iOptron SkyTracker™ Camera Mount with Polar Scope — Part 4

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

カメラ用自由雲台を取り付けるマウンティングブロック。中心部にある真鍮製のネジは、上下を差し替えると1/4"と3/8"の両方のサイズに対応。指で締めるサムスクリューは適度な大きさなので、しっかりとマウンティングブロックを固定することが可能。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

サムスクリューを締めてマウンティングブロックを本体に取り付けたところ。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

マウンティングブロックに別売のカメラ用自由雲台を取り付けて、極軸望遠鏡を挿し、北緯35º辺りに仰角を設定しました。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

さらに 雲台にカメラを載せるとこんな感じになります。カメラを向ける方向によってはカメラと極軸望遠鏡が干渉する場合があるので、そのような場合は極軸を合わせた後に極軸望遠鏡を取り外しておきます。これはマニュアル通りのセッティングですが、私が使用する三脚(GITZO G220)には水準器が付いていないので、水平を確保するためにはレベリングプレートを取り付けた方が良さそうです。

Part 5へと続く。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount with Polar Scope — Part 3

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

マウント部は赤道儀らしいメカニカルなデザインになっています。緯度固定ハンドル(シルバーの大きなハンドル)を半回転させてロックを解除し、緯度調節ノブ(4つの突起がある手前のノブ)を回しながら緯度が0ºになるように設定し、再び緯度固定ハンドルを締めて固定させます。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

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これで、本体が三脚設置面に対して垂直になるので、この状態で付属の方位磁石を使ってSkyTracker本体を北に向けます。緯度固定ハンドルを半回転させて、ロックを解除し、緯度調節ノブを回しながら今度は現在地の緯度に設定。

付属の方位磁石は大まかな目安程度にしか使えないので、私はVixen POLARIE用に開発されたiOS用App、Align Polar Axisを使用して仰角と方位角を調節しながら、SkyTracker本体が真北を向くように設定しようと考えています。iPhoneを本体背面に押し当てるようにすれば、使い勝手が良いかと思います。このAppが優れているのは、磁北ではなく真北に向けると青から緑に変わること。現在地の磁気偏角を考慮しているようです。北極星が見えない状況でも、Align Polar Axisがあれば、大まかな極軸合わせが可能だと思います。Vixenポーラーメーターを取り付けるためのアクセサリーシューがないSkyTrackerの場合は特にこのAppが役立つはずです。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

マウントベースの裏にあるネジ穴は3/8"(太い方)のネジに適合します。このネジ穴を用いて三脚に固定します。1/4"から3/8"に変換するアダプターは付属しません。Vixen POLARIEにはマウント部がないので、三脚に載せるには自由雲台などが必要でした。SkyTrackerには仰角(緯度)と方位角(水平方向)を調節できるマウントが付属するので、自由雲台はカメラ用のものが一つだけで済みます。但し、SkyTrackerのマウント部が微動雲台として機能するかどうかは使ってみないとわかりません。

Part 4へと続く。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount with Polar Scope — Part 2

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

待望の新しいポータブル赤道儀がニューヨークのB&Hから航空便で届きました。指定した宅配業者はUPS(ヤマト運輸) 昨日、成田で通関を終えたばかりなのに、今日の午前中には自宅に届きました。着払いの消費税が¥1,000必要でした。(このポストは1月22日に書いています。)

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

外装箱を開けると、中にはiOptronのロゴ入り内装箱が大きな気泡緩衝材の上に載せてありました。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

精密機器を梱包するにはお粗末な気もしますが、梱包の中身に輸送時の破損などはなく、外見上は完全な状態で届けられました。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

内装箱を開けると付属のキャリーバッグが見えます。パッド入りなので、このキャリーバッグも緩衝材として機能しているはずです。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

