Mayflies and Amago

今シーズン4回目の釣行時の様子をiPhone 4で撮影し、iMovie '11で編集しました。

今回はいつもの渓流に、未確認だったルートでゲート手前まで車で登りました。落石や土砂、倒木が除去されており、普通車でも通行可能な状態でした。途中で四駆軽自動車一台、四駆普通車一台、それと動画に映っているモトクロス風のオートバイ一台が路肩に停車してありました。停車場所から察すると、いずれも釣り人だと思われます。

コカゲロウが群れをなして舞うスーパーハッチを捉えたクリップがありますが、カゲロウは人に対して悪さはしません。カゲロウが羽化する夕暮れ時に、アマゴやイワナが水面を漂うカゲロウを補食しようとライズします。そうしたカゲロウを模した毛鉤をドラッグフリーで適切な位置に流すと、本物の餌と思って捕食する魚を私たちは捕らえるわけです。

Amago (Red Spotted Masu Trout)

今回は新しくできた大きな堰堤の下流でイワナが釣れました。他は小さなアマゴ数匹。天然の美しい魚ですから動画と写真撮影の後、すべてリリースしています。コンデジを持参するのを忘れたので、静止画もiPhone 4で撮影しています。(上の写真はアマゴ)

Lamiglas® Fly Rod

Lamiglas® Fly Rod

米国Lamiglas®製グラファイトのブランクを個人輸入し、自分で作ったフライロッド。ブランクの製造年をもとに記憶を辿ると、この2ピース、8' #4 Line wt.を作ったのは15年ほど前のこと。

Lamiglas® Fly Rod

スネークガイドを固定するエポキシ樹脂を塗布するのに手こずっていたのを覚えています。気泡ができたり、乾燥しなかったり。このロッドは3本目だと記憶しています。決して美しくはありませんが、15年経過した今も、劣化はほとんどありません。

Lamiglas® Fly Rod

リールシートはゼブラウッド。ブランクの色と合っていると思います。バンブーロッドと比べて、グラファイトは軽量なので、キャスト回数が増えても疲れにくいという特性があります。しかし、現在の私のフィッシングスタイルは、できる限り、無駄なキャストはしない主義ですから、重くても大丈夫なのですが。

Gone Fly Fishing

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この前、遭難しそうになった山に懲りることなく今日は単独でフライフィッシング。ここから先は工事車両以外は進入禁止。

車を停めたこの辺りは分水嶺になっています。去年はこんな標識がなかったのですが、登山やトレッキングブームの影響か、釣り人よりも登山をする人をよく見かけます。

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写真中央に源流部が少しだけ見えています。前回はこんなに新緑がなかったので、遠くに川が見えていました。

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前回、このなだらかな斜面を下りて川に入りました。今日はもう少し下流まで行きます。帰りはここから上がるつもり。

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この前は暗闇の中、この険しい崖を登って林道に辿り着きました。昼間ならもっと登りやすいところが他にもたくさん見つかります。

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今日のエントリーポイント。

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去年、尺に近い大物を釣り上げたポイント。

Iwana Mountain Trout

今回も元気なイワナが釣れました。

Iwana Mountain Trout

こちらは少し痩せていますが、サイズの割に引きが強い。使用したフライは15番のLight Cahill Dry Fly、コカゲロウがたくさん飛んでいました。

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前回のエントリーポイント。明るくても道は見えないので、確かに見失いそうな景色ではあります。今日はここから林道に戻りました。

念には念をということで、iPhoneでnavicoを立ち上げました。白いラインが林道で青いラインが川。右のスクリーンショットは川から上がり、林道方向に斜面を少し登ったところで縮尺を二倍にしました。この位置にいても林道は見えません。前回もnavicoをうまく活用すれば良かったのですが... オフラインで機能するnavico(全国版)なら3G電波が届かない山奥でも地図データさえローカルにあれば、iPhoneのGPSがかなりの精度で働いてくれます。デジタルコンパスも正しく北を指しています。四角の小さな白い点は、「走行軌跡」です。iPhoneのバッテリーを節約するため、3G電波が届かない山奥では、機内モードをオンに設定し、使用時だけオフにしています。機内モードオフでnavicoを立ち上げた位置が軌跡として残るわけです。山登りやトレッキング、私のように渓流で釣りをする人には、iPhoneとnavicoがあれば、現在位置を見失う(迷子になる)ことがないかもしれません。

Google "My Maps"

We got lost!

