Gion Matsuri Yoi-Yoi Yama 2012

Yoi-Yoi Yama 2012

蒸し暑い夕暮れから夜にかけて、数万人規模の人混みの中をカメラをぶら下げて京都の街を歩いてきました。Sony Cyber-shot DSC-RX100の試写会を兼ねて。

Yoi-Yoi Yama 2012

最低限必要な部分のみ、マニュアルをさっと読んだだけなので、カメラの使い方が全然わかっていません。他の使い慣れたカメラと同じように絞り優先で撮影しました。Mac OS(ApertureとiPhoto)がまだこのカメラのRAWに対応していないので、画質はRAW + JPEGではなく「ファイン」に設定しました。画像サイズはL: 20M。絞り開放の上の画像、コンデジとは思えないほど、背景が綺麗にボケています。ISOは500ですが、高感度ノイズはないに等しいかと思います。

Yoi-Yoi Yama 2012

宵山(宵々山)の写真で難しいのは露出をどこに合わせるか、悩みどころです。RAWで撮影できれば後から大幅な補正が可能ですが、今回はJPEGなので、撮影時の設定とフレーミングが適正でなければ後からどうすることもできません。RX100で撮った上の画像は提灯に露出を合わせています。フレームの中で暗い部分が多ければ黒つぶれが目立ちますが、この程度なら提灯が主役と言うことで黒つぶれをごまかすことができます。

Yoi-Yoi Yama 2012

上の画像は同じ位置からほぼ同時刻にNikon Coolpix P300で同行者が撮影。提灯の色が随分と異なります。どちらがより実際の色に近いかと言えば、たぶんRX100で撮った方だと思います。Coolpix P300も夜景は得意分野です。RAWでの記録はできないけれど、流し撮りも可能だし、まだまだ手放すことはできません。

Yoi-Yoi Yama 2012

RX100で撮った上の画像、絞り開放(f/1.8)なのに小さな文字がくっきりと読み取れることに少々、驚きました。厳しい撮影条件であるにも関わらず、このカメラはかなりシャープな画像が撮れます。

SonyのImage Data Converterを使えば、RAWで撮影した画像ファイルをMacで現像することができるそうなのですが、お世辞にも使い勝手が良いと言える代物ではなく、ダウンロードしてインストールしてみたものの、使う気が全く起こりません。Aperture/iPhotoのRAW対応を気長に待ちながら、当分の間、JPEGで撮影することになりそうです。

2 thoughts on “Gion Matsuri Yoi-Yoi Yama 2012

  1. 筆者様

    鋭い、そしてシャープな絵ですね。カメラの現物も見ました。驚く程小さく軽いのには驚きました。それにしても、この悪条件(?)でこのシャープさは驚きです!

    Jim、

    1. このシャープさはZeissブランドのレンズで、良好な高感度耐性はSonyのセンサーのおかげだと思います。人物を撮影した画像は公開できませんが、端っこに人物の被写体を入れて撮影した一枚が、歪んでいました。人物写真は日の丸の方が良いかもしれません。それとマクロは自動感知で撮影できますが、広角端にしておかないとRicohのコンデジのようには近付くことができません。

      私はどちらかといえば、このカメラは重いという印象があります。人によって感じ方が異なるようですね。Coolpix P300やRicoh GR Digital IIIが軽く感じるので、それと比べて重いと感じるだけかもしれませんが。

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