メルカリ出品19点目(ダイキャストミニカーとしては4台目)は、アサヒ玩具モデルペットNo. 27のトヨペット・コロナデラックス。兄が所有していたヨネザワダイヤペットのダイキャストミニカー、ダットサンブルーバードの競合車種になります。当時はBluebirdとCoronaの熾烈な販売競争をBC戦争とも言われたそうですが、それがそのまま我々兄弟喧嘩の武器として使われたということです。Coronaを所有していた私が常に圧勝していたのか、私の武器は兄が所有したBluebirdほど塗装剥げはありません。
旭玩具製作所による「モデルペット」のブランドは、ダイヤペットよりも早い1959年に生まれたそうで、国産としては初のダイキャストミニカーのブランドだそうです。実車は1964年3代目コロナ初期型だそうです。車体前方から後方に流れる直線基調のデザインはアローライン。
4灯式のヘッドライトが特徴的な3代目コロナ。
搭載エンジンは2R型水冷4気筒OHV1490cc、70馬力で最高速は140km。宿敵の410型ブルーバードと同様、3速MT。
アサヒ玩具が1965年に発売したダイキャストミニカーは当時の全国定価が380円。(東京都内は350円)ダイキャストの素材はアンチモニー合金。
ミニカー製造後、54年の年月が経過したことになります。現存するミニカーの希少性と保存状態を考慮して、メルカリでの販売価格を考えます。
ポスト投稿に当たり、以下のサイトを参考にさせていただきました。
ポルシェ356Aカレラ
筆者様
この「車」には思い出があります。多分、私の記憶に間違いがなければ、小学校の3が4年生の頃、社会見学で、愛知県豊田の豊田自動車を訪れました。その時に、この車のプラスチック製の貯金箱を、お土産に頂きました。色は、今でも鮮明に覚えていますが「ミント・カラー」でした。私が、玩具として初めて手にした「車」の玩具でした。
後に、私が手にした「本物の車」は、三菱ミラージュ、本田プレリュード、レジェンド(2.5リッター)でしたが、一度だけ、トヨタのコロナ・マークIIの所有者になりました。まさか、大人になってから、本物の「コロナ」に乗るとは思いませんでしたが、その時は「感無量」だったのを覚えています。
今は、車を自分で「転がす」事に興味もなく、もっぱら「乗せてもらう」方になっています(が、興味が無い訳ではなく、デザイン、性能に関しては興味を持っています)。ま、今年の5月には、いい歳になって来たので、次回の免許更新では「返上」か「更新放棄」を考えています。日本での、高齢者の、ほぼ「ブレーキ、アクセルの踏み間違い」による、作らなくてもよい、痛ましい事故を考えると、「運転責任の重さ」を考える様になったからです。
車の話のついでで恐縮ですが、私の年代の方々が生きている間に来るか来ないか分からない社会ですが、もしも全ての車が「自動運転」になったら、それでも「車の免許」って「取得」する事になるのですかね?(私の、個人的な疑問ですが・・・)(笑)。
Jim,
3代目コロナに特徴的なアローラインは強烈な印象があって、幼い頃に見た実車がお気に入りだったのか、ミニカーがやって来るとすぐさま、自分のものにしました。