Eta Aquariid Meteor and The Milky Way

Eta Aquariid Meteor and The Milky Way

Nikon D7000でISO3200に感度を上げて20秒の露出で天の川の試写をしている時に、みずがめ座η流星群に属すると思われる明るい流星が視野に入りました。この日は流星の撮影ではなく、春の天の川を撮影することが目的でした。今年のみずがめ座η流星群は予想されていた以上に多くの流星が世界各地で観察されたようです。関東では5月6日早朝に大火球が目撃されました。

上の画像はISO3200ですが、高感度ノイズはそれほど気になりません。長秒時ノイズ低減は「しない」に設定していますが、露出20秒ですから目立ったノイズはほとんどありません。

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ISO1600で露出1分半でも長秒時ノイズはほとんどありません。Vixen POLARIEで追尾していますが、換算16mmの焦点距離で、星は点像に写っています。

A Meteor?

Sony DSC RX-100で撮影した一枚に明るい流星のような光が写っていました。人工衛星のフレアかもしれません。Heavens-Aboveで軌道をチェックしてみたところ、イリジウムフレアではなさそうです。今日はDSC-RX100のピントが合っています。(5月10日追記:光跡を調べたところ、どうやらこの光はこと座η流星群に属する流星のようです。)

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ISOを640に落とし、光害の影響が少ない天頂付近にレンズを向けて、思い切って3分の露光に挑戦してみました。ポータブル赤道儀で追尾しながらこんなにも露光を続けたのは初めての体験ですが、長秒時ノイズは気になりません。絞りはf/3.2に絞りました。本来は天の川が濃くなっている南のいて座方向にレンズを向けたいのですが、光害の影響があるので断念しました。

Anhydrous Ethanol and Dusper®

Anhydrous Ethanol

カメラレンズやフィルターのクリーニング液として無水エタノールが適していると、カメラの師匠から聞き、京都駅前のドラッグストアで買ってきました。健栄製薬株式会社が製造した製品のラベルには「エタノール99.5 vol%以上を含有する、無色透明の液である。」と書かれています。500mLで¥1,000と少しでした。店員の方にエタノールはどこにあるのか尋ねると、最初、消毒液売場に案内されました。そこには置いていなくて無水エタノールは奥まった所にありました。

Dusper®

ついでにマルチメディア京都でクリーニングペーパーもまとめ買い。"dusper"の登録商標があるニコンのシルボン紙、2束セット。「レーヨン短糸を紙と同様の製法でシート状にし、クレープ加工を施したもので、表面が柔らかく拭き取りの良いクリーニングペーパー」とのことです。FUJIFILMのレンズクリーニングペーパーと比べると、繊維が柔らかく、無水エタノールを繊維の隙間に一旦保持するので、余分なエタノールがレンズ表面に移らず、速乾性が増すと思います。速乾性が増すと言うことは拭きムラが残りにくいことを意味します。

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手先が器用な師匠に即席に竹製割り箸から作ってもらったへら。このへらにクリーニングペーパーを巻いて、無水エタノールを一滴、ペーパーに付け、中心部から円を描くようにしてレンズを拭きます。一度使ったクリーニングペーパーは再利用せずに捨てることが肝要とか。(勿体ないと思うのなら眼鏡のレンズを拭いておけば良いです。)大口径レンズの場合はもっと大きなへらを用意した方がクリーニングしやすくなるそうです。

マルチメディア京都ではクリーニングペーパーと同じ売場に堀内カラー(HCL)のレンズクリーナーが売っていましたが、300mLで3,000円近くもします。成分は異なるのでしょうけれど、薬局で入手できる無水エタノールの方がずっとお得なので、しばらくダスパーと無水エタノールの組み合わせでレンズをクリーニングしようと考えています。

Gone Fly Fishing

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今シーズン初めての釣行。遠くに琵琶湖が見えています。Sony DSC-RX100は広角端での風景が綺麗に写ります。

