Category: DIY Projects
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Drip Pan for Weber Smokey Joe® Silver Grill 14 1/2″ (37cm)
庇の水切り製作用に入手したAP板金ばさみストレート用を使い、余ったトタン板を加工して、Weberグリル用のドリップパンを自作しました。最も苦手としている板金加工も適切な工具があれば、機能的には問題がないものが作れます。直線カット用のこの板金ばさみを使えば、握力は必要ですが、ほぼ真っ直ぐにトタン板などを切断することが可能。 折り返し部分の長さが50mm程度までなら、バイスでトタン板を挟んで手で折り曲げるとほぼ直角に曲げることができます。こつは一度に90ºに曲げようとせず、45ºを二回、曲げると良いようです。トタン板をバイスに挟んだ状態で仕上げにハンマーで叩けば、直角になります。 製作途中のドリップパンをグリルに入れてみてサイズ合わせ。肉の塊をじっくりと全体に火が通るように加熱するには間接焼きと呼ばれる調理法を採用します。炭をドリップパンの周囲に置き、熱が直接、食材に当たらないようにします。肉の脂が炭の上に落ちると、炎が出ます。それを防ぐために脂をドリップパンで受け止めます。また、ドリップパンに水を入れると、蒸し焼きも可能。さらに、脂がグリルに付着しないので未然に汚れを防ぐこともできるようです。 少々いびつな形状になりましたが、機能的には問題ないはずです。実際に使用する時は、アルミ箔を被せておけば、ドリップパン自体の後片付けが容易になり、何度でも再使用可能。 作業の難易度:5段階で2
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Repairing Garage Backdoor — Part 4
ガレージ勝手口木製ドアの修復が完了しました。屋外側は木部防腐剤(クレオトップ)を塗布しました。前の塗料(OLYMPIC OIL STAIN)が残っていて、意図せず、アンティーク調仕上げになりました。 屋内側はこれまで通り、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを再塗装。ドアの修復完成記念にWELDITの真鍮製フィンガープレートを取り付けました。 ビスも真鍮製を使用。フィンガープレートは装飾品として取り付けたので、実際にこのプレートを指で触れるわけではありません。 庇を取り付ける前は、土台とドア枠の隙間から雨水が浸水していましたが、現在はそうした問題も解消したようです。 作業の難易度:5段階で4
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Eaves for Garage Backdoor — Part 2
ガレージ勝手口庇の1×4野地板にルーフィング材を貼り、その上からアスファルトシングルを取り付けました。シングルは一枚、向きが逆になっていますが、後から修正できないし、機能的には何ら問題なさそうなのでこのままにしておきます。 アストロプロダクツ製板金加工用ハサミ(ストレート)を入手したので、試しにトタン板を切断し、水切り加工することにしました。横から見えていた1×4野地板の木口が綺麗に隠れました。板金は私が最も苦手とする分野ですが、専用のハサミを使えば、ほぼ真っ直ぐにトタン板を切断することができるし、バイスに挟んでハンマーで叩けば、トタン板を直角に折り曲げることも可能であることがわかりました。 アスファルトシングルは二枚重ねて専用の釘で留めましたが、庇の裏側に一枚目を留めた釘が貫通していました。これで貫通した釘が気になるので、ドレメルのミニルーターで突き出た部分を切断しました。火花が盛大に飛ぶので注意。 念願の勝手口ドア用の庇が完成しました。横殴りの強い雨はドアの下部を濡らしますが、庇がなかった以前と比べると濡れ方が随分とましになりました。 作業の難易度:5段階で3 Eaves for Garage Backdoor — Part 1に戻る。
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Eaves for Garage Backdoor — Part 1
