前脚、特に右側は隙間にパテを埋めて、穴開け作業工程の失敗を隠そうとしましたが、埋めたパテがよろしくないのか、傷痕が目立ちます。そこで思い付いたのは、座面を貫通した部分(幅30ミリぐらい)を8ミリほど掘り下げて、埋め木をするという案。埋め木として使えるように加工したウェンジの角材持参で木工師匠宅へ相談に行きました。
木工師匠はミズメの木目が綺麗なので、埋め木はお勧めできないと言われました。傷の深さはどのくらいなのかと尋ねられたので、2ミリほどだと応えると、代案として、座面全体を2ミリほど削る方法を提案されました。後ろ脚の方に向かって、削る深さを徐々に浅くする方法もあると…
師匠のアドバイス通りに傷を埋めた前脚部分を1.8ミリほど、12.7ミリのストレートビットを装着したトリマーで削ると、傷が消えました。徐々に掘り下げる深さを浅くしながら座面の半分ぐらいまでなだらかな傾斜をつけながら削りました。
横から見ても分かりにくいですが、前面に向かって緩やかな傾斜を付けました。表側のみ、荏ノ油を塗布して、結果を報告にまた師匠宅へ。傷をほぼ完全に隠した座面を見て、師匠曰く、「これ本当にさっきのやつですか?別のものを作っておいたん?」最高の褒め言葉をいただきました。前脚に向かって微妙な傾斜があるのはデザイン的にも実用面でも良いとも。失敗を成功に変えることができ、大いに満足!
穴開け作業時に傷が付いたそもそもの原因は、ドリルビットの刃先が丸くなって全く切れない状態であることなので、ドリルビットの刃を研ぐ必要があります。
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