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前日夜の雨で少し増水しています。また、季節外れの寒気の影響で水温も低め、アマゴが捕獲するカゲロウのハッチもありません。同行者と共に3時間近く、上流へ向けて釣り上がりましたが、釣果はゼロ。足下まで寄せたアマゴが2匹でした。余りに久しぶりの釣行だったので、釣れなくても十分に幸せな気分になれる釣行でした。

The Big Dipper ISO 1600
ISO 1600

車に戻ると満天の星空。Sony DSC-RX100で北斗七星を試写しました。三脚固定で30秒の露光、f/2.0、換算28mmの広角端、ISOの設定を変えながら撮影しました。上の画像はISO 1600。

The Big Dipper ISO 3200
ISO 3200

ISO 3200まで上げると暗い星が写り、明るい星が目立たなくなるので、どこに北斗七星が写っているのか見慣れた人でないとわかりません。

The Big Dipper ISO 800
ISO 800

ISOを800まで下げると星座を構成する明るい星が際立ちます。周囲に光害がなく、月明かりもないので、右下にある樹木も暗い影になっているだけ。

Nikon D7000 Firmware Updated To A: Ver.1.03/B: Ver.1.04

Nikon D7000のファームウェア更新があったので、NikonのサポートサイトからMacintosh用のファイルをダウンロードして適用しました。バージョンはA: Ver.1.02がVer.1.03に、B: Ver.1.03がVer.1.04になりました。

変更内容は、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR に対応しました。」と言うことです。こんな高級な超望遠レンズをこのカメラに装着することはありませんが、不具合をこっそりと修正しているかもしれないと期待しながら更新しました。動作環境はMac OS X 10.1.5 ~ 10.8.2となっていますが、最新OSの10.8.3でも問題なくアップデートできました。

City On The Lake

City On The Lake

昨夕も予報通りに黄砂による霞の影響で、彗星は確認することができませんでした。大津プリンスホテル後方に見える山は低くなっていて、ここなら西の空、高度3°ぐらいまで、明るい星なら見えるはずと思ったのですが。画像はSony DSC-RX100の三脚固定夜景モードで撮影しました。

Asian Dust Obscures Comet Pan-STARRS (C/2011 L4)

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3月16日、17日の週末は晴れたけれども空は霞んでいました。彗星観察+撮影に出かける前に、気象庁のサイトで黄砂情報を確認していますが、それが不十分だったようで、この土日はパンスターズ彗星を確認することはできませんでした。気象庁黄砂情報は「地表付近の黄砂の濃度予測」と「大気中の黄砂の濃度予測」の二つの予測をプルダウンメニューから選べるようになっています。私は出かける前に「大気中の黄砂の濃度予測」を確認していなかったのです。車のボディーが黄砂で汚れていないから今日は大丈夫だろうと思い、西の空が開けた最適な観察地まで片道100km近くもかけて遠出したら、西の空は霞んでいて撮影したら水墨画のような画像しか撮れないことになってしまいます。

洗濯物や車の汚れに影響するのは「地表付近の黄砂の濃度予測」の方です。空の透明度に影響するのは高さ23kmまでの大気中と高さ1kmまでの地表付近の両方の黄砂濃度であり、それらいずれかの値が高いと空は霞んで見えるということになるようです。南越前町駐在所の近くまで「しおかぜライン」を北上し、今日はここで観察しようと日没2時間前から準備。

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太陽が日本海に沈むのを待ちながら近くの漁港で一枚。

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日没30分後の彗星の位置、方位角280°ぐらいの方角に岩を前景として入れようと、車を停めた南越前町の役場駐車場内をうろうろしながら機材の設置場所を選定。前景とする被写体が比較的近くにある場合、僅か1メートルでも移動すると、景色が変わります。

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日没が近づくに連れて穏やかだった海面に小さな波が押し寄せ、強い風も吹いてきました。

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機材一式を車から降ろして設置を完了した頃には西の空は薄い雲と上空の黄砂による霞の影響で、日本海に沈む太陽すら見えない状態でした。それでも雲の切れ間から彗星が現れるかもしれないと期待しつつ、撮影と双眼鏡による観察を彗星が水平線に沈む午後7時半頃まで続けました。双眼鏡で確認できなかったので、300枚近くの水墨画のような写真にも写っていないことでしょう。予約録画したF1開幕戦、オーストラリアGP決勝が観れるよう、温泉には寄らずに、敦賀のラーメン屋台経由で9時半頃に帰宅。