腐朽したガレージ勝手口ドアの修復が完了したので、今度は腐朽した原因の一つを解消するため、庇を製作することにしました。米国製Handy Homeキットガレージに大きな庇は似合わないこと、ガレージ施工後に庇を取り付ける方法がわからないことなどを理由に、この10年間、ずっと放置していました。そのため、このガレージには立派すぎる勝手口木製ドアが雨水により、下の方が腐朽しました。やはり、ガレージ建築地の風土や母屋との位置関係を考えると、雨水がドアに当たるのを極力、避ける庇が必要です。 先ず、SPF 2×4材をドア枠の厚みに合わせて電気鉋で削ってから壁面に取り付けました。ドア枠に接触しない端の部分は45ºで面取り加工してあります。これまでは金具を使用して垂木(壁面と直角に突き出た材)を壁面に直接、取り付ける方法しか思い付かず、適切な位置にスタッド(間柱)がないので施工不可能と思っていました。今回、思い付いた方法は垂木を固定する2×4材を壁面に水平方向に取り付けるというアイデアです。この2×4横材はスタッドに固定するので庇の長さよりも長くなります。 垂木も2×4材で加工しました。垂木に加工した勾配はギャンブレル屋根の勾配に合わせてあります。間柱に打ち付けた横材とはシンプソン金具(ダブルシェアハンガー)で固定。垂木は3本、用意しましたが、強度的に2本でも問題なさそうなので、ドア中心線上のドア枠に固定する垂木は省略しました。(ダブルシェアハンガーは本来は根太受けに使用するものです。) 内側の野地板は斜めにカットしてあります。 勾配を加工した2本の垂木に1×4の野地板、3枚をビス留め。2×4横材、垂木、1×4野地板に木材防腐剤、クレオトップを塗布しました。 後は野地板にルーフィングを貼り、その上からアスファルトシングルを留めれば、オリジナルの庇はほぼ完成します。水切りを付けるかどうか、現在、検討中。 Eaves for Garage Backdoor — Part 2へと続く。
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Repairing Garage Backdoor — Part 3
最近、Flickrにアップロードした画像ファイルのiFrameコードを当ブログサイトに埋め込んだ場合、iOSデバイスで閲覧すると、日本のApp Storeから入手できない最新版のFlickr Appをインストールするように促されるようになりました。画像ファイル右上のXをタップすると次回からは表示されなくなりますが、初回閲覧時は毎回、Flickr Appの広告が出るので、今日のポストでは試験的に以前のようにHTMLコードを埋め込んでいます。 4月20日付けのポストでRYOBIブランドの電動工具を購入したのは初めてのことかもしれませんと書きましたが、10年以上前に入手した電気鉋がRYOBI製だったので訂正します。ガレージ勝手口木製ドアの腐朽した部分を埋めるのに手元にある厚み48mmの余材をこの電気鉋で4mm削って、厚みを44mmに調整することにしました。確か、電気鉋がガレージの奥まった所にあると思い、見つけ出したのがこのRYOBI製の電気鉋ML-82Sでした。 この電気鉋の最大切削深さは1mmなので、切削深さを0.5mmに設定して、8回ほど鉋をかけると44mmの厚さになるはずです。最大切削幅は82mmなので、左右二回に分けて切削しました。段差は西洋鉋とオービタルサンダーで調節。 厚さ44mmに調節した松材を2枚、横に並べて切削した部分にはめ込みました。プラスチックハンマーで叩かないと入らないほどサイズはぴったりですが、この状態で木工ボンドで接着しても強度に問題があるのでホゾ組することにしました。と言っても凸部はないので、後から9mm厚の化粧板を切断して凸部を作り、ドア材に釘留めしました。厚さ44mmの松材に9.0mmストレートビットを用いて凹部を掘りました。二枚並べた松材の上部は中央に6mm幅の溝切りとギンナン面3分で飾り面取りを表と裏の二カ所に施しました。 ドア全体にペーパーをかけて修復作業がほぼ完了しました。上の画像は屋外側から見た勝手口ドアの様子。(ドアは米国仕様の内開きです。) こちらは屋内側から見た様子。切削した部分はこんな風に腐朽していました。NORD製木製ドアに使われていた木材は米栂だと思いますが、この木材は水に対する耐久性が弱いので、防腐剤を塗布しておかないと雨水が当たると10年でこんなことになります。 後は塗装して、ドアを元通りにドア枠に取り付ければ、修復作業は完了します。
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Repairing Garage Backdoor — Part 2