4月29日、今年初めての釣行時に遭難しそうになった現場をGoogleのMy Mapsの機能を使い、復習してみました。オレンジのラインは駐車位置から林道沿いに徒歩で南下した道筋。My Mapsによると道のりは約1.4km。川からの距離はあるけれど、見通しが良くてアクセスも容易だったので、川に向かってなだらかな斜面を下りて行ったのが緑のライン、130mほど。(いつもはもっと下流で川に入っています。)川沿いに釣り上がったのが青のライン、650mほど。(実際はもっと釣り上がったかもしれません。)薄暗くなったので、エントリーポイントを目指してどんどん、下流に戻り、緑のラインに戻るはずが、通り過ぎてしまいました。僅か300〜400mほどの距離(黄色のライン)を暗闇の中、2時間ほど行ったり来たり。結局、エントリーポイントを探すのは諦めて、林道が確実に川に近付く下流へと向かいました。運良く、同行者が林道沿いのコンクリートを見つけてくれて、無事赤いラインを進み、北上して駐車位置に戻ることができました。午後10時を過ぎていました。

Gone Fly Fishing (Video on vimeo)

動画共有サイト、vimeoのアカウント(ベーシック)を取得しました。記念にiPhone 4で撮影し、iMovieで編集したクリップを一本、アップロードしたのでリンクを張っておきます。無料会員の場合、アップロードできる動画の容量に制限があります。一週間に500MB、HD動画の場合は一週間に一本。

Flickr®にアップした同じ動画ファイルのコードを埋め込んでみたところ、フラッシュなので、iPadやiPhoneなどのiOS機器では再生できないことがわかり、vimeoのアカウントを取得したという経緯があります。

残念ながら、アマゴを釣り上げるシーンは撮影できていません。

Jazz and Fly Fishing

Sight Fishing 2 - The Lapland Jam from Jazz and Fly Fishing´s Jazzcam on Vimeo.

モノマニアックな人たちを見つけました。スーツ着用で、北欧の森でジャズ音楽と共にフライフィッシングを楽しむ人たち。Jazz & Fly Fishingはギターリストのノルウェー人とピアニストのフィンランド人、ドラマーのスウェーデン人、そしてベースギターリストのフィンランド人から構成されるジャズバンドです。それにしても、このビデオ、もの凄く格好良いと思います。

このビデオに感銘を受けた私は、すぐにvimeoのアカウントを取得しました。

Source: Jazz & Fly Fishing

Gone Fishing and Stargazing

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連休最終日の5日、晴れていたのでいつもの渓流に2年ぶりに釣行+流星観測に出かけました。山に登る途中で写真撮影に適した場所を物色。背景は琵琶湖。

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今年は残雪がところどころにあり、倒木が道を塞ぐ部分も多くあって、車幅が狭い四駆軽自動車でしか先に進むことはできない状況でした。

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目的地までのルートは3つありますが、その内の二つは事実上の通行止め。もう一つのルートは未確認。倒木を移動させながら山奥へと進んでいます。

完全オフラインでのナビゲーションに対応したnavicoを立ち上げてみました。目的地少し手前に大きな倒木と落石があり、やむなく、芝地になった路肩に駐車。

携帯電波基地局からのデータは取得できないはずですが、GPSのみでかなり精確にiPhone 4は位置を把握しているようです。地図データがローカルにある限り、これなら3G電波が届かない山奥でも使用できるのではないかと思います。

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雪解け水の影響で、普段よりも水かさが多く、水温は低め。明るい時間帯ではドライフライに反応がありません。人がほとんど入っていないはずなのに、意外とヒットしない。計画通りには行かない、だから渓流でのフライフィッシングは面白いのかもしれません。

Amago (Red Spotted Masu Trout)

少し薄暗くなり始めた頃からドライフライに反応があり、小さいけれど美しい天然アマゴが釣れました。

Amago (Red Spotted Masu Trout)

以前は朱点がはっきりしないヤマメのようなアマゴがこの川では釣れましたが、最近は普通のアマゴが釣れます。

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山桜にLEDライトを数秒間、照射して星空を撮影。ISOがオートになっていたことを山から下りる途中に気付きました。この写真はISO 450になっています。これでは暗い星が写りません。

Eta Aquarids 2011

上の写真もISO 450で残念な結果になっていますが、みずがめ座エータ流星群に属すると思われる軌跡が長い流れ星が2個、写っています。

Eta Aquarids 2011

撮影条件が悪くなかっただけに、ISO設定ミスが本当に残念。

Eta Aquarids 2011

昼間に物色しておいた場所で一枚。この写真にも流星が一つ、写っています。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II for MINI MAGLITE®

