8月6日付けのポスト"Safari 5.1 in Trouble"で頂いたコメントの助言に従い、Mac App Storeで見つけたフリーのウィルス・スキャナー、ClamXavをダウンロードして27" iMac (Mid 2010)で使ってみました。Macにはウィルスは無縁だろうと思い、過去数年間でウィルスをスキャンした記憶がありません。WindowsからMacに移行した人やMacBookなどを追加で購入した周囲の人に対し、Macにはアンチウィルスソフトは不要ですと言い続けてきました。それで、スキャンの結果を見て、私はこれまでの考えを改めることにしました。
"Documents"フォルダー内をスキャンしたら、僅か数分でスキャンが完了し、感染したファイルが一つ見つかりました。6年以上前にPowerPoint作業中に自動生成されたMicrosoft PowerPoint 97-2004のテンポラリーファイルです。この感染ファイルは6年以上もディスクに存在し続けていることになります。特に実害はないようですが、新たに作成した隔離検疫(Quarantine)フォルダーにファイルを移動させました。
"Documents"フォルダー以外にも感染したファイルが潜んでいるかもしれないと思い、今度はホームディレクトリー全域でスキャンをかけることにしました。スキャン実行後、2時間以上が経過し、新たに3つの感染ファイルが見つかりました。ファインダーでファイルを選択し、Get info>>More infoを調べればどこからやって来たのかも判明しました。その内の一つは、シンガポール航空から届いた怪しげなメールであり、それをフィッシングメールと判断しているようです。残り二つは拡張子が.exeであり、Macには実害がないかもしれません。それでもその内の一つは、パスワードなどの個人情報を吸い取ると言われている恐ろしい"Trojan.Krap"
スキャン進行状況を示すプログレスバーから推測すると、スキャンの完了には朝までかかりそうな感じです。ApertureとiPhotoの巨大なライブラリーをスキャンするのに時間がかかっているようです。
結局、ホームディレクトリー全域で合計4個の感染ファイルが見つかりました。いずれもWindowsシステムを対象にした悪意あるファイルであるか、誤診断の可能性が高いものであり、Macに実害はないと思われます。また、他のコンピューターを感染させる可能性も極めて低いと考えられます。
8月9日追記:ウィルス・スキャナーClamXavをAluminum MacBook (Late 2008)にもインストールして、ホームディレクトリーをスキャンしてみました。27" iMac (Mid 2010)のMail Inboxにあったシンガポール航空から届いた同じメールが感染ファイルであると誤診断されただけで、他には感染の疑いがあるファイルは一つも見つかりませんでした。ClamXavはウィルスを常時、監視するものではありません。スキャンのスケジュールを組むこともできますが、ユーザーが必要と感じた時に手動でスキャンする使い方が基本だと思います。CPUやメモリを知らないうちに占有されることもないし、Mac用ウィルス・スキャナーとしてはたいへん使い勝手が良いものだと感じました。