Olympus XZ-1 Officially Announced in Japan

約一週間、遅れて日本でもOlympusの高級コンデジXZ-1が正式に発表されました。価格次第では相当数、売れるのではないかと思っていたところ、Olympus「オンラインショップ」では3年間保証付きで¥59,800(5%割引ポイント還元対象)、カメラのキタムラネットショップでは¥53,800(下取りカメラがあれば、さらに¥4,000割引)で予約ができます。発売は2月中旬。発売時の価格が実質、5万円を切るとなれば、かなり魅力的なコンデジだと思います。(米国AmazonではUS499.99+売上税で予約を受け付けています。)

i.ZUIKOレンズの開放f値は1.8〜2.5の明るさ、35mm換算で焦点距離は28mm~112mmの光学4倍ズーム、コンデジとしては大きな1/1.63型高感度CCDセンサー、背面ディスプレイは3.0型有機ELディスプレイ(約61万ドット)、CCDシフト式手ブレ補正、そしてアクセサリーポートにはPENシリーズのアクセサリー(電子ビューファインダーVF-2、マイクロアームライトMAL-1など)が装着できる点などが主な特徴でしょうか。

訴求対象となるユーザーは、明るいズームレンズを搭載したPanasonic DMC-LX5やCanon PowerShot S95ではなく、単焦点レンズを搭載したRicoh GR Digital IIIの訴求対象と重なるのではないかと思います。現に私がその具体例です。ズームレンズのテレ端でこれだけレンズが明るいと、Ricoh GR Digital IIIの単焦点レンズである優位性が揺らぐような気がします。手ブレ補正もあることだし、ズームレンズの方が使い勝手が良いことは明らかです。しかし、不便であったとしてもRicoh GR Digital IIIは言葉で表現するのが難しい何か独特な雰囲気を持ったコンデジなので、手放せないカメラです。

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