Husqvarna 141 Lubrication Failure — Part 5

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チェーンオイルの潤滑状態を確認しようとして、クラッチカバーを外した状態でエンジンを始動させました。(本来は決してこのようなことを行ってはなりません。)エンジン始動後、アイドリング回転数ではチェーンオイルが出ているかどうか確認できなかったので、回転数を少し上げた状態をしばらく維持していると、突然、クラッチが外れて数メートル、飛んで行きました。幸いにも怪我はなかったものの、もし覗き込むようにしてオイルポンプを見ていたらと思うとゾッとします。クラッチアセンブリーが飛んで行った先に人がいなかったことも幸いでした。

クラッチが外れた原因は半時計方向にしっかりと締めていなかったことと、クラッチカバーを外した状態でエンジンを始動させたことです。クラッチアセンブリーは3つの部品を強力なスプリングで留めてあるだけなので、クラッチドラムから飛び出したクラッチは大きな遠心力により、分解されてバラバラになります。

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バラバラになったクラッチアセンブリーをどのようにして元通りに組み直せば良いのか、四苦八苦しながら発案した方法が上の画像。最初は三つの部品を組み立てると同時に一本の線状に伸ばしたスプリングを引っ掛けて円状にしようとしましたが上手く行かず断念。二つの部品と円状のスプリングだけ組んだ状態でバイスに挟んで固定し、スプリングを伸ばしながら三つ目の部品を組み付ける方法が成功しました。

今度はクラッチカバーとソーチェーンを取り付けた状態でエンジン始動。オイル漏れの状態は相変わらずですが、量は少ないもののチェーンにオイルは潤滑されているようです。回転数を上げるとどうなるのか試してみると、エンジンはストロール。

Husqvarna 141 Lubrication Failure — Part 6へと続く。
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