実地で使用する前に、Wild-1京都宝ヶ池店で入手したSIMMS® Freestoneウェイダーの細部を確認しておきます。SIMMS®製ウェイダーは私が入手したFS(Freestone)を除き、すべてモンタナ州ボーズマンにある自社工場で製造されているそうです。東レの防水透湿素材を採用した最も廉価なFreestoneは中国製のようですが、設計と製造指導はSIMMS®米国本社工場が行なっているでしょうから、高品質であることは間違いないと思います。箱の中に写っているSIMMS®製の交換用靴紐は別途購入しました。
ウェストハイのFreestone Wading Pantsは今年の製造分が在庫切れということで、入手したのは胸にあるジッパー付きの大きなポケットが特徴的なチェストハイ。このポケットは完全防水ではないそうですが、胸の高さまで水位がある河川に入渓することはほとんどないので、ポケットの中にはiPhoneを収納する予定です。(これまでiPhoneはウェイダー 下のズボンのポケットに収納していました。)胸の辺りの内側には別のジッパーがありますが、これは別売オプションのティペットテンダー・ポケットや防水ウェイダー・ポーチを取り付けるためのものです。
ラベルには製造国と共にRN #(登録済みID番号)が記載されています。
別のラベルには裏打ちと表生地、足部分の素材が表示してあります。足部分はネオプレンであるのに対し、東レの防水透湿性素材(QuadraLam™)は100%ナイロンでできているようです。洗濯手順も記載されています。常識ですが、乾燥機やアイロンの使用はご法度。シームテープの接着剤が溶ける恐れがあります。
ネオプレン製の足の部分は立体縫製。ストッキングフットのウェイダーでは、この部分から浸水することが最も多い。
ウェイダーと一体となっているグラベルガードをブーツの上から被せるようにして下ろしておくと、ピンホールが空きにくくなるので、ウェイダーのネオプレン素材を保護することができます。
脚部の縫い目は中央にあります。防水透湿性素材のQuadraLam™は4層構造だそうです。
SIMMS®のロゴマーク、控え目ですが目立ちます。
SIMMS® Freestone Waders – Stockingfoot — Part 3へと続く。
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