ガレージ勝手口ドア枠の修復作業がほぼ完了したので、次はドア本体の修復作業に取りかかりました。 先ずは腐食した部分を丸鋸と鋸を使って大胆に切断。厚みが44mmもある無垢材(恐らく米栂)を思い切って切断しましたが、この部分をどんな木材を使って、どのように修復すればよいのか、先のことはあまり考えていません。修復しやすいように出来る限り真っ直ぐに且つ直角を維持しながら腐食した部分を取り除きました。 取り除いた箇所は合計3カ所あります。こちらはレイズドパネルの部分。主に丸鋸と鑿を使って1インチ分、切削した後、1×6の端材を使って切削箇所と同じサイズに加工し、トリマーで飾り面取り加工を施しました。 飾り面取りは、リョービのトリマービットセットに付属するコロ付きギンナン面3分(R 7.5mm)がぴったり合うようでした。 トリマーを用いた面取り、溝切り加工で大事なことは、必要とする長さよりも大きく加工してから、卓上丸鋸などで仕上げのサイズに切断することではないかと思います。トリマーを使った初めての作業としては上出来。送る速さが遅いと切削面が焦げてしまいますが、焦げた部分や真っ直ぐではない部分は不要な部分なので、切断します。 実際に使用する部分はこの辺り。コロ付きのビットですが、ガイドとなる板をクランプで固定して切削しました。 冒頭の一枚目の画像に写っている最も大きな切除部分をどうするか、じっくり考えることにします。2x材では厚みが足りないし、手元にある余材の厚みは48mmほどあるし、幅も不足しています。接合方法も同時に考えなければなりません。 Repairing Garage Backdoor — Part 3へと続く。Repairing Garage Backdoor — Part 1に戻る。
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Repairing Garage Backdoor — Part 1
完成直後のガレージ勝手口ドアはこんなに綺麗な状態でした。キットガレージには勝手口ドアや窓、ルーフィングとアスファルトシングル(屋根材)などは付属しないので、この木製ドアや窓、塗料は輸入建材と木製シダーガレージを扱う、東京のジェイスタイルから購入しました。 木製ドアのメーカーはNORD。2×4キットガレージの勝手口ドアとしては立派すぎるほど重くて丈夫そうだと、当時は思っていました。しかし、月日が経過すると、丈夫だと思っていたドア枠とドアの下の方が、腐食しました。腐食の原因は定期的な再塗装を怠ったことと、雨水を防ぐ庇を取り付けなかったことだと思います。 腐食しているのは去年の秋頃に気付きました。修理するにも適切な電動工具はないし、そのまま放置していましたが、先日、工具を入手したので、修理するなら「ガレージライフ」フル稼働の今しかないということで、修理作業に取りかかりました。 先ずはドア枠の方から作業に着手。重い(多分、20キロぐらい)勝手口ドアを取り外し、腐朽して虫に食われたドア枠(外側と内側の両方)の下の方を鋸で切断。手元にあった余材(SPF 1×4材とコンパネ端材)を適当な大きさに切断して取り付けました。再び、腐朽しないよう、防腐剤(クレオトップ)を塗布。外側のドア枠には緩衝材を挟み入れる溝を切ってあります。ステップの部分はビス留めしました。 木製ドアが腐食した直接的な原因は前述した通りですが、間接的な原因として考えられることは、ドアが大き過ぎてガレージの壁側面に収まり切らなかったことではないかと思います。ドアの高さが2メートル近くもあり、4×4の土台を高さ半分ほど削り取ったので、ドアの取り付け位置が低過ぎたのではないかと考えています。取付位置が低いと、地面に落ちた雨水が跳ね返り、ドアの下の方が濡れてしまいます。また、勝手口ドアは母屋に面した西向きであり、日当りが悪いので、濡れた木材がなかなか乾かない。 木製ドア腐食の原因を解消するため、ドア枠とドアの修理後に大きめの庇を取り付けようと考えています。 Repairing Garage Backdoor — Part 2へと続く。
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Workbench
木工の作業場としても利用しているガレージになくてはならない自作のワークベンチ(作業台)を紹介します。 ワークベンチを製作したのはガレージを建築して間もない2004年の夏。フレームの組み立てにはシンプソン金具(リジッドタイRTC24)と2×4 SPF材を主に使用しました。デザインはシンプソン金具のサイトからダウンロードした図面を参考にしました。ビスも錆びに強いシンプソン製。この金具を使えば簡単に直角に脚部と幕板、横板を繋ぐことができます。 フレームの大きさは、長さ150cm、幅50cm、高さ72cm。この上に長さ160cm、幅58.5cmの天板が載ります。 