キャリーバッグの中にはSkyTracker™カメラ用雲台本体とバッグの内ポケットにAccuAligning™暗視野照明付き極軸望遠鏡が入ってました。この製品のモデル番号は#3302B。2年前に当ブログで紹介したモデルは、#3300Wであり、変更点は最大搭載重量が3kgから3.5kgに増加し、方位角(水平方向)調節ベースが標準装備となったことです。(他にも公表されていない変更点があるかもしれません。)

iOptron AccuAligning™ dark field illuminated polar scope

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AccuAligning™暗視野照明付き極軸望遠鏡。左がアイピース(接眼レンズ)、右が対物レンズ。覗くと上下左右が逆に見えます。天文少年の頃は上下左右逆が当たり前のことと思って慣れていましたが、?十年ぶりに体験すると変な感じ。極軸望遠鏡をSkyTracker™本体に取り付ける前に、遠くの空など明るい光源(太陽以外)に望遠鏡を向けて、接眼レンズを調節しながら、レチクル(北極星導入用の目盛線)にピントを合わせます。次に遠くの物体を見て、ピントがずれている場合は、対物レンズ側にあるロックリングを緩めてから対物レンズを調節して焦点を合わせます。ピントが合えば、ロックリングを元通りに締めておきます。

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付属の極軸望遠鏡を使って極軸合わせをする時に便利なiOS用Appが有償(¥200)で用意されています。iOptron Polar Scopeは現在地の緯度と経度、気圧、標高、時刻をiOS機器から読み取り、極軸望遠鏡のレチクルと同じ目盛線上に現在時刻の北極星の位置を緑の+で同じ位置に北極星を導入すれば、かなりの精度で極軸合わせができることになります。昔はこんな便利なものがなかったので、後述の蜘蛛の巣が交差する中心に北極星など、ガイドとなる星を導入していました。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

極軸望遠鏡は本体左上にあるこの大きな穴に挿して、ロックねじを締めて固定します。大きな穴の隣にある小さな穴は北極星覗き穴。穴がこの位置にあれば、右目で覗くときに顔を赤道儀本体にぶつけなくて済みます。本体の電源オン時に点灯する赤いLEDが極軸望遠鏡の暗視野照明としても機能します。天文少年だった頃はレチクル用暗視野照明を十字に張った蜘蛛の巣と赤い豆電球を使って自作したのを覚えています。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

多少、難ありの電池ホルダー。単3形電池4本を収納するこのホルダーは電池交換時にホルダーごと取り外す必要があります。ホルダーのサイズがあまりにもぴったり過ぎて、4本の電池を挿入した電池ホルダーを取り外すにはラジオペンチ必須です。(追記:ラジオペンチを使わなくてもホルダー上部の隙間に爪を入れて、浮かせるようにすると、電池ホルダーを引き抜くことが不可能ではないことがわかりました。)連続動作時間は気温20ºCで24時間なので、撮影中に電池を交換しなければならないことは稀でしょう。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount

1.5Vの単3形電池を4本使用することになっていますが、1.2Vのeneloopでも電源は入ります。仕様表によると消費電力は"DC 4.8~6V、0.06A at max load"とあるので、eneloop 1.2V x 4本の4.8Vで問題はないと思われます。難ありの電池ホルダーを本体に戻す際は、2本のリード線の上にホルダーを載せてしまうと、蓋が閉まらなくなります。

Part 3へと続く。

iOptron SkyTracker™ Camera Mount with Polar Scope — Part 1

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ニューヨークのカメラ専門店、B&Hに発注したiOptron製のポータブル赤道儀、SkyTrackerは運送会社をUPS (United Parcel Service) に指定しました。今日中に荷物が到着する予定になっていますが、B&Hのウェブサイトから荷物がどこにあるのか、ほぼリアルタイムで追跡することができます。

久しぶりに個人輸入しているので、荷物が届くまで、ある種のワクワク感が楽しめます。受注後すぐにインボイスなど輸出用の書類が作成され、ニュージャージー州エジソンの倉庫?からニューアークに一旦、運ばれてからケンタッキー州ルイヴィルへ。そこで通関(輸出手続き)を終えて、アラスカ州アンカレッジで別の飛行機に載せられて、成田に到着。成田で輸入手続きを終えて、現在は恐らく提携先のヤマト運輸に手渡されたと思われます。

発注したiOptron SkyTrackerですが、私が4日前に購入した時は、製品代金がUS$199でしたが、現在は$100のキャッシュバックが適用されずに$299になっています。異常に安いと思って購入したのですが、ひょっとすると価格が誤って表示されていたのかもしれません。クレジットカードへの請求額が増えているわけではないので、運良く破格値で買えたのでしょう。尤も、現在の価格$299でUPSの送料$70.20を加えたとしても、日本の代理店価格やeBay出品相場よりも遥かに安いことは変わりありません。

