して付属の木ネジを壁面にプラスドライバーで取り付けました。木ネジの締め具合は微妙な調節が必要です。

Nitori Hack (Wood Wall Shelf 60x12x10cm)

ウォールシェルフを少し浮かせた2本の木ネジに引っ掛けると完成。位置決め用台紙を使ったおかげで1mmの狂いもなく棚板を掛けることができました。位置決め用台紙を使用する方法は、別の用途で応用できそうです。再利用の革製ベルトは、差替式パンチキットで下穴を等間隔で9か所に空けてから、ちょっと高級な真鍮ビスで棚板に固定。このベルトは落下防止用。

古い双眼鏡やフィルム時代のフルサイズ一眼レフを棚に置きましたが、棚板がこれでは足りません。棚板を取り付けたのは屋根裏部分のデッドスペース。上下にまだデッドスペースが余っているので、棚を増やす計画です。

Part 2へと続く。

作業の難易度:5段階で1

DIY Lens Heater — Part 3

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先日、Olympus PEN E-P5とOLYMPUS M.17mm F1.8、Kenkoメタルフード(KMH-46SV)の組み合わせで星空の試写を行った際、ダークフレーム撮影時にUN製レンズキャップの紐を通す穴から光が漏れていた件に関し、応急処置として穴を埋めるために貼ったガムテープを取り外し、恒久的な処置として穴を円筒状に打ち抜いたゴムで埋めました。円筒状のゴムは、厚みおよそ6mmのラバープレートを穴よりも少し大きな直径の差替式パンチキットを用いて打ち抜きました。

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材料が余っていたので、OLYMPUS M.17mm F1.8専用のレンズヒーター2号機を製作しました。今回はkurarayのマジックストラップではなく、自由な長さで簡単に結束できる、幅25mm、長さ1000mmのボアバンドを適当な長さで切断の上、使用しました。マジックストラップと比べてこのボアバンドは厚みが薄い。そのボアバンドの内側に幅19mmのScotch超強力耐熱用両面テープを貼りました。

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そして、太さ0.45mmの発熱線補修用300Wのニクロム線を両面テープに貼り、A端子を残したUSBケーブルをニクロム線に半田付け。ニクロム線は抵抗値がおよそ9Ωとなるよう、マルチテスターで計測しました。もう少し、長めに切断して10Ωにした方が良かったかもしれません。

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今回はUSBケーブルの赤と黒のリード線をニクロム線に直結させました。使わない白と緑のリード線は接触しないよう、段違いになるようにして切断。ニクロム線も接触しないように要注意。この上からさらに耐熱用両面テープとボアバンドを貼れば、ヒーター部が完成します。

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完成した結露防止用レンズヒーター2号機をOLYMPUS M.17mm F1.8のレンズフードに巻いてみました。白のUSBケーブルがカメラボディーにマッチしています。

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カメラをポータブル赤道儀(iOptron SkyTracker)に載せて星を追尾撮影する際は、このようになります。VF-4(電子ビューファインダー)でも拡大表示させればピント合わせが可能ですが、角度が調節できるので、天頂付近の星をターゲットにする場合は利便性が向上します。電子ビューファインダーを拡大表示させて星を見ると、まるで屈折望遠鏡の接眼レンズを覗いているような感じになります。

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電源とするJust Mobile Gum Plusは専用の袋が付属します。その袋にモバイルバッテリーを入れて自由雲台のノブの部分からぶら下げると、USBケーブルは1mの長さで十分です。

作業の難易度:5段階で2

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DIY Lens Heater — Part 2

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ヒーター部が完成し、続けて電源部の製作に取り掛かりました。当初は、単3形充電池4本を工作用電池ケースに入れて、それを電源にする計画だったので、実際に試作してみました。ところが、スイッチがないのは使い勝手が悪く、また電池ケースが裸の状態になり、電池ケースを収納する別のケースを製作しなければならないことに気付きました。

そこで、計画を変更し、モバイルバッテリーを電源部として使用することにしました。

電源部製作に使用した材料

  • VFF 0.3SQビニル平行コード(長さ1m)

  • およそ700mmのUSBケーブル(使っていなかった手持ちのものを加工)

  • 熱収縮チューブ

電源部製作に使用した工具

  • VESSELワイヤーストリッパー

  • 半田ごて

  • ラジオペンチ

以下、電源部の製作工程を下に箇条書きします。

  1. ラジオペンチ(またはニッパー)を用いて、USBケーブルのA端子が残るように長さ700mmでケーブルを切断する。
  2. ワイヤーストリッパーを用いてUSBケーブルの先端を剥離する。ケーブルは赤、黒、緑、白の合計4本のリード線が束になっているのを確認する。使用するのは赤と黒のみなので、段違いの長さになるように他のリード線を切断し、赤と黒のリード線を剥離する。
  3. 電源部から出した平行コード電源側の先端2本をワイヤーストリッパーを用いて剥離する。
  4. 適切なサイズの熱収縮チューブをUSBケーブルに通しておいてから、USBケーブルの赤と黒のリード線と平行コード2本を半田により接続する。(細線圧着接続端子を使用して接続する方法もあります。)
  5. 接続部分に熱収縮チューブを移動させて、ライターなどの熱源を用いてチューブを収縮させる。

