今年初めての釣行で、尺に近い大きなイワナが釣れました。いつもの渓流とは異なる、釣り人が滅多に入らない川の源流域です。この川は天然のイワナしか釣れないので、イワナのスポットに的を絞り、イワナが出そうなフライの流し方に専念。上の写真は一匹目、20cmぐらいでしょうか、この川では平均的なサイズ。
そして、こちらが久しぶりの大物。フライは前日に巻いた、アダムズドライフライをベースにしたオリジナルパターン。フックは14番で大物狙いでした。
一旦引き寄せた後に、この大きな尾びれでぐいぐいラインを引っ張られましたが、同行者がランディングネットに捕獲してくれました。たぶん、このサイズを私が地元の川で釣り上げたのは初めてではないかと思います。
記念にセピアで一枚。しばらく、撮影につきあってもらいましたが、無事にリリースすることができました。
注記:源流域から少し下った堰堤が連なる部分はたいへん険しく、アクセスが容易ではありません。あまりにも危険なので今回、釣行した河川の名称と場所は非公開とさせていただきます。
宵の明星を西の空に見ながら、30分ほど歩いてジムニー駐車位置まで戻るとすでに暗闇。月はまだ昇っていなかったので、暗い星もたくさん見えます。ウェーダーを脱いで、Olympus PEN E-P1をマンフロット製三脚にセットしていると、飛行機ではない明るい光がかなりの速度で移動しているのが確認できました。人工衛星にしては明るすぎるので、たぶんISS(国際宇宙ステーション)だと思います。exifを見ると撮影時刻は午後8時前。
星の写真は合計12枚、主に東の空を撮影しましたが、そのうちの3枚に流星らしき光跡が5本も写っていました。時期から推測するとみずがめ座η流星群(Eta Aquariids)の可能性が高いのですが、放射点を考えると流れ方が違います。光跡は土星の少し南よりから獅子座デネボラ付近に流れています。
上の写真、カメラはノイズリダクションをOFFに設定し、RAWフォーマットで撮影、Aperture 3.0.3でノイズ除去を試みました。しかし、横縞模様のノイズは消すことができません。カメラ側でノイズ除去した方がきれいに撮影できることが判明しました。こんなことになるのなら、Nikon D90を持参すれば良かったと後悔。
この写真にも流星と思われる光跡が3本、写っています。その内の1本は先ほどと同じデネボラ〜土星。3本の光跡の接点は、地平線のずっと下の方になるので、放射点が同じ流星群とすれば、流れる向きは地平線から天頂方向と考えられます。露光25秒で換算34mmの広角レンズでこれだけの流星が写っているということは、相当な数が流れているはずです。残念ながらいずれも目視で確認した訳ではありません。
この写真にも左の方、樹木の背後を上下に流れる光跡が1本、確認できます。横縞模様のノイズが醜い。