Apple LED Cinema Display 24"

このポストは暫くPrivate扱いでサーバーにアップロードしていました。Apple製品を使用し続けることに人生の多くの部分を捧げている20年来のマカーとしては、Apple製品に関して否定的なポストは極力、書かないようにしていましたが、Webで検索しても、LED Cinema Displayで同じような不具合?を体験したとする記事は見つからなかったので、敢えて、公開することにしました。

私が現在、使用しているApple LED Cinema Display 24″の解像度は1920 x 1200 (16:10)ピクセルで、表示倍率125%のA4ファイルを2枚縦置きして、上下左右に少し余裕があります。左右のゆとり部分に英辞郎を組み込んだ”Dictionary”を常時開いており、そのウィンドウが一部、重なっているものの、ディスプレイの解像度としては理想に近いものです。

このApple LED Cinema Display 24″は購入後、一年が経過し、保証が切れた時点で、液晶パネルが若干汚れるという不具合に気付きました。最初はガラスパネル内側の汚れだと思い、2個のサクションカップを用いてガラスパネルを取り外し、ガラスパネル内側の汚れをクロスで拭き取ろうとしました。しかし、シミのような汚れは取り除くことができません。実は汚れはガラスパネル内側ではなく、困ったことに液晶パネル内側に付着しているようなのです。

電源オフでディスプレイが黒い状態であれば、全く気付くことはありません。電源オンで壁紙を無地の白にすると3カ所にシミのような汚れがあることに気付きます。TextEditで新規ファイルを開いて、デスクトップ上を移動させると、シミのような汚れを容易に確認することができます。しかしながら、普通に使用している限り、汚れに気付かないか、気付いたとしても許容レベルであると感じる人が大半かもしれません。(私はかなり、神経質です。)

原因は経年変化と言われればそれまでですが、タバコの煙か何かがディスプレイ下部の通気孔から侵入して、その粒子がディスプレイ内部に付着したとか言われても、私には反論できません。

iMac 20″ (Mid 2007)の時はガラスパネル内側が曇り、ファンの回転数が異常に高くなるという現象がありました。曇りはガラスパネルを外して拭き取ればきれいになったのですが、今回のように液晶パネル内側となると、手も足も出ません。

さて、私にとっては液晶パネルの汚れが気になるこのLED Cinema Displayを妥協しながら使い続けるか、代替品を買い求めるか、今ある物で間に合わせをするかのいずれかになります。Apple製品以外のディスプレイで気に入ったものはないので、代替品はやはりApple製品になると思います。iMac 27″を代替品にするという手もあり、既に購入を検討していますが、私の使用環境にとって、構造的な問題を抱えている可能性は否定できず、時期的にも秋にアップグレードがありそうで、現時点での購入は控えるべきかという気もします。

1 thought on “Apple LED Cinema Display 24"

  1. yellow blotch on iPhone 4 screen

    画像はMac Rumorsから拝借。iPhone 4液晶ディスプレイのこの黄色いシミのようなものは、ガラスの層を接着するために用いられる有機官能性シランZ-6011と呼ばれる結合剤だそうです。しばらく使っていると、この結合剤は蒸発して黄色いシミは消えるようです。

    Apple (Foxconn)は、接着剤の蒸発過程が完了していない状態のiPhone 4を急いで出荷しているために、このような現象が起こっているとのこと。私のLED Cinema Display 24″の液晶パネル内側に現れたシミのような汚れは、灰色であり、明らかにiPhone 4の黄色いシミとは別物に見えます。

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