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

AA バッテリー(単3電池)2個のミニマグライトをLED化し、さらにスイッチを回転式からプッシュボタン式にアップグレードするキットを探していて、偶然、見つけました。NITE IZEというメーカーが製造販売する製品です。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

パッケージから取り出したキット。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

これが明るさ30ルーメンのLED。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

オリジナルの電球よりも径が大きいので反射板も交換する必要があります。左側がLED用、右側がオリジナルパーツ。

MINI MAGLITE®

今回は右側の赤いミニマグライトをLED化することにしました。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

LEDを挿してみて点灯しなければ極性が逆になっているので、180度回転させて挿し直します。プラスとマイナスの表示がないので注意が必要。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

プッシュボタン式のスイッチ。回転させる必要がなく、ボタンを押せば直ぐに点灯します。

NITE IZE® L.E.D. UPGRADE COMBO II

明るくなりました。電池寿命は25時間。取扱説明書には、focusableとありますが、私の取り付け方法が間違っているのか、焦点調節ができなくなりました。しかし、使っていなかった古いミニマグライトを蘇らせることができるので、たいへん便利なキットだと思います。山で遭難しそうになってもこれなら安心。

Gone Fishing

ORVIS BATTENKILL® 3/4

久しぶりに今日は晴れ。Fine Weather Fly Fishermanとしてはこの時期、行けるときは行っておかないと。ドライフライ(水面に浮かすタイプの毛針)に拘る私は、4月と5月がベストシーズンです。ドライフライの中でもmayfly(カゲロウ)しか使わない、この分野でもモノマニアックです。なぜ、カゲロウの成虫かというと、そのデザインが(ではなく)容姿が美しいと思うからです。朝が苦手な私は、実際に釣りをするのはイブニングライズがある夕暮れ時のみ。

J. Bailey Bamboo Fly Rod

ロッドにも拘りがあります。三角柱に割いたトンキンケーン(中国で採れる節が少ない竹)に傾斜を持たせて6本を接ぎ合わせた竹製の竿。テーパー(傾斜)の具合によってアクションが決まります。7フィートのツーピースになっており、先端まで六角形が続きます。適合するフライラインは4/5番。スネークガイドを固定するスレッドはエポキシが塗られて透明になっています。

J. Bailey Bamboo Fly Rod

米国滞在時(1996年)に購入後、15年が経過しますが、当時のまま美しい状態で大事に使用しています。カーボン製ロッドの方が軽くて疲れないのですが、竹の繊維が持つしなやかさと粘りはバンブーロッドにしか実現できないと思います。

ORVIS BATTENKILL® 3/4

イワナやアマゴ、ヤマメが対象魚となる日本の河川でのフライフィッシングには高性能なフライリールは必要ありません。重要なのはロッドとフライライン、そして釣果に影響するのが毛鉤。どのポイントにフライを落として、どのような水の流れに乗せるのかが大事です。

フライフィッシングを始める人は半年、つまり一つのシーズンを同じ川に通い続けて一匹も釣り上げることができないこともあります。釣りに興味がない人は何が楽しいのだろうと思われるかもしれません。フライフィッシングは、魚を釣り上げるまでの過程を楽しむスポーツであり、釣り上げた魚は、傷を付けないようにできるだけすぐに川に戻します。この過程は自分で鳥の羽を選び、毛鉤を製作する時から始まります。

バンブーロッド専用のフライラインはMade in EnglandのORVIS BATTENKILL®に巻いてあるので、バンブーロッドで釣行する時はいつもこの組み合わせです。

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本日の釣果のうちの一匹。イワナしかいない源流域で、ここはいるだろうと思われる、イワナ特有のスポットにフライを流した時のヒット率はほぼ100%でした。

PENDLETON® Oilskin Bucket Hat

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PENDLETON®のワックスコットン製バケツハット。ワックスに撥水効果があります。釣行時に着用するつもりで入手しましたが、普段使いにも役立ちそう。

PENDLETON® Oilskin Bucket Hat

Wikipediaでbucket hatを調べると、"A bucket hat, or fishing hat, is a soft cotton hat with a wide and downwards sloping brim which is worn by both men and women. The brim offers shade from the sun for the eyes and face. The hat is usually made from heavy-duty cotton fabric such as denim or canvas. Two metal eyelets are commonly placed on each side of the hat so that it is cool to wear on hot days."との記述があります。別名がフィッシングハットで、つばが下に向いている。そしてデニムやキャンバス地などの綿でできていて、通気孔が両サイドに二個ずつあるので暑い日も着用できるとあります。辞書の定義をすべて満たしている、伝統的な「バケツハット」ということになります。

