Nikon D90 18-105 VR Kit—Unboxing

高感度、長秒時露光に強いという定評があるCanon EOS Kiss X3を天体撮影とモータースポーツ専用に購入しようと、タイミングを見計らっていた時に読んではいけない情報を価格コムの掲示板で読んでしまい、急遽、Kiss X3を購入候補から外しました。ダブルズーム、キットレンズは両面テープ3点留めが仕様であり、接着不良のレンズが市場に出てしまったらしいというスレッドです。

Kiss X3を候補から外すと同時に同クラスのPentax K-x、Nikon D5000も外しました。(Sony α550はデザインとシャッター音が好みではなかったので既にリストから外しています。)消去法でカメラを選ぼうとすると、欲しいカメラがなくなってしまうという事態に。

この時点で、デザインに惚れたPentax K7だけが候補に残ったのですが、考えてみればK7だけがフラッグシップというか、入門機ではないカメラです。K7と同クラスの中級機を新たに候補リストに加えることにしました。そこで選んだのがNikonの中級機であるD90、そして高感度特性に優れたCanon EOS 50Dです。この3機に絞り込んで、いつものカメラ専門店へと向かいました。

先ずは、D90の品定め。エンプラボディーではありますが、入門機とは明らかに異なる質感。フォーサーズのOlympus E520と比べると大きくて重い。控えめなミラーアップとシャッター音は私の好み。ペンタプリズム式のファインダーが非常に見やすい。3インチ、92万ドットの液晶は文字がきれい。グリップ感も上々。ここで買っても良かったのですが、表示価格がオンラインショップで確認した価格よりも若干高いことに気付き、一旦店を出ました。これは価格交渉しなければなりません。交渉相手は顔なじみの店長さんに決定。別の店に転勤されています。

20km近く、北に走って、その別の店に移動。そして改めてPentax K7を手に取って、試し撮りして気付いたのが、オートフォーカス時のレンズの大きな騒音。これはいったい何?かなり耳障りで壊れるのではないかと心配になるほど。さらに、絞り込んでリストに残ったのはD90と50D。「用途(天体撮影と動体流し撮り)を考えるとCanonがお勧めなのですが…」しかし、私の頭には両面テープ3点留めと一年で廃棄処分したプリンター(MP610)のイメージが…それに50DはD90と比べるとさらに大きくて重い。流し撮りでこんなカメラを振り回せば筋肉痛になりそう。結局、Nikon D90に落ち着いた次第です。

(下取りカメラはなかったけれど)18-105 VR Kitをオンラインショップと同じ価格にしてもらいました。エツミの専用液晶保護フィルム(¥1,260)とKenko Pro1 Digitalプロテクターフィルター(¥4,200)を追加して合計が10万を切りました。2008年9月発売時の価格は17万円ぐらいでしたから、一年以上が経過してこんなにも安くなっているのでお買い得だと思います。単品で買えば実売5万円近くするレンズも付いてこの価格で、しかもレンズには¥5,000のメーカーキャッシュバックもあります。景品としてNikonロゴ入りのカメラバッグ、フィルターケース、HDMIケーブル、液晶クリーニングクロスなど、たくさん頂きました。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.