レンジファインダー風のOlympus PEN-F、京都駅前の家電量販店で実機をチェックして来ました。実機に触れると欲しくなるかもしれないと思っていましたが、実用性を考えるとそうでもなかったです。(手に入れて主に観賞用として飾っておきたいとは思います。)
気になっていた撮像素子のメーカーですが、売り場におられたOlympusのスタッフに尋ねてみました。「Sony製です」とはっきりと言われて少々、驚きました。Panasonic製撮像素子を採用したE-M1は高感度、熱ノイズに弱い傾向があり、星空撮影や高温時の夜間撮影には不向きでしたが、Sony製の撮像素子ならその辺りに関しては安心できると思います。ただ、新開発20M Live MOSセンサーは、これまでのOlympusミラーレス機に採用されていた16Mのセンサーとは画素数が異なるので、ノイズの出方も違うかもしれません。OlympusのサイトからISO1600で撮影された実写サンプルをダウンロードしてみました。私には暗部ノイズがちょっと気になるレベルです。
PEN-FはOM-Dシリーズと同様にEVF(電子ビューファインダー)内臓です。そのEVFも、外付けのVF-4と比較しながら確認してみたところ、見易さに関してはVF-4の方が優れているように感じました。視野率は共に100%でドット数も同じですが、倍率が異なります。VF-4が1.48倍に対し、PEN-Fの内臓EVFは約1.08倍〜約1.23倍になっています。この倍率の差が見易さに影響しているようです。
性能よりもデザインを重視したカメラであることは間違いないと思います。
展示されているのですね!
実は購入予定でしたが…予算が足りなくなってきました…
ひとまず僕も見に行ってきますね!
minority318さんの世代ならPEN-Fのデザインに対してクラシックながらも新しさも感じられると思います。が、フィルム時代に、今でいうフルメタルボディーの重くて大きなフルサイズ機(例えば、Asahi Pentax SP)を幼少時代に使っていた我々の世代からすれば、ボディーの中身とEVFを除いて、外見に関しては何も目新しいものを感じることができません。このカメラの主なターゲットは我々の世代ではなく、minority318さんの世代だと思うのですが、そうなると価格が高すぎるような気がします。良いカメラであるとは思いますが…