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天気予報によると、明日は晴れそうですが、「大気中の黄砂の濃度予測」を調べると、19日15時の予測図では北海道と沖縄を除く日本列島上空は黄砂に覆われています。

Comet Hunters in Kyoto

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一昨日は夕暮れ時に西の空が厚い雲で覆われて見れなかったパンスターズ彗星(C/2011 L4)を再び、京都の夜景と共に見ようということで、東山山頂公園にやって来ました。同じ目的でこの観察スポットを訪れた人が10人ぐらい、機材を設定しながら日が落ちるのを待っています。彗星が見れるかもしれないことを知らずにやって来る人も入れ替わり立ち替わり。

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京都市街を東から一望できるこの観察地は日が沈む西の空は地平線まで見渡せることができます。上の画像を撮影した時刻は午後5時56分。太陽は高度0°36'の位置にあるはずですから、高度がほぼ0°まで見えていることになります。パンスターズ彗星が地平線の下に沈む午後7時10分まで、一時間近くも観察できます。但し、光害と靄の影響で晴れていても地平線近くの彗星を肉眼や双眼鏡で確認するのは極めて困難。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4)

2時間近く、彗星探しを続けましたが、結局、双眼鏡(Nikon 7×50 7.3° IF WP Tropical)で視野に捉えることはできずに終わりました。この日もVixen POLARIEで追尾しながら、インターバル撮影を繰り返しました。彗星キャッチャーとしても使用しているポーラーメーターがカメラのボディー、レンズと干渉しているらしく、レンズの向きは実際よりも北に少しずれています。撮影したほとんどの写真はズームレンズの焦点距離を200mm(換算300mm)に設定していたので、フレーム内に彗星は入っていなかったようです。保険代わりに125mm(換算187mm)にズームアウトした数枚に何とか彗星を捉えることができました。やはり、北方向(右寄り)にずれているので、上の画像、右上の方に彗星が写っています。

残念ながら京都の夜景と彗星を同じフレームに収めることはできませんでした。今後、彗星は減光しながら太陽からどんどん離れて行くので、日没後一時間が経過して空がほぼ完全に暗くなってからでも観察可能になります。山の稜線が高度およそ5°の琵琶湖東岸から観察、撮影した方が、光害の影響が少なくて済むと思われます。

「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン」の観察スポット募集サイトに注意喚起する案内が付け加えられました。夕暮れ時の西の空には軌跡が短い飛行機雲が見えることがよくあります。飛行機雲が二本出ていると、彗星のイオンテールとダストテールのように見えることがあり、飛行機雲を彗星であると誤認して「見えた」と報告する人があまりにも多いのでしょう。3月9日に「見えた」と報告している人のほとんどは誤認していると思われます。

DSC03674

例えば、上の写真。沈む太陽よりも北方向に飛行機雲が写っています。飛行機はこちらに向かっているようであり、尻尾が下を向いているので、飛行機雲であることがわかります。北西方向に飛行機が向かっているのであれば、飛行機雲が彗星の尻尾のように南東に伸びるので、さらに紛らわしくなります。上の画像に写っている飛行機雲のように、彗星が明るければ簡単に確認できるのですが。