B&HはiOS用Appを用意しています。商品の購入から、レビューの参照、購入した商品の追跡まで、iPhoneで行うことができて、非常に便利です。カメラや望遠鏡、赤道儀以外にもApple製品を含むコンピューターなど、多岐にわたる商品を販売しており、アメリカでの商品価格の相場を知ることもできます。

追記:予定通り本日、午前中に極軸望遠鏡付属のiOptron SkyTracker™ Camera MountがUPS(ヤマト運輸)で届きました。消費税¥1,000が着払いでした。関税は発生していません。ニュージャージーから本当に4日で届いたことになります。

Part 2へと続く。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 7

Comet Lovejoy (C-2014 Q2) on January 20, 2015

昨夜はVixen POLARIEでの極軸合わせがうまく行ったようで、星はほぼ点像に止めることができました。上の画像は恒星時追尾モードで30秒x5フレームをスタックしてあります。画像中央から少し左下にエメラルドグルーンに輝いているのが彗星Lovejoy (C/2014 Q2)。彗星の明るさは核の部分が4等星ぐらいだと思いますが、肉眼では見えそうで見えない。加齢のため、私の目の瞳孔が開いていないのか、見えるはずの星が見えません。7x50の双眼鏡では、彗星は星雲状に見えました。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2) on January 20, 2015

レンズの焦点距離35mm(換算52mm)、露出30秒の5フレームをスタックすると、尻尾がはっきりと確認できます。画像は少し、クロップしました。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2) on January 20, 2015

同じ35mm(換算52mm)でスタックなしの露出30秒。前回撮影時はアルデバラン、プレアデス星団と三角形を形成する位置に彗星はありました。今は、ほぼ直線上に西に移動しています。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2) on January 20, 2015

こちらは50mm(換算75mm)、露出30秒の3フレームをスタック。昨夜はいつもの流星群観察地まで出かけたため、周囲に街灯はなく、光害がより少ない条件での撮影となりました。彗星の尻尾は長くなっているように思います。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 8へと続く。
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Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 6

Pleiades (M45) and Comet Lovejoy (C/2014 Q2)

プレアデス星団に接近中の彗星Lovejoy (C/2014 Q2) を70mm(換算105mm)のレンズでカメラ横置きで狙ってみました。薄い雲の切れ目であったことと、すぐ近くに街灯がある場所で撮影したこともあり、彗星の尻尾は辛うじて確認できる程度でした。Vixen POLARIE用ポーラーメーターで極軸を合わせたつもりが、少しずれていたようで、星が流れています。上の画像は露出30秒の画像を10枚(およそ5分)、加算平均(露出プラス1.0)でスタックしてあります。

不本意な画像ではありますが、プレアデス星団と同じフレームで且つ35mm換算105mm相当の焦点距離で撮影できるのは恐らく、この日が最後なので、記録として公開します。

極軸望遠鏡なしでの極軸合わせに限界を感じるようになりました。広角レンズであれば、露出5分で星が大きく流れるようなことはありませんが、換算で105mmの望遠レンズともなれば、歩留まりが悪くなり、点像にできるかどうかは運まかせにならざるを得ません。

極軸合わせの精度を向上させるため、Vixen POLARIE専用の極軸望遠鏡と微動雲台を入手しようと色々と調べてみました。POLARIEには専用として使用しているSLIKの高価な自由雲台2つとGitzoの三脚、ポーラーメーターなど、かなりの投資をしています。さらに、極軸望遠鏡と微動雲台をオプションとして追加すると、オプション価格がPOLARIE本体の価格を遥かに超えてしまいます。

POLARIE専用の極軸望遠鏡は、極軸を合わせた後に極軸望遠鏡を取り外してカメラ用雲台を同じ極軸(回転軸)に取り付けるという過程を必要とする構造です。(その過程でせっかく合わせた極軸がずれる可能性がある。三脚を蹴飛ばしてずれてしまった極軸を元に戻そうとすれば、カメラを雲台ごと取り外す必要がある。)しかも、極軸望遠鏡には暗視野照明がないので北極星の導入が容易になるよう、何らかの照明装置を自作しなければなりません。

