Making A Cupboard — Part 6

もう片方の側板用木枠を加工しました。

珍しく向きを間違えずに加工できたと安堵していると、

ここで大きなミスをしでかしました。私は三次元の立体把握を大の苦手としていますが、二次元の平面でも向きを逆にすることがよくあります。特に今回のように、ガラスを使って加工する場合、仕上がった部位から順に組み立てることができないので、正しい立体把握がますますしづらくなります。

深さ5ミリの切り欠きを入れた面が間違っている。これまでなら、材にゆとりがあれば間違った部材を作り直していましたが、今回は埋め木をしてそれをデザインの一部にしようと企んでいます。

Making A Cupboard — Part 7へと続く。
Making A Cupboard — Part 5に戻る。

Making A Cupboard — Part 5

予定を少し変更して背板ではなく、側板の木枠を先に加工することにしました。この時点では側板の短辺側はまだ溝を切っていません。長辺側の枠とどのように接合するか思案中。

短辺側にも溝を切り、長辺側とは得意の相欠きで接合することにしました。

溝の穴は後で埋め木する予定です。

Making A Cupboard — Part 6へと続く。
Making A Cupboard — Part 4に戻る。

Making A Cupboard — Part 4

栗材の木枠はやはり25ミリ角で行こうと、同じ長さの角材を4本、テーブルソーで切り出しました。よく見ると切り出した角材は反っているので、修正します。

中央部分が弧を描くように迫り上がっている。墨線を引いて、平鉋で削りました。この後、テーブルソーでさらに微調整して反りを修正しました。反りを修正した時点で角材の木枠は24ミリ角になりました。

3ミリの溝切りカッターで深さ5ミリの溝を4本の角材に切りました。

磨りガラスを溝に入れて問題がないか確認中。

問題なさそうなので、次回は背面の磨りガラスを入れる溝を切る予定です。

Making A Cupboard — Part 5へと続く。
Making A Cupboard — Part 3に戻る。

Making A Cupboard — Part 2

ガラス戸に使われていた木枠を解体し、薪サイズに切断しました。厚みが2ミリの磨りガラスの大きさを測定してから食器棚の略図を作成しました。

大西製材所で入手した栗の板材から25ミリ角の角材を自作テーブルソーで試しに縦挽きしました。木材博物館によるとクリの気乾比重は0.60で強度は硬いとなっていますが、この特定のクリの特性なのか、最近よく使う同じ気乾比重0.60のヤマザクラと比べると軟らかいと感じました。25ミリ角では強度に問題が発生しそうなので、木枠は30ミリ角に変更しようと考えています。

Making A Cupboard — Part 3へと続く。
Making A Cupboard — Part 1に戻る。

Making Chopsticks — Part 23

逆目になる原因を探るため、加工した桜一枚板を平面出ししてから9ミリ角のブランクを作りました。板は完全な平面にはなっていませんが、この程度で大丈夫でしょう。

箸製作用治具に載せて平鉋で削ったところ、逆目にならずに綺麗に削れることを確認しました。仮説が正しかったようです。

途中で木目が変わる唯一無二の箸が完成しました。販売できるレベルの仕上がりです。

Making Chopsticks — Part 24へと続く。
Making Chopsticks — Part 22に戻る。

Making Chopsticks — Part 22

大きく反っている桜の板からブランクとなる9ミリ角の角材を自作のテーブルソーで加工しました。加工したブランク6本(3膳分)を治具を使って箸の形状になるように鉋で削ると、6本とも端っこの同じ位置で逆目になってすべて没になりました。

桜は加工性が良いはずですが、なぜ同じ位置で逆目になるのか?これまでと違う方法でブランクを加工をしていないか考えてみました。これまでは板材の状態で平面出しをしてからテーブルソーで縦挽きして9ミリ角のブランクを作っていました。

今回は横着して大きく反った状態の板をテーブルソーで縦挽きして強引に角材に加工しました。出来上がる角材は弓のように反ったままなので、まずは10ミリの角材にしてから縦挽きする切断面を変えて、端っこの方と中心部分だけさらに1ミリ切断するという方法です。

切り出したブランクの長さが250ミリほどあったので、片方だけ10ミリほど切断してから治具に載せて鉋で削ったら、切断しなかった方の端っこに逆目が出たということではないだろうか。

木目を読むのは本当に難しい。やはり今回のような経験を重ねて初めてわかることかもしれません。上の仮説は間違っているかもしれないので、次回は同じ板を使い、板の状態で平面出しをしてからブランクを切り出してみよう。

Making Chopsticks — Part 23へと続く。
Making Chopsticks — Part 21に戻る。

Making Chopsticks — Part 21

先月、かき氷専門店を開業したK氏からいただいた廃材の仕分けをしていて、解体した什器に使われていたと思われる廃材の中に広葉樹らしき古材があるのを見つけました。試しに菜箸に加工してみたら...

