Gone Fly Fishing 2016 — Part 1

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ゴールデンウィーク前に釣行するなら今日しかないということで、今季初めていつもの渓流に単独釣行しました。熊鈴を持っていても、3名が子連れの熊に襲われて重軽傷を負ったというニュースを読んでいたので、役に立たないかもしれないと思いながら、今日は熊鈴を二つ腰にぶら下げて入山しました。20年近くも通い続けてこの山で一度も熊は見かけていないので、出くわす確率は極めて低いでしょうけれど。

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「一般車両通行禁止」のゲート手前で車を停めて釣り道具を準備していると、後からやって来た軽ワゴンの人が私と同じように車を停めて、手ぶらでゲートから先に歩いて行かれました。釣り道具一式をバッグに入れて、堰堤の先を目指して歩いていると、先ほどの手ぶらの人が戻ってこられました。「釣りですか?」と問われて会話が始まり、いつの間にかその人も私と一緒に堰堤を目指してまた歩き出しました。

Mountain Stream

「一人は怖いので」と板垣退助のような立派は髭を生やした手ぶらの人は言いました。「一人で怖くないの?」と尋ねられましたが、私は返答に少し困りました。内心、あなたのような手ぶらの人に山で会うことの方がもっと怖いと私は思いました。私はこの辺りで入川しますのでと言って、昔の百円札の人と別れました。河原でウェイダーとウェイディングシューズを履いて、毛鉤をティペットに結んでいると、先ほどの手ぶらの人が、両手で山菜を抱えるようにして林道を下りて行きました。

カゲロウは飛んでいないし、ドライフライには時期尚早だったためか、魚影は見えても釣れないイブニングでした。ジムニーで下山途中に長くて大きな尻尾が特徴的なタヌキを目撃しました。

日本では高島市で開催される今年のWings for Life World Runは5月8日午後8時、今津総合運動公園からスタート。

Wings for Life World Run 2015

滋賀県高島市JR安曇川駅の近くで普段はめったに見かけない外国人を4名も同時に見かけました。何でだろうと思い、地元の人に尋ねてみると、ひょっとしてこのイベントのためかもしれないということでした。

世界33カ国35会場で同時に開催される、ゴールが背後から追いかけて来るちょっと変わったマラソンイベントが今年は日本でも開催され、その開催地が滋賀県高島市。日本では5月3日午後8時スタートのナイトレースになります。(世界標準時では午前11時開始)参加費用の全額相当額が、脊髄損傷の治療研究に使われるそうです。

Red Bullの関係機関?であるWings for Life財団が主催するためか、Red Bull Racingの現役F1ドライバーであるDaniel Ricciardoや元F1ドライバーのMark Webberも参加するようです。(たぶん、オーストラリアの会場)今年はSuper Formulaで活躍する小林可夢偉も高島会場で参加するそうです。

日本語公式サイトはこちら

5月2日追記:

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

世界6大陸35会場で同時開催されるグローバルなスポーツイベントが地元滋賀県の高島市内で開催されるということで、前日となる2日の夜に会場を視察してきました。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

主催者Red Bullの車両の他、関西テレビの中継トラックも停車してあり、開始24時間前のリハーサル中でした。イベントに参加する人はほぼ皆無の状態。

5月3日追記:

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

初開催となった日本会場のスタート地点は、高島市今津総合運動公園。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

スクリーンには世界の各開催地から生中継される映像が映し出される予定。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

午後8時のスタートを前にポールポジションで準備しているのはアンバサダーに就任したレーシングドライバーの小林可夢偉とマネジャーの船田氏。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

スタート直前の様子。小雨が降り始めました。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

開始30分後にキャッチャーカーがランナーたちの後を追いかけます。1,983名の参加者はキャッチャーカーに追い付かれた時点でアウト。女子の部門では長距離ランナーの渡邊裕子さんが56.33kmを走り、優勝。公式サイトではライブ中継が英語解説でネット配信されていました。日本会場で優勝した渡邊裕子さんは女子部門で世界チャンピオンでもありました。男子の部門では67.68kmを走破した地元滋賀県出身の沖和彦さん。

Wings for Life World Run 2015, Takashima Japan

会場を出た我々は、湖周道路の30キロ地点辺りで、iPad miniでライブ中継を観ながら先頭ランナーの通過を待機していましたが、まだまだ時間がかかりそうだったので、帰宅しました。その後、iMacの大きなディスプレイでライブ中継を楽しみました。マラソンを観ているよりもずっと面白いと感じました。