Nikon Coolpix P330

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COOLPIX P330 Specifications


[table th="0" nl="^^" width=600 colwidth="160"]
"有効画素数","1219万画素"
"撮像素子","1/1.7型原色CMOS、総画素数1276万画素"
"レンズ","光学5倍ズーム、NIKKORレンズ"
"焦点距離","5.1-25.5mm(35mm判換算24-120mm相当の撮影画角)"
"開放F値","f/1.8-5.6"
"レンズ構成","6群7枚"
"電子ズーム倍率","最大2倍(35mm判換算で約240mm相当の撮影画角)"
"手ブレ補正機能","レンズシフト方式(静止画、動画)"
"ブレ軽減機能","モーション検知(静止画)"
"オートフォーカス","コントラスト検出方式"
"撮影距離範囲","先端レンズ面中央から約30cm ~ ∞(広角側)、約50cm ~ ∞(望遠側)^^マクロAF時は先端レンズ面中央から約3cm(広角側)~ ∞"
"AFエリア","顔認識オート、オート(9点)、中央(ワイド、標準)、マニュアル(99点)、ターゲット追尾、ターゲットファインドAF"
"顔認識AF(認識人数)","最大12人"
"画像モニター","広視野角3型TFT液晶モニター、反射防止コート付き、約92万ドット、輝度調節機能付き"
"視野率(撮影時)","上下左右とも約100%(対実画面)"
"視野率(再生時)","上下左右とも約100%(対実画面)"
"記録媒体","内蔵メモリー(約15MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(市販)"
"ファイル形式","静止画:JPEG、RAW(NRW)(ニコン独自フォーマット)^^3D画像:MPO^^音声メモ:WAV^^動画:MOV(映像:H.264/MPEG-4 AVC、音声:AACステレオ)"
"記録画素数^^画像サイズ/画像モード","12M[4000×3000](初期設定)^^8M[3264×2448]^^4M[2272×1704]^^2M[1600×1200]^^VGA[640×480]^^16:9 9M[3968×2232]^^16:9 2M[1920×1080]^^3:2[3984×2656]^^1:1[3000×3000]"
"撮影モード","オート撮影モード、シーンモード(ポートレート/風景/スポーツ/夜景ポートレート/パーティー/ビーチ/雪/夕焼け/トワイライト/夜景/クローズアップ/料理/ミュージアム/打ち上げ花火/モノクロコピー/逆光/パノラマ/ペット/スペシャルエフェクト/3D撮影)、おまかせシーンモード、P、S、A、M、ユーザーセッティングモード"
"連写機能","単写、連写H[約10コマ/秒で最大10コマ(12M:NORMAL時)]、連写L[約1コマ/秒で最大30コマ(12M:NORMAL時)]、先取り撮影、高速連写 120fps(約1/125秒以上で60コマ連続撮影)、高速連写 60fps(約1/60秒以上で60コマ連続撮影)、BSS(ベストショットセレクター)、マルチ連写(16コマ連続撮影)、インターバル撮影"
"動画","1080★/30p(初期設定):1920×1080/30fps、1080/30p:1920×1080/30fps、1080/60i:1920×1080/60fps、720/30p:1280×720/30fps、iFrame 540/30p:960×540/30fps、480/30p:640×480/30fps、HS 480/4倍:640×480、HS 720/2倍:1280×720、HS 1080/0.5倍:1920×1080、手ブレ補正可能"
"ISO感度"^^(標準出力感度),"ISO 80 ~ 3200、Hi 1(ISO 6400相当)およびHi 2(ISO 12800相当)(P、S、A、Mモード時に設定可能)"
"測光モード","マルチパターン測光、中央部重点測光、スポット測光"
"露出制御","プログラムオート(プログラムシフト可能)、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル露出、AEブラケティング可能、露出補正(±2段の範囲で1/3段刻み)可能"
"シャッター方式","メカニカルシャッターとCMOS電子シャッターの併用"
"シャッタースピード","1/2000 ~ 1秒、1/2000 ~ 60秒(MモードでISO 80 ~ 400時)、1/4000秒(先取り撮影、高速連写時の最高速)"
"絞り","電磁駆動による7枚羽根虹彩絞り"
"調光範囲^^(ISO感度設定オート時)","約0.5 ~ 6.5m(広角側)^^約0.5 ~ 2.5m(望遠側)"
"調光方式","モニター発光によるTTL自動調光"
"インターフェース","Hi-Speed USB"
"ダイレクトプリント","PictBridge対応"
"ビデオ出力","NTSC、PALから選択可能"
"HDMI出力","オート、480p、720p、1080iから選択可能"
"入出力端子","オーディオビデオ(AV)出力/デジタル端子(USB)、HDMIマイクロ端子(Type D)(HDMI出力)"
"GPS","受信周波数1575.42MHz(C/Aコード)、測地系WGS84"
"電源","Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12(リチウムイオン充電池)^^ACアダプター EH-62F(別売)"
"充電時間","約4時間30分(付属の本体充電ACアダプター EH-69P使用時、残量のない状態からの充電時間)"
"記録可能コマ数","約1110コマ(12M:NORMAL時)"
"電池寿命(静止画撮影時)","約200コマ(EN-EL12使用時)"
"電池寿命(動画撮影時)","約40分(EN-EL12使用時)"
"寸法(幅×高さ×奥行き)","約103.0×58.3×32.0mm(突起部除く)"
"質量(重さ)","約200g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)"
"使用温度",'0ºC ~ 40ºC"
"使用湿度","85%以下(結露しないこと)"
"付属品","ストラップ、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12、本体充電ACアダプター EH-69P、USBケーブル UC-E6、オーディオビデオケーブル EG-CP16、ViewNX 2 CD、活用ガイドCD"
[/table]

