What Happens Once May Happen Again

当ブログをお読みいただいている方からF1シンガポールGP開催期間中の宿泊先ホテルに関して、たいへん貴重な情報をいただきました。パドックに最も近く、市街地サーキット内側にそびえ立つあの超一流ホテルが金曜C/I、月曜C/Oの日程で、我々でもぎりぎり手が届く宿泊料金で売りに出ているという耳より情報です。仮眠から目覚めた私は、慌ててExpediaで確認。確かに去年、起きた予約システムのエラー発生時と同様の料金で金曜から3泊分の予約ができるようになっています。予約時にクレジットカードに課金されるけれど、2日前までにキャンセルした場合はキャンセル料は適用されないとのこと。石橋を叩いて壊す用心深い性格の私は、Expediaに電話で確認し、間違いはないとのことだったので、予約しました。

二日後、iOS用App、Expedia Hotelsで確認するとエラーになっていて予約ができない状態です。ホテルの予約サイトでも確認したところ、前日に予約可能だったのが予約不可になっていました。やはり、ホテルの予約システムにエラーが発生していたようです。去年は、Booking.comで予約後、2週間ほどしてから現地ホテルの予約課責任者からメールがあり、スイートルームにアップグレードするので日程を変更してくれないかとの打診がありました。断ると返信がなく、出発直前になって東京の予約センターを介して予約の確認が取れ、安心して出発したという経緯でした。

今年も日程変更打診メールが届けば面倒なことになるので、少々迷いましたが、こちらから東京の予約センターに連絡して、ホテル側のシステムエラーを指摘した上で、本当に予約が取れているのかどうかを確認してもらうことにしました。電話に出た人は去年のことを覚えておられたようです。今年もシステムエラーが発生した可能性が高いので、現地ホテルの予約課責任者から確認のメールを送らせるとのこと。「お客様のアドレスはxxx@mac.comで宜しいでしょうか。」何とこちらから伝えてもいないのに、私のアドレスが手元にあるみたいです。

そして確認メールが現地ホテル日本人スタッフから届きました。このお方も去年のことを覚えておられるようで、「この度も、年に一度のイベント、F1の時期に私ども、XXXにご予約を賜り、誠にありがとうございます。」から始まり、「昨年もご予約システムの件で、XXX様へはご迷惑をおかけし、さらに今年も同じようなことが起きてしまい、XXX様へご心配をお掛けしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。予約課へ確認し、現在、XXX様より下記のご予約をエクスペディア様を通じまして確かに頂戴しております旨、報告がございましたので、どうぞご安心ください。」

石橋を叩いて壊してしまい、(こちらからシステムエラーを指摘するということは、それを知っていて予約したということになります)渡れなくなったかもしれないと思っていたので、安心しました。去年、責任者から突然届いた日程変更打診メールには少々驚きましたが、その後の対応や今回の対応にはさすがに超一流ホテルのサービスと思わせるところがあります。アップルストアGenius Barがお手本にしただけはあります。

今年も場違いにもほどがある超一流ホテルにシンガポールGP開催期間中に宿泊できることになりました。部屋は去年と同じT5〜T6へと向かうストレートが見える方の上層階。一生に一度の体験だと思っていたので、半年以上も先のことなのに今からワクワクドキドキが始まりました。Bernie Ecclestone、Richard Branson、Christian Horner、Sebastian Vettel、Bruno Sennaその他F1関係者やGeorge Clooneyなどの著名人にまたホテルでお目にかかることができるかもしれません。今年もLotus Renaultがこのホテルを宿泊先に選ぶとすれば、アイスマンKimi Räikkönenにも会えるかもしれないと思うと、緊張のあまり、また腹痛?