テーブルソーで9ミリ角の角材に加工し、長さ290ミリで切断。治具に置いて鉋で削ったところ、加工性が非常に良いことがわかりました。

什器によく使う材でこの木目から判断すると、ミズナラのような気がします。木材博物館でミズナラについて調べると、以下のような記述がありました。

ナラは硬さのあるしっかりとした樹種ですがクセがなく刃物の通りが良いので加工がしやすい木材です。

気乾比重が0.67 (0.45~0.90) であり、私が感じた印象と一致します。恐らく何十年も前の什器に使われていた材だろうから、完全に乾燥していて加工性がさらに良くなっているはず。古材を再利用した箸作りも面白い。(追記:解体した什器は店にあったものではなく、実家にあったものだそうです。)

桜の端材は潤沢にあるので、ついでにまた一膳作りました。

Making Chopsticks — Part 22へと続く。
Making Chopsticks — Part 20に戻る。

Making Chopsticks — Part 20

馬場銘木のスーパーサマーセールで買って来たブビンガを使って箸を製作しました。木材博物館によると、西アフリカ原産のブビンガは気乾比重が0.80〜0.96と非常に硬くて重い木です。鉋で削った時の加工性は良い。快いとは言えないほのかな香りがあります。

箸としての耐久性は良さそうです。鉋刃は鋭く研いでおかないと、逆目になることもありそう。

暗色の縞模様が見える。

ついでに桜の端材が残っていたので、箸に加工しました。ブビンガはどちらかと言えば男性的な印象がありますが、対して桜は間違いなく女性的。

ブビンガ 箸の材料としての適性度:5段階で4
適性度は変更する場合があります。

Making Chopsticks — Part 21へと続く。
Making Chopsticks — Part 19に戻る。

Fixing The Kiridashi Knife — Part 2

折れた切り出し小刀を挟むカリン材二枚の薄板が固着したので、余分を手鋸で切り落とし、反り台鉋で形を整えました。思っていたよりもこのカリン材は軟らかいので糸鋸盤を使って丸みを帯びた部分を切断しようかと少し、迷いました。結局、小型の反り台鉋で削れることがわかりました。

ヒシカ工業製木工用スクレーパーを使って仕上げました。

#120〜#320のサンドペーパーで表面を整えるとカリン製の柄はツルツル。

亜麻仁油を塗布して修復作業を終えました。折れていた私の心も修復できました。

指が短い私の手に馴染む、厚さおよそ8ミリの切り出し小刀の柄が完成しました。箸の素材としては適していないと判断したカリン、ナイフの柄には適材かもしれません。

Fixing The Kiridashi Knife — Part 1に戻る。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 10

大阪北部の北摂地域で暮らす義父母の用事で、今年の春以降は頻繁に大阪に行くようになり、帰りに豊能町のJOZU+に寄る機会が増えました。この日も什器展開催中のJOZU+に立ち寄りました。

駐車場と繋がる1階の一枚板等展示スペースにちょっと気になった一枚板が展示販売されていました。溝状の大きな穴が垂直方向に空いている幅が狭めの一枚板。この前、来た時は気付かなかった。

近づいてラベルを見ると、なんと「杉(ミヤマ)W1885 x D360 x T60 ¥120,000 (税込¥132,000) 」との表示が!探しても出会える機会が滅多にないあの「御山杉」の一枚板です。左に写っているのは春日杉。

社長夫人らしき店員さんによると、前回、訪れた時に気付かなかったのは恐らく、奥の方にあったからとのことです。入荷したのは今年で、摂津市の木材市で落札したものと言われていました。多分、大阪銘木協同組合のことを言われていると思います。5月の大型連休中に開催された展示会では見なかったので5月以降の銘木市で落札されたものであると思われます。

上の二枚目の画像の右の方に写っている幅がもう少し狭い一枚板も御山杉であり、価格は1万円台でした。まとめて買われた方がいて、写っているのは残っているもの。溝状の穴がこの一枚板の特徴ですが、用途が限られるので安価になっているとのこと。

2階でいつものミルクヨーグルトアイス(プレーン)と(いちご)を切り株テーブルでいただきました。コースターもスプーンも天然木。この小ぶりのスプーン、作るにはどのような道具がいるのだろうか?樹種はカエデのように思います。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 11へと続く。
Ise Jingu Miyama Cedar — Part 9に戻る。

TOP