2世代前のP300と比較して新製品P330は外観はほとんど変わらずですが、中身は随分と進化しているようです。撮像素子が1/2.3型からGR Digital III等と同じ1/1.7型に大きくなり、インターバル撮影の機能が付き(P310から)、MモードでISO 80〜400時でシャッタースピードが1/2000〜60秒までになったこと、そして何よりファイル形式としてRAWが選べるようになったことは特筆すべきかと思います。

シャッタースピードが最長で60秒になったことで、星空のインターバル撮影が可能。複数の画像を使ってタイムラプス動画も作成できる。さらにGPSの機能まで搭載されています。P300と同様に流し撮りにも対応しているとすれば、買い換える価値は十分以上にありそうです。

AF-S NIKKOR 18-105 and 70-300 — F-Numbers Compared

[table caption="F-NUMBER COMPARISON"  tablesorter="0" width=600 colwidth="100" colalign="center|center|center"]Focal Length,AF-S NIKKOR 18-105 f/3.5-5.6 G ED,AF-S NIKKOR 70-300 f/4.5-5.6 G ED
18 mm,3.5,
24 mm,3.8,
35 mm,4.5,
50 mm,5.0,
70 mm,5.3,4.5
100 mm,,4.5 ←このF値なら使えそう。
105 mm,5.6,
135 mm,,4.8
200 mm,,5.3
300 mm,,5.6
[/table]

南半球の観察者によれば、この数日間で急速に増光しているPan-STARRS (C/2011 L4)は、核の光度はすでに3等星ぐらい(+2.6等星)だそうで、夕方の薄明時に肉眼で見えているそうです。イオンテールとダストテールも伸びてきました。近日点通過までまだ10日ほどあるので、北半球から見えるようになる頃には+1〜+2等星の明るさまで増光する可能性が出てきました。(場合によったらマイナス等級!)そこで、撮影に使用するレンズをどうするか、明るい単焦点の中望遠レンズを新たに入手すべきかどうか?いろいろと考えながら手持ちのズームレンズの焦点距離別開放F値をまとめたのが上の表です。表の作成にはWordPress用のプラグイン、Easy Tableを初めて使用しました。

デジタルカメラに移行してからこれまで、星空の撮影と言えば、超広角ズームレンズと単焦点の広角レンズしか使ったことがなく、望遠ズームレンズの被写体は月と太陽、天体以外ではモータースポーツでした。表、右側のAF-S NIKKOR 70-300 F/4.5-5.6 G EDの方は、100mm(換算150mm)でもF値が4.5と明るいことに今になって気付きました。これなら滅多に使わない高価な単焦点の明るいレンズを新たに購入する必要がないのではないかという結論に達しました。