ホテル側の予約システムエラーを公表することになりますので、ホテル名は伏せさせていただきます。(去年のポストを見ればばれてしまいますが、ホテル名称を検索してもヒットしないように配慮しています。)貴重な情報をコメント欄で知らせてくださいました方に改めてお礼申し上げます。そしてF1開催期間中の特別料金ではない通常料金での予約を承認していただいたホテルのスタッフにも感謝します。

追記:このポストはホテル予約システムのエラーが解消されたのを確認してから投稿しました。2月18日午後の時点では客室の予約はできないようになっています。

7 thoughts on “What Happens Once May Happen Again

  1. 去年も起きて、今年も起きると言うのもね。何か特殊な事情があるのか、外部からのハッキングなのか、単にスタッフがトロイのか(笑) でもラッキーでしたね。それでそのホテルを好きになってくれるなら、それはそれでいいのかもしれない。

    1. 誰かがハッキングしている可能性、私も考えました。その狙いは何かと妄想した時、思い浮かぶのは恐ろしいことに顧客の個人情報。たぶん、考え過ぎで、実情はシステム管理者の単なる人的ミスではないかと思います。おかげで幸運にも二年連続でサーキット内側にある数少ない高級ホテルに宿泊できることになりました。我々には場違いですが、今年もタクシーではなくウィーリー(ホイール付きのバッグ)を転がしながら徒歩でホテルに向かい、チェックインしようと計画しています。(鬼に笑われますね。)

  2. 筆者 様

     昨年の準備時期の様に、直前でのゴタゴタとスッキリしない形に陥らず、良い気持ちでこのホテルに宿泊出来る様に「確定」したのは非常に喜ばしい事であり、筆者様も気持ちの良いものだと存じます。早い時期でのアクションが功を奏し良かったですね。

    Jim,

    1. 去年はすっきりしない状態が長く続きましたが、今年は早い時期に金曜〜日曜の宿泊先が確定して安心しました。しかしながら、F1開催期間中の宿探しは博打そのものであり、これが結構面白くて楽しんでいます。耳より情報を教えていただいた下のukuさんも言われているように、この楽しい作業がなくなるのは確かに寂しい感じもします。

      1. 筆者 様

         「取りにくいモノを何とかして取る!」と言うのも、一種「射幸心を駆り立てる」行為ににていますね、確かに。難関をかいくぐって「取れた!」ら征服感と言うか充実感が生まれ、そのホテルに泊まって部屋に落ち着いた時の気持ちは、只単に予約して泊まれたと言うのとは、気持ち的に大違い。分かります、そおの気持ち。毎年の「争奪戦」であれば尚更の事と思います。

        Jim,

  3. お世話になります。エラー状況に関しては私も気になっておりました。昨年の記事も読まさせていただき不安に思っていました。ありがとうございます。
    expediaからの確認メールには、Hotel confirmation numberがありませんでしたが、expediaログイン後の「お客様の旅程」にはホテルからの番号が記載されておりました。直接ホテルサイトの予約確認から入力確認すると自分の予約が表示されたので安心しております。
    もうカード会社から請求きました。堂々と突撃します。
    思えば、昨年はチケット確保後、毎日のように予約サイトを確認していた作業が無くなるのは寂しいかもしれません。(なんと贅沢な)

    1. 貴重な情報、本当にありがとうございました。「ホテルサイトの予約確認から番号を入力」、私も試してみたら自分の予約した内容が現れたので一旦、安心しました。普通ならそこで一件落着となるわけですが、石橋を叩いて壊す私は去年の日程変更打診メールの件があったので、私はさらに東京の予約センターに確認したという次第です。ukuさんの予約も問題なく取れていると思います。カード会社から請求が来たということは支払済みですから何ら問題はないはずです。(去年はBooking.com経由で予約時決済ではなく、現地決済でした。)

      我々は水曜現地入りなので、水曜と木曜のホテルは仮り押さえ状態です。これまた穴場的なサーキットトラック内側の客室数26の小さなホテルなのですが、さらに条件が良いホテルが見つかれば変更しようと考えています。

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