極軸合わせの精度を向上させる他の解決策はないかと調べていて、たまたま、ヒットしたサイトに今月末までセール中のiOptron SkyTrackerを見つけました。2年ほど前に当ブログで紹介したポータブル赤道儀です。メーカー直販サイトの価格が冬のセールでUS$100安くなってUS$299!送料がいくらになるのか、調べている時に、別のサイト(B&H Photo)を見つけました。カメラ関連用品を扱うニューヨークにある専門店で、海外にも発送してくれるようです。今ならすぐに使えるUS$100のキャッシュバックがあるので、極軸望遠鏡と三脚用雲台込みの製品価格はUS$199!日本へのUPSの送料$70.20を加えても合計US$269.20で入手できることになります。(iOptronの製品を扱う日本の販売代理店では6万円近くで販売されています。)

今朝、極軸望遠鏡と微動雲台らしきものが付属するそのiOptron SkyTracker(ポータブル赤道儀)をニューヨークにある専門店に発注しました。UPSで3日〜5日後に届くそうです。極軸合わせの精度が飛躍的に向上することを期待しています。

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Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 5

Comet Lovejoy (C/2014 Q2)
30 sec. single exposure

焦点距離35mm(換算52mm)のレンズならおうし座アルデバランとプレアデス星団と共に同じ視野に彗星Lovejoy (C/2014 Q2) が入りそうなことがわかり、実行してみました。星の撮影でAF Nikkor 35mm f/2Dを使用するのは久しぶり。このレンズは若干、絞らないと、周縁部にコマ収差が現れ、減光もあります。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) StarStaX_DSC_9646-DSC_9655_lighten
30 sec. exposure x 10 stacked

この日は北の空が曇っていて北極星が見えたり、見えなかったり。こういう時は、ポーラーメーターを用いて極軸を合わさざるを得ません。Vixen POLARIEは7ºではなく、東に4ºだけずらしました。それが功を奏したのか、露出30秒x10コマ(5分)を比較明合成しても、それほど星は流れていません。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) StarStaX_DSC_9731-DSC_9737_lighten
20 sec. exposure x 7 stacked

彗星ISON撮影用に一昨年、購入したAF Nikkor 50mm f/1.8Dにレンズを交換し、露出20秒x7コマ(2分20秒)で山の向こうに落ちそうな彗星Lovejoyをプレアデス星団と共に撮影。今回、初めてC/2014 Q2の尻尾を捕まえることに成功しました。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2)
20 sec. single exposure

この前、近地点通過直後に撮影した時よりも、彗星は増光しているように思います。この日は肉眼でも辛うじて確認できる明るさでした。こんなに明るくなる彗星は滅多に現れません。元天文少年の私でも記憶に残る肉眼彗星は数えるほどしかありません。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2)

換算24mmの広角レンズでもアルデバランの方に伸びる尻尾を確認することができました。

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Venus and Mercury Conjunction

Venus and Mercury Conjuncttion

地球よりも太陽に近い水星と金星は、日没直後や日の出直前でなければ見ることができませんが、今週は夕暮れ時にこれら二つの明るい惑星が大接近しています。画像の右のほうに金星、その右に水星。焦点距離70mm(換算105mm)

Venus and Mercury Conjuncttion

100mm(換算150mm)画像の中央少し下に金星、その右に水星が写っています。

Venus and Mercury Conjuncttion

135mm(換算202mm)夕暮れ時は光量が秒単位で変化するので、シャッタースピードとISOの調整が忙しくなります。撮影後の補正も難しくなります。焦点距離を変えると、その都度、ピント合わせもしなければなりません。

Venus and Mercury Conjuncttion

焦点距離200mm(換算300mm)では-3.9等の金星はより大きく、-0.6等の水星はより小さく写っています。

二つの惑星が大接近する様子を撮影し、帰宅すると、彗星Lovejoy (C/2014 Q2) が肉眼で見えていました。今夜は天候条件が良さそうなので、この後、彗星の撮影に挑みます。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 4

Comet Lovejoy (C-2014 Q2)