P2283201

AF-S NIKKOR 70-300 F/4.5-5.6 G EDを装着したNikon D7000を星空雲台POLARIEに載せてみました。どこから見ても重量バランスは良くありませんが、ポラリエの搭載可能重量は、雲台を含めて約2.0kg。カメラボディーと望遠ズームレンズの合計重量はおよそ1.7kg、自由雲台は300gと少しなので、ぎりぎり許容範囲内かと思われます。水準器、コンパス、傾斜計を一つにまとめたポーラメーターはポラリエ本体ではなく、カメラボディーのアクセサリーシューに取り付けています。カメラをポラリエに載せる前に、先ずはポラリエ本体にポーラメーターを取り付けて、極軸を北極に合わせます。その後、カメラを雲台に載せて、ポーラメーターをカメラのアクセサリーシューに移動。

P2283206

極軸合わせを行う際は、傾斜計の目盛は撮影地の緯度に合わせますが、カメラボディーのアクセサリーシューに移動させたポーラメーターの傾斜計は被写体となる彗星の高度に合わせます。上の画像では約6°に設定。

P2283210

コンパスは北ではなく、方位およそ270°を指すようにカメラの向きを調整します。この高度と方位角であれば、3月13日の夕暮れ時(午後6時45分頃)にPan-STARRS (C/2011 L4)がフレームの中心に入るはず。そのままポラリエで彗星を追尾すれば、カメラの向きを調整し直す必要がなくなるでしょう。

彗星を簡単にフレームの中心付近に捉えるこの方法、実はVixenの新製品、「彗星キャッチャー」を参考にしました。新製品と言ってもこの製品の主体はポーラメーターそのものであり、「彗星ガイド表」を新しいパッケージに同梱させただけのようです。この「彗星ガイド表」は、Vixenのサイトから無料でダウンロードできます。ポーラメーターを以前から所有している人にとっては、この二つのPDFファイルをダウンロードして、ポーラメーターをカメラのアクセサリーシューに取り付ければ、ポーラメーターが「彗星キャッチャー」に早変わりするというアイデアです。Vixenらしい。

SkySafariなど、彗星の位置を確認できるシミュレーターがあれば、「彗星ガイド表」は不要です。この方法を採用することにより、高度と方位がわかっていれば、どんな天体でもカメラのフレームに導くことができます。但し、ポーラメーターの傾斜計は±70°以内という制限があるので、天頂付近の天体を捉えることはできません。この方法を思い付いていれば、この前の小惑星、2012 DA14の撮影に失敗することはなかったかもしれません。

AF-S NIKKOR 70-300 F/4.5-5.6 G EDが安くなっています。

「彗星キャッチャー」は現在、「通常1〜2週間以内に発送」になっています。これではPan-STARRSに間に合わないかもしれません。

「ポーラメーター」なら「在庫あり」になっています。こちらの方が少しお買い得。

三脚固定撮影の場合は、ポラリエ本体は不要です。

Nikon Binoculars 7×50 7.3º IF WP Tropical

Nikon Binoculars 7x50 7.3º IF WP Tropical

1970年代に京都四条通りにあった某カメラ店で買ってもらったNikonの双眼鏡。天体観測用の双眼鏡ならNikonかFujinon製で、できるだけ対物レンズの口径が大きく、倍率は控えめが良いと、当時、参加していた天文同好会の先輩会員から聞いて、選んだものです。去年の金環日食、金星の日面通過観察時は対物レンズに自作フィルターを装着して活躍してもらった双眼鏡。40年近くの年月が経過しましたが、プロフェッショナル仕様の防水性能のおかげで、カビや曇りはありません。特に保管方法に気を遣った記憶はありませんが、ほとんど経年劣化がありません。この時代の日本製双眼鏡は造りが非常に良いと思います。

Nikon Tripod/Monopod Adapter

三脚アダプターも去年、新調しました。双眼鏡本体はずっしりとしていて、手持ちで星が見られるのは数分が限界なので、長時間の星観察には三脚は必須です。対象物の高度が高いと三脚固定では姿勢に無理がありますが、薄明時の彗星観察なら問題ありません。