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モバイルバッテリーにUSBケーブルのA端子を繋げば、電源部が完成します。製作途中で電源部の仕様を変更したので、USBケーブルと平行コードを接続する必要がありました。長いUSBケーブルを使えば、平行コードは不要となり、ヒーター部でニクロム線と直接繋ぐ方が見栄えが良くなります。

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年に一度の海外旅行の時しか使っていない、Just Mobile Gum Plusを電源にしました。この携帯型バッテリーパックの仕様は出力5V、2.1A、容量5,200mAh。電源をオンにすると、ヒーター部のニクロム線に熱が入り、ほんのりと温かくなります。実地試験はまだ実施していませんが、巻きポカの経験をもとに推測すると、ちょうど良い温度でレンズフードを温めて、結露や夜露、霜を防止してくれそうです。

DIY Lens Heater — Part 3へと続く。
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作業の難易度:5段階で2

DIY Lens Heater — Part 1

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星空写真撮影時に季節を問わず必要となる結露防止用レンズヒーターを自作しました。これまでは、足首用の巻きポカをレンズヒーターとして代用していました。レンズヒーターとして使用する巻きポカは性能面で何ら問題はなかったのですが、使い勝手に関してはいくつかの課題がありました。超広角レンズに装着した場合、装着位置がずれるとけられること、ピントリングを覆うことになるので、焦点距離を変更した時に巻きポカを外す必要があること、そして夏場の夜露対策として使用した際に熱くなりすぎてセンサーに悪影響をもたらす可能性があることなど。今後はOlympus PEN E-P5も星空撮影に使用する予定ですが、熱に弱いミラーレスのカメラは特に要注意となります。

ヒーター部製作に使用した材料

  • kurarayのマジックストラップ(幅25mm x 長さ110cm)

  • Scotch超強力耐熱用両面テープ(幅19mm、長さ1.5m、厚み0.8mm)カタログ番号KHR-19

  • ELPA PE-53NHニクロム線 太さ0.45mm(電熱器、コンロなどの発熱線補修用300W)

  • VFF 0.3SQビニル平行コード(長さ1m)

  • 熱収縮チュープ

ヒーター部製作に使用した工具

  • ハサミ

  • ラジオペンチ

  • 差替式パンチキット

  • VESSEL ワイヤーストリッパー

  • 半田ごて

作業工程を示す画像がないので、下に箇条書きします。

  1. (外側ストラップ)kurarayのマジックストラップ(幅25mm)を395mmの長さになるよう、ハサミで切断する。ストラップの長さは、星空撮影に使用するレンズの中で、最も口径が大きいレンズのフードに合わせる。(私の場合は、Tokina AT-X Pro SD 11-16 F2.8 (IF) DXなので、フィルターサイズ、77mmに合わせました。)

  1. Scotchの超強力耐熱用両面テープを295mmの長さで切断し、外側ストラップの内側に貼る。右端に合わせて両面テープを貼りました。(上の画像参照)

  1. コイル状の発熱線補修用ニクロム線をできるだけまっすぐに伸ばして、およそ1,100mmの長さで切断。(先人たちの知恵を借用すると、抵抗はおよそ10Ω)

  1. 外側ストラップの内側に貼った両面テープにニクロム線を這わせて接着する。ニクロム線は2往復させる。(ニクロム線が接触しないように注意)

  1. 外側ストラップとその内側に貼った両面テープに平行コードを通す穴をパンチで明ける。(パンチを使えば綺麗に穴空けできます。)

  1. 明けた穴に外側から1mの平行コードを通す。

  1. 熱収縮チューブ2本を平行コードの方に通しておいてから、コード2本の先端をワイヤーストリッパーを用いて剥離し、ニクロム線と半田付けする。

  1. 熱収縮チュープをライターなどの熱源を用いて収縮させ、両面テープの上に固定させる。

  1. Scotchの超強力耐熱用両面テープを295mmの長さで切断し、這わせたニクロム線の上から右端に合わせて接着させる。

  1. (内側ストラップ)kurarayのマジックストラップ(幅25mm)を295mmの長さになるよう、ハサミで切断し、両面テープに接着させる。

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これでヒーター部が完成します。Tokina AT-X Pro SD 11-16 F2.8専用の花形フードに巻いてみました。お誂えなのでサイズはピッタリですが、大は小を兼ねるので、このレンズよりも口径が小さなレンズのフードに装着することも可能です。

DIY Lens Heater — Part 2へと続く。

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