天板は元実家のガレージで棚板として使っていた厚さ35mmの無垢ラワン材を2枚、木ダボと接着剤を使って接ぎ合わせました。このワークベンチ製作中に左手親指を怪我したようです。この写真から10年前の記憶が蘇りました。インパクトドライバーに装着したビットがすべって親指の爪の付け根に。 天板に空けた小さな孔にはフレームとの接合に使用した木ネジが埋まっています。 等間隔に並ぶ大きな孔はワークベンチ用のクランプを取り付けるためのもの。フレームよりも天板を大きくしたのは、C型クランプが取り付けられるようにするため。脚部に棚を二段、設けました。上段はもう少し、下げた方が使い勝手が向上すると思います。但し、上段に置いたものは天板の孔から落ちてくる木屑や木紛に覆われるので注意。 2年前には開口幅90mmのバイスを天板に固定しました。鋸で小さな木材を切断する時などに使用しています。バイスの下にはテーブルタップが取り付けてあります。木紛が落下することを考えると、下段の棚に移設した方が良いかもしれません。下段は面取りしていない1×4材を並べてフレーム材に固定してあります。容易に移動できるよう、下段の棚下の脚部は2×4材を二枚重ねにしてキャスターを取り付けてあります。キャスター部分を含めた天板表面までの全高は83cm。 製作後、10年が経過した、このびくともしない頑丈なワークベンチは、現在も作業台として活躍中です。季節によっては作業台が物置台になっていることもありますが、春から初夏にかけてのこの季節は「ガレージライフ」ピーク時となるので今はフル稼働中です。 作業の難易度:5段階で3
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2×4 Basics ShelfLinks
薪棚の一部が腐朽してぐらついていたので修復しました。10年ほど前に2×4 BasicsのShelfLinksを用いて組み立てた薪棚ですが、煉瓦の上に置いていたにもかかわらず、脚部の地面に近い部分が腐朽して虫に食われていたようです。原因はShelfLinksと脚部に使った木材(ウェスタンレッドシダー)の間に雨水が溜り、すぐに乾燥しなかったことだと思われます。対策として、ShelfLinksが地面に接触しないよう、40mmほど、高い位置に固定しました。さらに、木材防腐剤(クレオトップ)を塗布しました。 修復した薪棚は二つ。薪を積んでいない方は、長さが6フィートありましたが、長過ぎて撓むので、40cmほど切断して短くしました。ShelfLinksにはステンレス製のビスが付属しますが、ビス留めはShelfLinksと2×4材であり、木材同士の接合にはビスや釘を使わないのが基本です。私は、下段の棚を固定する目的で長いビスを木材の接合に使用しました。 水に強いとされるウェスタンレッドシダー(米杉)も、水はけが悪いと腐るということがよくわかりました。 作業の難易度:5段階で2
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Zelkova Coffee Table — Part 3
脚部、短い方の横木にあったボルト用の穴を木ダボで埋めました。 IKEA BOSSEストゥールには脚部の強度を増すため、もう一本、脚部に横木が渡してありましたが、このままで十分な強度があり、脚がぐらつくこともないので、脚部の長い横木は取り付けないことにしました。長い横木がないことで、テーブル下の掃除がし易くなります。 上の画像はIKEA BOSSEからハッキング(流用)した脚部を除き、塗装前の状態で、これでコーヒーテーブルの組み立ては完成。 欅一枚板は古い塗装をオービタルサンダーで削り落としてから、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを塗布しました。濡れの現象で色が濃くなっていますが、天板に使った塗料は、カルナバワックスとカンデリラワックスの配合比が高い、透明色3分ツヤの塗料です。 脚部はアサヒペンの油性ジェルカラーニスを塗布しましたが、どう見ても失敗。IKEA BOSSEに塗装してあった透明アクリルラッカーは削り落としたはずなのですが、所々に塗膜が残っていたようです。 脚部はさらにOSMO COLOR 3163ウォルナットを塗布しましたが、色乗りが悪く、最終手段としてニッペペイントの油性オイルステイン(けやき)を塗布。意図せず、アンティーク調の仕上げになりました。 左が天板の塗装に使用したOSMO COLOR 3101ノーマルクリアー、右が幕板に使用した3163ウォルナット。 刷毛を使わなくても塗装できるアサヒペンの油性(ウレタン)ジェルカラーニスとニッペペイントの油性オイルステイン。 