Nikon Binoculars 7x50 7.3º IF WP Tropical

クラシックなポロプリズム式。フォーカスは左右を別々に合わせるIF式。星しか見ないので、一旦、焦点を合わせると滅多にさわることはありません。

Nikon Binoculars 7x50 Tropical

対物レンズの口径は50mmで集光力が優れているのか、微光星もよく見えます。しかし、この前の小惑星、2012 DA14はなぜ確認できなかったのでしょう? 倍率がもう少し高い方が良かったのかもしれません。来月のPan-STARRS (C/2011 L4)と年末の大彗星、ISON (C/2012 S1)は7x50のこの双眼鏡が活躍してくれるはず。

今でもこの双眼鏡(L字スケール入り)の後継モデルが販売されています。

こちらはL字スケールなしのモデル。

天体観測用としてはNikonは7x50 SPの方を推奨していますが、性能差はそれほどでもないと思います。

三脚アダプターは専用品をお勧めします。

Record-Setting Asteroid Flyby — Part 4

2月16日、午前2時頃、吹雪の中を晴れ間を求めて高速道路を西へと向かいました。地球に接近する大きさおよそ45mの小惑星を眼視で確認できるかもしれないという、一生に一度あるかないかのチャンスです。自宅周辺の天候条件が悪ければ、条件が良い所に移動して観察すれば良い、またその価値は十分にある珍しい現象です。小さな車に撮影機材一式を積み込んで、天気予報が好ましい大阪から神戸、三田方面を目指して出発しました。

大阪北部は晴れていましたが、光害の影響で暗い天体は見えないだろうから、吹田のジャンクションから中国自動車道に入り、三田方面を目指しました。金曜の午前から一睡もせずに、神戸三田プレミアムアウトレット周辺の暗くて西の空が開けている所に到着したのは午前4時過ぎ。

急いで設置したポータブル赤道儀(Vixen POLARIE)にNikon D7000を取り付け、西南西の空にカメラを向けました。装着したレンズは普段、星の撮影には滅多に使わないNikkor 35mm f/2D。ISO1600、露光30秒、F2.2で追尾しながらインターバル撮影。15枚、撮影する度にカメラを少しずつ西へずらしました。自動撮影中は、別の三脚に固定したNikonの双眼鏡(7×50 7.3° IF WP HP Tropical)で移動する暗い天体を探し続けました。iPadにダウンロードしておいた小惑星の軌道予想チャートを参考にしながら、探し続けましたが、一向にそれらしきものが見つからない。小惑星が最も明るく見えるのは午前4時半頃。時計はすでに午前5時を回っている。どんどん暗くなるので時間と寒さとの戦いです。

McDonald's Kobe Kouzudai

ここまで画像が一枚もないのはなぜ?カメラの設定に問題はなかったのですが、レンズの向きが... 思っていたよりも換算52mmのレンズはずっと画角が狭く、予想軌道を大きく外していました。すべての写真に小惑星は写っていません。高速で移動する明るい人工衛星なら双眼鏡で追尾し、写真にも写っていましたが、目的とした小惑星ではありません。赤道儀で追尾するということは、いくら時間をかけて連写したとしても、フレーム内に被写体が入っていなければ、目的とした被写体を記録することはできません。写真撮影に失敗したことに気付いたのは、建物がアメリカンなマクドナルド神戸上津台店で朝食中のこと。NASAが予測した2012 DA14の軌道は本当は大きくずれていて、前日にロシアに落下したあれではないのかと疑っていました。

ヨーロッパでは前日ではなくて同じ日に起こった現象です。こういう滅多にない偶然は一体なんなのでしょう。最近、火球の目撃情報も異常に多い気がします。今年は大きな隕石(=小惑星)が空から降って来たり、地球の軌道と交差しそうになったり、記録的な明るさの大彗星が太陽をかすめたりする、そんな珍しいことが連続して発生する宇宙を実感する年なのでしょうか。

Kobe Kita Poka Poka Onsen

気分転換を兼ねて、iPhone 5のカーナビ(Google Maps)で近くの「温泉」を検索。ヒットしたのがグリーンガーデンモール内にあるこの北神戸ぽかぽか温泉。雪がちらつく寒い朝でしたが、午前8時の開店と同時に入浴すれば、冷えきった身体はぽかぽか。露天風呂は有馬温泉と似た黄金の湯。高品質療養泉だそうで、眠気も飛んで疲労回復したので、神戸三田プレミアムアウトレットに立ち寄ってから、午後から三宮方面へ。そしてポートアイランドのIKEAを経由して、帰路についたのは太陽が西の空に沈む少し前。

