Macで使用できる天体観測用フリーウェアのStellariumがiOS用のStellarium Mobileとして公開されているので、iPhone 12 miniにダウンロードし、2月1日の近地点に接近しつつあるC/2022 E3 (ZTF)の位置を確認しました。彗星は現在、北極星と北斗七星を線で結んで、北極星よりの少し下辺りにあります。
北極星なら北側の屋根裏部屋から見えるので、Nikonの双眼鏡(7×50 7.3º IF WP Tropical)で確認すると、目視で淡い雲状の彗星を捉えることができました。肉眼では見えません。双眼鏡でも慣れた人でないと彗星を捉えるのは困難。
外気温は零下でも幸いにも窓を開ければ屋内から撮影できるので、iOptron SkyTrackerで追尾しながらOLYMPUS M.25mm F1.8のレンズを装着したOlympus PEN E-P5でインターバル撮影を試みました。お隣のTVアンテナ右斜め上のぼんやりした明るい星がC/2022 E3 (ZTF)です。
レンズをOLYMPUS M.60mm F2.8 Macroに交換して同じ設定値で撮影したのが上の画像。それぞれのレンズで20枚ずつ撮影しました。複数の画像ファイルをStarStaXを使って比較明合成し、少しクロップしてあります。