天板は特徴的な欅の木目を生かしながら綺麗に仕上がりました。 天板はどちらかと言えば、和風、脚部は北欧家具風の和洋折衷のオリジナルテーブルが完成しました。デザインと塗装だけではなく、使用した無垢材も欅、松、バーチ材の3種であり、その違いがわかるように仕上げました。脚部の塗装には決して満足していませんが、使っているうちに馴染んでくることを期待しています。 4月15日追記:見せたくはないテーブル裏の画像もFlickrにはアップロードしてあるのでリンクを張っておきます。 幕板と天板は4本の木ダボとIKEA BOSSEスツールから流用した金具4個で固定してあり、メンテナンスの作業性を考えて、接着剤は使用していません。 作業の難易度:5段階で4 Zelkova Coffee Table — Part 2に戻る。
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Zelkova Coffee Table — Part 2
解体したIKEA BOSSE(スツール)の脚を欅無垢材の天板に置いて、思案中。裏面の方が木目が綺麗。 脚を固定すれば隠れるはずの裏面の凹みにも埋め木を加工することにしました。ミリ単位の精度で欅端材から切り出したブロック状の埋め木を凹みに挿入。木工ボンドを使用しています。 プラスチックハンマーで叩き、高さ半分ぐらいまで埋めました。 周囲をガムテープで養生し、鋸で出っ張り部分を切断し、鑿で高さを微調整。 オービタルサンダーで表面処理。 表面よりも綺麗に埋め木処理ができました。 幕板には松の廃材を丸鋸で加工して使用することにしました。 HITACHI製の年代物卓上丸鋸を使い、幕板を横方向に斜めに切断。 切断するまでは松材である確証がなかったのですが、この特徴的な木目と切断時の香りで松材であることが判明しました。金具は解体したIKEA BOSSEのものをほぼすべて流用します。脚と幕板を接合する部分の加工が最も難易度が高い。ボルトの他に木ダボも使用しますが、穴の位置がずれると天板との接合面が水平になりません。 仮組みした脚と幕板を天板に合わせると、裏面を表にした方がぴったり合いそうなので、天板は裏と表を逆にすることにしました。一枚ものの天板には少し、反りがあり、その反りに合わせて幕板上部を鉋で削りました。幕板と天板を接合する際に木ダボを左右2本ずつ、合計4本を使用しましたが、接着剤は使用していません。接合にはIKEA BOSSEから流用した金具を使用しました。 Zelkova Coffee Table — Part 3へと続く。Zelkova Coffee Table — Part 1に戻る。
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Zelkova Coffee Table — Part 1
実家の床の間で棚として使われていた欅の一枚板をコーヒーテーブルの天板として再利用することにしました。鋸で撤去する時に付いた傷と割れがある部分(幅およそ30mm)を丸鋸で切断し、長さ910 x 幅393 x 厚み30mmの天板に加工しました。切断面の角の部分は西洋鉋で面取りしました。 天板として再利用する時に問題となるのがこの凹み。板を貫通していませんが、表と裏、両面の同じ位置にあります。確か、棚を支える天然木の支柱がこの凹みに固定してありました。上の画像は裏側として使用する予定なので、埋め木はしません。ちょうどこの辺りに脚部を固定するつもりなので、埋め木をしなくても隠れて見えなくなるはずです。 埋め木加工しやすいように鑿を使って表面の凹んだ部分を長方形にしました。 丸鋸で切断した時にできた幅およそ30mmの同じ欅の端材を使って、長方形の埋め木を加工しました。木工ボンドで凹みに接着させ、出っ張り部分を後から鋸で切断。この時、板表面を傷つけないよう、ガムテープを使って養生しました。その後、埋め木の高さが板表面と均一面になるように鑿で整えてからサンディング。 今日の木工作業はこの辺りで終了。 脚部はIKEA BOSSEのデザインを参考にしようと解体してみたら、あることに気付きました。高級なバーチ材(樺の木)を用いたこの脚を加工して流用した方が手っ取り早くて安上がりであるということ。木目が美しい一枚板の欅に見合った材は入手困難だし、脚を縦方向に斜めに切断する技術と道具は持ち合わせていないので、このスツールの脚を借用することにします。幕板はそのまま流用するには短過ぎるので、別の端材を検討します。 Zelkova Coffee Table — Part 2へと続く。