小惑星の眼視での確認と写真撮影には失敗しましたが、来月の彗星撮影の良い練習になったと思っています。快適な温泉を見つけることもできました。

Nikon Binoculars Sky & Earth 8×40 CF Talon

Nikon Sky & Earth 8x40 CF Talon

今から16年前の1997年の春、米国ミシガン州デトロイト郊外に滞在していた頃、ちょうどHale-Bopp彗星(C/1995 O1)が近日点に到達しようとしていました。当時、住んでいたアパートの部屋から長い尻尾を輝かせたほうき星が西の空に肉眼でも見えていました。こんなに明るい彗星を見るのは人生で初めてのことだったので、そのより大きく輝く姿を観察して記憶に留めておこうと思い、急遽、手に入れたのがこの双眼鏡です。対物レンズの口径が40mm、集光力が高いので星空の観察には適しています。

Author: E. Kolmhofer, H. Raab; Johannes-Kepler-Observatory, Linz, Austria, Taken on April 7, 1997

16年も月日が経つと、記憶に留めたはずのあの美しい彗星は、実際にどんな感じだったのか、ちょっとあやふやになりつつあります。カメラで撮影しておけば良かったと後悔しています。と言っても上のような写真は到底、撮れませんが。しかし、画像があれば、その時の記憶を思い出すことができたはずです。当時はまだフィルムカメラの時代でしたが、コンパクトカメラなら手元にあったはず。記憶が定かではありませんが、多分、三脚がなかったのでしょう。

Nikon Sky & Earth 8x40 CF Talon

この双眼鏡は比較的軽量なので、手持ちで星の観察をするには適しています。3月上旬から北半球から見えるであろうPan-STARRS(C/2011 L4)の観察でも活躍してくれそうです。現時点ではPan-STARRSの3月上旬予想光度は明るくても3等ぐらいとのことなので、Hale-Boppのようには明るくならないと思われます。Hale-Boppの明るさを超えるかもしれないのは年末にやって来るISON(C/2012 S1)の方です。

Nikon Sky & Earth 8x40 CF Talon Box

ネットでこの双眼鏡のスペックを調べてみようとしましたが、同じ品名の製品に関する情報が検索でヒットしませんでした。スペックが不明であると、私は不安になる性分なので、どうしたものかと検索を続けましたが結果は芳しくありません。良く似た製品に関する情報はあるのですが。ひょっとしたら、双眼鏡が入っていた箱の中に使用説明書があるのではないかと思い、箱を探してみると、ありました。埃まみれの箱の中には製品保証書まで入ってました。その保証期間を見て驚きました。25年保証。この双眼鏡はまだ保証期間内ということになります。但し、効力を発するのは米国本土とアラスカ、ハワイ州のみとなっています。

備忘録としてスペックを下に転記しておきます。私と同じようにこの双眼鏡のスペックを探している人がおられるかもしれません。

Porro Prism Central Focusing Type
Magnification: 8x
Effective Diameter of Objective Lens: 40mm
Angular Field of View (Real): 6.3°
Angular Field of View (Apparent): 50.4°
Field of View at 1,000m: 110.1m
Exit Pupil: 5mm
Brightness: 25
Eye Relief: 18.3mm
Close Focusing Distance: approx. 5m
Interpupilary Distance Adjustment: 56mm ~ 72mm
Length: 163mm
Width: 174mm
Weight: 790g

付属品:双眼鏡本体、ソフトケース、ネックストラップ、キャリングストラップ、接眼レンズキャップ、対物レンズキャップ

Nikon Sky & Earth 8x40 CF Talon

主な特徴はアイレリーフが18.3mmと長いので眼鏡を装着したまま使用できること、クリック式の視度調節、BAK-4ハイインデクス・プリズムの採用、レンズのマルチコート、それと25年保証。

Nikon 双眼鏡 モナーク III 8x42D CF MONA38x42
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