Feb 052018
 

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屋根上に積もった雪が融けて軒下に落下したので、傾いた煙突を自分で元に戻すことにしました。下から見る限り、フラッシングを含む煙突パーツ自体に損傷はなさそうであり、雪の重みで切れた針金を交換すれば元通りに真っ直ぐになりそうです。笠の部分から四方に、二重にした太めの針金が、母屋の壁面に取り付けられた金具に固定されています。今回の大雪で切れた針金は破風に固定してあった左下のもの。

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二連梯子の先端を破風に掛けて、破風の上の方に新たな金具を取り付けました。この部分のみ、金具ではなく釘に針金が固定してありました。

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左が雪の重みで切れた針金を固定する釘。右が新たに取り付けたU字型のステンレス製金具。金具の名称はステンアイストラップ8mm。同じような量と質の雪が降れば、また切れること間違いないので、この部分は針金ではなく、2ミリのワイヤーロープを使って固定することにしました。1メートル単価、¥198もしますが、同じ径の針金と比べるとずっと丈夫そうです。但し、針金とは異なり、末端処理が難しい。私はシルバーロックと呼ばれるアルミ製のスリーブにワイヤーロープを通して、プライヤーで圧着しました。それでもワイヤーが抜ける恐れがあるので、ワイヤーの上に短い針金を巻いて固定しました。

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お隣さんに助けてもらいながら長い方の二連梯子を屋根上に渡しました。どちらかと言えば慣れている方ですが、しっかりとした足場や命綱なしで、勾配およそ40ºの滑りやすいガルバリウム鋼板の屋根に登るのは危険極まりない。煙突はフラッシング内側に載せてあるだけなので、煙突を掴んで身体を支えることはできません。ワイヤーロープを笠の穴とシルバーロックに通してプライヤーでかしめるには両手が必要なので、不安定な体勢で作業しなければなりません。

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傾いていた煙突を元通りにほぼ真っ直ぐに立てることができました。これでまた薪ストーブが使えるようになります。

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今週も記録的な寒波の影響で、積雪が予報されているので、長い方の二連梯子はしばらく屋根上に置いておくことにしました。

作業の恐怖度:5段階で5

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  2 Responses to “Snow Load Damage — Part 2”

  1. 筆者様

     つまらないつぶやきで恐縮ですが、この、屋根の上でのステンレス煙突と、石膏の様な台座との連結構造の状態は、いつまで経っても同じ結果が訪れるだけだと思います。

     筆者様が、一番ご存知の事と存じますが、薪ストーブは「暖炉」の様な、燻口から煙突まで「一体では無い」。建物内の煙突の筒か、アスベスト土管もしくはステンレス管で、断熱施工済み。屋根マラの覗きは、同じく、ステンレス管をアスベストもしくは、漆喰系の材料で、屋根から覗かせ固定。

     建築に造詣の深い、筆者様なら、素人の私が言うのも烏滸がましいですが、UK等のチムニーは、家の中から作り込まれ、そして、その先端は、建物構造と融合されて、建物の支えを受け、しっかりと屋根から首を出しています。

     筆者様の煙突は、屋根からクビを出している知り土台とステンレス管排気部分接合部分が、Weakなだけで、屋根の上の土台は、写真から拝見する限り、ビクともしていない。

     この、屋根から顔を出している土台が、耐力的に雪の滑りに勝てるのなら、是を、現在のステンレス製煙突を、しっかりと、屋根の上にある、下からの煙突パイプと連結して後、その周りを、この屋根の上に突出している「白い」材料で、雪が積もる高さ以上に覆う事により(多分、覆うためには、その覆う部分に、屋根と連携した、しっかりした骨組みを仕込む事が必要になって来ると思います)、雪の塊の落下方向の重量が、この華奢な支えのスレンレス肌、丸裸の煙突に掛からなくなるはずなので、同様事件再来は、避けられるのでは・・・・・?

     と言う、私の素人の夢想的、構想的対策です(^^;

    Jim,

    • 今回の修復作業は大量の雪に押されて傾いた煙突を元通りに戻す一時的な修復作業と考えています。傾いたままの極めて重い煙突部材を屋根上に放置すると、次のまとまった積雪時に落下して破損する恐れがあるために作業を実行しました。

      何れ適切な足場となるものを製作して、構造的な不具合を補う「雪止め」を煙突近くの屋根上に設置しようと計画しています。屋根上に出た煙突部材(フラッシングとストームカラー上の部分)は、その「雪止め」に支持金具で固定します。

      当地は豪雪地帯ではないので、雪止めは不要であると、このログハウスを建てたアメリカ人ビルダーは考えていたと思います。実際、築後およそ25年間は一度も雪の被害には遭っていません。しかし、数十年ぶりの大雪が去年と今年、連続して降ったわけで、これは想定外なのだと思います。

      ステンレス製の二重煙突部材には断熱材が入っておりますが、アスベストは多分、使われていないと思います。ストーブドア周囲に取り付けてあるロープ状の部材もアスベストではなく、ガラスファイバー製です。劣化したので自分で交換しました。

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