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Cat ISON Fell On My iMac
4月1日の話題ではなく、実話です。画像がないのでわかりにくいですが、昨日、ログウォールをよじ登って2階の部屋(正しくは屋根裏部屋)へ移動しようとした猫(Cat ISON)が棚の上に積み重ねるようにして置いた空箱といっしょに高さ2メートル半の位置から真下の机の上にあったiMacの上に落下しました。27″ iMacは前方に倒れ、ベゼルの部分に擦り傷が一本。猫の方はギャフンと一泣きしたものの、体は無傷のようであり、落下した直後に今度は壁ではなく、逃げるようにして階段を勢いよく駆け上りました。 以前は簡単にログウォールをよじ登り、床から高さ3メートルの棚を経由して、屋根裏部屋へジャンプすることができました。屋根裏部屋には爪研ぎ被害に遭ったアンティークのウィングチェアが退避させてあります。その部屋に猫が自由に行き来できる状態であり、そこで眠っている私を朝の4時とか5時に起こしに来られるので困っていました。今朝は妙に冷えるなあと思ったら扇風機が回っていることもあります。 昨日、棚の上に空箱を積み重ねるようにして置きました。棚が経由できないと屋根裏部屋にジャンプして移動することもできません。その空箱の一つに前脚をかけた時に箱と一緒に落下したという次第です。 今後の対策としては、高さ3メートル以上の位置にある棚を壁で塞いでしまうことかなあと考えています。避妊手術をした時に獣医の先生が言っておられました。天然素材の丸太の家は猫にとっては理想的な住環境だそうです。バスルームを除いてすべての部屋のドアを閉じておいても天井がないので、猫はその気になれば高い位置を立体的にあらゆる空間へと移動できます。猫にとっては快適で楽しい遊び場かもしれませんが、飼い主にとっては悪夢かもしれません。 4月2日追記:猫と快適に共生するために家の構造まで手を加えなければならないとは思いもしないことでした。 先々週末に半日がかりで材料をホームセンターに買いに行き、クロゼット上に1×4材を並べて間仕切りとし、向こう側にある部屋に猫(ISON)がアクセスできないようにしました。最も高い位置まで床からおよそ6メートルはあると思いますが、猫は壁をよじ登り、ジャンプしながら屋根裏に遊びに行きます。 一昨日、この棚から落下しました。応急処置として、棚に登れないよう、ガレージで以前、使っていた有孔ボードを設置しました。施工中に猫は下からじっと棚の方を観察していました。施工後、猫は最上段のログに前脚をかけてしばらく様子を窺っていましたが、これは無理かな?と思ったのか、今のところ、ログ最上段よりも高いところへは登っていません。 作業の難易度:5段階で2
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IKEA FABIAN
奥行24cm、幅70cm、厚み1.7cmのスプルース無垢材を使用したIKEAの棚を取り付けました。製品にはスチール製のブラケットと板を固定するビス4本が付属します。壁面に固定するビスは付属しません。 本来はこのような取り付け方ではなく、吊り下げるようにしてブラケットと棚板を固定するようです。アイデア次第でいろんな使い方ができるのが、IKEA製品の魅力ではないかと思います。この棚はIKEA鶴浜店で¥699でした。 作業の難易度:5段階で1
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HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 4
DIYで取り付けた触媒のボルト、ナット、スタッドに緩みがないかどうか、チェックしました。今日はリジッドラックをサイドシルに架けました。AP製リジッドラック付属のゴムパッドが車の荷重で裂けました。専用の溝付き交換用ラバークッションゴムがあるそうなので、次回、Astro Productsのお店訪問時に入手しよう。 マフラー側フランジのスタッドボルトには緩みはなし。 O2センサーのメス側コネクター(ハーネス)を固定する部分が、取り外す時に破損し、被覆付きのワイヤーで固定しました。この部分も問題はなさそう。 意外なことにエキマニ側フランジのナットが若干、緩んでいたので増し締めしました。上の4枚の画像はすべて、iPhone 5で撮影しました。 作業の難易度:5段階で2 HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 3に戻る。
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