Kaya (Japanese Torreya) — Part 2

昨日、東寺ガラクタ市で入手した情報を元に碁盤の枘穴を調べてみました。碁盤に使われている材が榧であれば、八角形のこの枘穴が黄色っぽいと言われていました。確かに淡黄色であると言えなくはない。

すでに4分の1ぐらいはカットして、木工に使ってしまったこの碁盤の表面をディスクグラインダーで少し削って木目が目立つようにしました。

どこにも接合部がない無垢の一枚板であることは確実。板の表面に小さな割れがいくつもあります。

年輪が見える木口以外の面は木目が波打っている。削っても榧特有の香りがしないことがちょっと気になります。

調べると碁盤や将棋盤には「本榧」以外に「新榧」、桂、イチョウが使われることがわかりました。「新榧」って何の木かさらに調べると、希少な「本榧」の代用として使われるスプルースであることがわかりました。どのホームセンターでも手に入る、あのSPFのSpruceのことです。この「新榧」に対して本物の榧を「本榧」と言っているらしい。

芯材と辺材の色の差がはっきりしている桂ではないこと、そしてスプルースでもないことは経験上、明らかです。残るはイチョウであるかもしれないという可能性がありますが、この可能性を打ち消すのはちょっと厄介。判明すればPart 3で報告します。

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Toji Garakuta Flea Market — Part 9

8月第1日曜は古道具を効率よく見て回れる東寺ガラクタ市へ。今回もminority318さん宅に車を停めさせていただきました。minority318さんと共に九条通に面したsolkatt coffee kyotoでコーヒーをいただいた後、九条通を東に進んで南大門(正門)から境内に入りました。

"solkatt"とはスウェーデン語で太陽の反射を表すそうです。堀の水面に積乱雲と青空が反射している。

南大門から入ると、品数豊富ないつものおじさんの店が近い。LED LENSERのフラッシュライトに目が留まりました。

LED LENSERはドイツの高級フラッシュライトのブランド。こういう海外ブランドの小物を見つけるのが楽しい。電池が液漏れして固着しており、電池ボックスを取り出すことが不可。おじさんに価格を尋ねると、無料で良いので持って行ってって。

同じおじさんから猫用食卓テーブルの皿として使えそうな小皿、4枚ありましたが、200円で購入。

別の店で高級そうな綺麗な将棋盤と碁盤を見つけました。価格を尋ねると、いずれも三千円。樹種は何か聞いてみると、「桂」と言われました。芯材と辺材の色がはっきりと区別できる。樹種が榧なら数十万円はするとも。将棋盤を裏返しにして脚を一つ取っ払って、その枘穴の色を見れば、榧であるかどうかがわかると言いながら枘穴を見せてくれました。榧の場合、枘穴が黄色いそうです。黄色に染めた偽物もあると、見分け方に関する貴重な情報を教えてくれました。この将棋盤と碁盤の場合は木端を見れば榧ではないことは一目瞭然ですが。

体温を超えるあまりの暑さに負けて、いつもより少し早めに東寺で別れたminority318さん宅に戻りました。昼食は一緒に丸太町七本松にある「さぬき自家製麺うどん楽洛」で。暑くても食欲はあるので、私は「えびちく温玉」ぶっかけうどんの1玉を完食。同行者は「とりちくたまご」ぶっかけの1玉に「ざるうどん」0.8玉。

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 12

通し枘の余分は歯振ありの鋸で切断後、鑿で微調整しました。画像はヒシカ工業製のカミソリのように薄くて小さな胴付き鋸を試しているところ。この精密細工鋸は厚みが0.1ミリ。胴が少し邪魔になりますが、0.1ミリ単位で削る場合に使えなくはありません。

今回は枘の隙間がほとんどなく、ウッドパテを使用したのは一部のみ。全体に120#と240#のサンドペーパーをかけて表面を整えた後、亜麻仁油を塗布しました。

Corelle製のシンプルな小皿に穴のサイズを合わせました。

これまでで最も完成度が高い気がします。

4本の脚はほぼ垂直に立ち、丈夫そうなので、幕板や桟は不要でした。

トリマーで切り抜いた部分にお焦げが残りましたがお皿を載せると見えないので良しとしよう。

以下にこの猫用一枚皿食卓テーブルの仕様を記しておきます。数値はすべて概算値。

天板:180 x 160ミリ(傾斜なし)
天板厚み:14ミリ
天板を貫通する穴の口径:129ミリ
天板までの高さ:129ミリ(表側)裏側に縁取りあり
脚:15ミリ角
Corell製小皿:136ミリ径、深さ35ミリ
小皿を含む重量:310グラム
亜麻仁油オイルフィニッシュ
天板に使用した材:桜一枚板
脚部に使用した材:欅、ウリン(楔)



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Single Dish Dining Table for Cats — Part 11

卓上ボール盤を使って、割れ防止用の小さな穴を枘に貫通させました。弘法市で買って来たこの卓上ボール盤、この種の細かな作業には向いている。

4本の脚に穴を貫通させてから楔を準備しようと、ウリンの端材を探している時に、枘が長すぎることに気付きました。4本の脚を同時に枘の長さを調整しようとして、卓上スライド丸鋸で5ミリほど枘を切断しようとした時にキックバックが発生しました。怪我はなかったので不幸中の幸ですが、脚一本に傷がつき、作り直すことになりました。

枘穴を彫る際にもこの前と同様に、卓上ボール盤を使用しました。

天板の厚みは異なりますが、この前、製作したものと同じ高さになるように調整しました。

木工接着剤を塗布してから楔を打ち込みました。脚はほぼ垂直に立ったので幕板や桟は不要かもしれません。後は枘の余分を切断し、天板のサイズを調整して、オイルフィニッシュするのみ。

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