月が昇るまで急いでカメラをVixen POLARIEに載せて、近地点を通過したばかりの彗星Lovejoyを50mm(換算75mm)のレンズで追尾しました。7x50のNikon双眼鏡で容易に見つけることができましたが、肉眼では確認不可でした。上の画像はISO 1600、f/2.5、20秒露出の画像を2枚、スタック(比較明合成)しています。本来はもっと多くの画像を合成したいところですが、極軸がずれていたのか、20秒x2が許容限界です。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2)

体感気温零度(実際は+2ºCぐらい)の中、月明かりの影響が出始めるまで少し時間があったので、思い切って広角の16mm(換算24mm)にレンズをセットしてISO 2000、f/2.8、20秒露出で追尾しながら撮影したのが上の画像。広角レンズでも容易に彗星を捉えることができました。

Comet Lovejoy (C-2014 Q2)

ISOを3200に上げてみました。より多くの暗い星が写っていますが彗星の尾は確認できません。他の星と比較すると、彗星は3等台まで明るくなっていると推定されます。今後は1月30日(UT)の近日点に向かって、地球から遠ざかるので、彗星は次第に暗くなると思われます。プレアデス星団に近づく1月18日頃、写真撮影に絶好の機会です。

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Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 3に戻る。

Flickr Pro Account Has Been Renewed

Flickr Proアカウントが自動更新されました。私の場合、2009年4月以降に13,545枚の写真をアップロードしていますが、容量無制限なのに僅か0.039TBしか使っていません。使用済み容量がなかなか増えないのはApertureでRAWからJPEGにファイル形式を変換してからアップロードしているためです。無料アカウントの容量は1TBもあるので、無料アカウントに移行しようかと考えていました。広告が表示されないことのためだけに年間$24.95のProアカウントを維持する必要もないと思っていましたが、自動更新解除の手続きを期限内にしなかったので、Proアカウント更新となってしまいました。

今後はプライベートな写真や撮影に失敗した画像も、新たに年単位で作成した非公開設定のアルバムにどんどんアップロードしようかと思います。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 3

C-2014 Q2 on December 30, 2014

輝度70.2%の眩しいほどの月明かりの影響を受けながらも、70mm(35mm換算105mm)のレンズで捉えた彗星Lovejoy (C/2014 Q2) はまだまだ増光中。撮影時は高度が30ºぐらいでした。ISO 2000、f/4.5、露出15秒。Vixen POLARIEで追尾。極軸は少しずれています。

Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 4へと続く。
Comet Lovejoy (C/2014 Q2) — Part 2に戻る。

Vixen Polarie and Quick Polaris Locator Compass

Vixen Quick Polaris Locator Compass

Vixenポーラーメーターをポラリエのアクセサリーシューに取り付けて、簡易的な極軸合わせを行う際に、ポラリエ本体内部にある磁性体との干渉によると思われる大きなずれがあることを見つけました。ポーラーメーターは元々、北極星が見えない場合に簡易的に極軸を合わせる場合に使用することがその主な用途なので、大きなずれがあったとしても、製品としては不具合ではないのかもしれません。

しかし、その大きなずれは、毎回、同じ方向(東)に同じだけ(3º以上)ずれるようです。カメラのアクセサリーシューに取り付けて「彗星キャッチャー」として使用する場合は、そのような大きなずれは起こりません。ということは、ポーラーメーターとポラリエとの組み合わせに問題があるのではないかという結論が自ずと見えてきます。



東にずれるということは、ポラリエを背面から見て右側に何か強力な磁性体があるに違いないと思い、調べてみると、FIRST LIGHT OPTICSの上の動画が見つかりました。ポラリエの筐体はビスやボルトで留めてあるのではなく、自分で分解しようとすると、壊してしまう可能性が大きいので、このような動画は貴重です。この動画は前面から見た様子ですが、左にステッピングモーターが見えます。このモーターが強力な磁力を発しているのではないかと思われます。

Vixen Quick Polaris Locator Compass

実際の磁気偏角は7º偏西であるので、東に3ºずれるのなら、4º偏西であると仮定して東に7ºではなく4ºだけずらせば、ポラリエの極軸がNCP (North Celestial Pole) を向くはず。上の画像は、北極星覗き穴のほぼ中心に北極星を導入した時のポーラーメーターの様子。北極星が見えているのなら、視野角8.9ºの北極星覗き穴の中心に苦労をしてでも北極星を導入して確認した方が賢明であると思います。

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