KEY-BAK® 60th Anniversary Edition

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自己格納式リール型のキーチェーン、KEY-BAK®オリジナルはWest Coast Chain Manufacturing Co.の創設者、W.R. Lummis氏が1948年に発明。転轍手(ポイントマン)であったRuss Lummis氏は、制動手や転轍手のぶら下げたキーチェーンが動いている列車に引っかかり、怪我をする事故を何件か目撃したそうです。そうした事故を防ぐために開発したのがこの自己格納式のリール型キーチェーンとのことです。

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写真は会社設立60周年記念モデルのORIGINAL KEY-BAK® Self Retracting Key Reel。ボディーと裏側のベルトクリップはクロムメッキ、中央のメダル素材は青銅、60cmのチェーンはステンレス。Made in the U.S.A.とのことでたいへん丈夫そうで、高級感もあります。

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こういう会社が今も健在であり、世界中に業務用キーバックを製造販売していること自体が驚異的だと思います。私は、鍵をたくさん持ち歩くことはないので、本来の用途ではなく、釣行時にニッパーやハサミなどを鍵の代わりに取り付けて使おうかと考えています。メタリックなケースも付属します。中にはフライを収納できそう。

キーバック:KEY-BAK キーバック60thアニバーサリー

Gone Fly Fishing and Stargazing

今年初めての釣行で、尺に近い大きなイワナが釣れました。いつもの渓流とは異なる、釣り人が滅多に入らない川の源流域です。この川は天然のイワナしか釣れないので、イワナのスポットに的を絞り、イワナが出そうなフライの流し方に専念。上の写真は一匹目、20cmぐらいでしょうか、この川では平均的なサイズ。

そして、こちらが久しぶりの大物。フライは前日に巻いた、アダムズドライフライをベースにしたオリジナルパターン。フックは14番で大物狙いでした。

一旦引き寄せた後に、この大きな尾びれでぐいぐいラインを引っ張られましたが、同行者がランディングネットに捕獲してくれました。たぶん、このサイズを私が地元の川で釣り上げたのは初めてではないかと思います。

記念にセピアで一枚。しばらく、撮影につきあってもらいましたが、無事にリリースすることができました。

注記:源流域から少し下った堰堤が連なる部分はたいへん険しく、アクセスが容易ではありません。あまりにも危険なので今回、釣行した河川の名称と場所は非公開とさせていただきます。

宵の明星を西の空に見ながら、30分ほど歩いてジムニー駐車位置まで戻るとすでに暗闇。月はまだ昇っていなかったので、暗い星もたくさん見えます。ウェーダーを脱いで、Olympus PEN E-P1をマンフロット製三脚にセットしていると、飛行機ではない明るい光がかなりの速度で移動しているのが確認できました。人工衛星にしては明るすぎるので、たぶんISS(国際宇宙ステーション)だと思います。exifを見ると撮影時刻は午後8時前。

星の写真は合計12枚、主に東の空を撮影しましたが、そのうちの3枚に流星らしき光跡が5本も写っていました。時期から推測するとみずがめ座η流星群(Eta Aquariids)の可能性が高いのですが、放射点を考えると流れ方が違います。光跡は土星の少し南よりから獅子座デネボラ付近に流れています。

上の写真、カメラはノイズリダクションをOFFに設定し、RAWフォーマットで撮影、Aperture 3.0.3でノイズ除去を試みました。しかし、横縞模様のノイズは消すことができません。カメラ側でノイズ除去した方がきれいに撮影できることが判明しました。こんなことになるのなら、Nikon D90を持参すれば良かったと後悔。

この写真にも流星と思われる光跡が3本、写っています。その内の1本は先ほどと同じデネボラ〜土星。3本の光跡の接点は、地平線のずっと下の方になるので、放射点が同じ流星群とすれば、流れる向きは地平線から天頂方向と考えられます。露光25秒で換算34mmの広角レンズでこれだけの流星が写っているということは、相当な数が流れているはずです。残念ながらいずれも目視で確認した訳ではありません。

この写真にも左の方、樹木の背後を上下に流れる光跡が1本、確認できます。横縞模様のノイズが醜い。

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