Category: Nikon

  • Zuishinin and Daijoin Temples

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    アストロプロダクツ京都南店に向かう途中、京都市山科区小野御霊町にある真言宗大本山随心院に立ち寄りました。滅多に持ち出すことがないNikkor 35mm f/2Dを持参しました。 駐車場から随心院へ向かう途中にある大乗院を塀の外から中の様子を窺うように撮影。画像はApertureでSaturation、Vibrancy、Highlightsなどを補正してあります。 同じ場所から広角レンズで撮影した大乗院の塀。 庭から外の様子を。門に大きな投光器が設置されています。夜にライトアップしているのでしょうか。 マクロレンズのように使ってみたら六角形のボケが枯れ葉の背後に現れました。開放から2段ほど絞ってあります。 塀の瓦にピントが合っています。随心院の境内には入らず外から銀杏を撮影。 大乗院に戻り、境内から紅葉。同じNikonなのでD90とCoolpix P300は発色が似ています。こちらもApertureで補正してあります。 被写体との距離を自分が移動しながら調整しつつ、構図を選ぶ単焦点レンズもなかなか楽しいと感じました。

  • The Taurids 2011

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    おうし座流星群に属すると思われる超低速の流れ星をインターバル撮影していたRicoh GR Digital IIIが捕らえました。軌跡から推定すると、北群の方だと思います。この流星で2秒以上、見えていました。この他にもおうし座流星群ではない低速の非常に明るい流星を目視で確認しています。 Ricoh GRDは露出30秒間、シャッター間隔1分に設定したまま自宅軒下に放置。三脚に載せたNikon D90を持って、徒歩で近くの工事現場へと向かい、数枚、星景写真を撮影。こちらの写真にはおうし座の一部とオリオン座をフレーム内に入れましたが、流星は写っていません。レンズフィルターが曇ったので、クロスで拭きながらの撮影になりました。

  • Japanese GP 2011 Friday — Panning with Nikon Coolpix P300

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    日本を第二の故郷のように思っているという、McLarenのJenson Button。鈴鹿での優勝は今回が初めてだそうです。金曜の練習走行の時点でマクラーレンとフェラーリのマシンは、レッドブルよりも好調であったように思います。(Sebastian Vettelは徐々に調子を上げて行くのは毎度のことではありますが。) 上の写真は同行者がNikon Coolpix P300(レンズが明るい普通のコンデジ)を使い、ばかちょん「オート撮影」モードで撮影したもの。シャッター速度1/1250秒、f/4.9になっています。光量が十分にあり、鈴鹿サーキットで最も低速のヘアピン立ち上がりとは言え、走行中のF1マシンがこんなに綺麗に撮れることに驚きました。 その後、同行者が流し撮りの真似事のようなことをしていたので、私がカメラの設定を流し撮りモードに変更。シャッター速度優先で、シャッタースピードは1/200秒、被写体ブレするようなら1/250秒に調整。 コントラストが高めになりがち。ダークブルーのレッドブルとトロロッソのマシンは補正が必要。白っぽいForce IndiaとSauberのマシンは白飛びしがちです。(この原因は後で判明します。)RAWで記録できないので補正といっても限界があります。 このコンデジ、横方向に流し撮りすれば自動的に縦方向のみ手ブレ補正機構が働きます。 一枚目の写真と比較するとわかり易いかと思いますが、こちらが流し撮り。Jenson Buttonのライン取りは毎ラップ、安定してほぼ同じラインです。 コンデジでも撮影条件が整えば、綺麗にF1マシンの流し撮りができるということがよくわかりました。金網などがあって、オートフォーカスできない場合は困ったことになるので、適した撮影場所を選ぶことが前提になります。 シャッター速度優先で撮影したこれら一連の写真のExifを見ていて気付いたことが一つ。「オート撮影」モードで撮影したものを除き、ISOがすべて200になっている。カメラの設定を確認すると、それもそのはず、「シャッター優先オート」モードでISOが200で固定になっていました。望遠側の最小絞りはf/7.8なので、露出が不適切なものが含まれていた原因が判明しました。

  • Japanese GP 2011 Practice 1

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    90分のF1練習走行が2本、ホームストレート前のグランドスタンドとカメラマン専用撮影エリア以外ならすべて自由席となり、好きな場所で観戦できる金曜に鈴鹿に行ってきました。チケットは一応ホルダーに入れて持って行きましたが、金曜だけなら会場内でチケットを提示することもないので、チケットホルダーは不要。 自宅から鈴鹿サーキットまでは渋滞がなければ車で2時間弱の距離ですが、Steve Jobs逝去の反響を伝えるBBCラジオ番組(John Sculleyのインタビューなど)を聴いていると、甲賀土山ICで新名神高速道路を下りるのを忘れ、東名阪自動車道鈴鹿ICまで行ってしまい、若干の交通渋滞に遭いながら「みそのモータープール」に到着したのは自宅を出発して2時間半後の午前8時頃。 午後7時までの一日駐車料金は¥2,000でした。(予約はしていません。)ホンダの敷地内にあるこの駐車場に辿り着くのにあちこちでスタッフに道を尋ねましたが、どのスタッフもたいへん丁寧な言葉遣いで親切に道順を教えてくれました。今日は来年6月で国内での生産が終了となるMazda RX-8 Type Sで鈴鹿入り。 過去に幾度となく鈴鹿サーキットに通っていますが、これまで足を踏み入れたことがないスプーンカーブを目指しました。写真右手の逆バンクゲートから入った方が近いことを知らずに、方角としては近そうに思えた左手の西ストレートゲート方面からサーキットに入場。(金曜はスプーンゲートは閉まっていました。) そして、急な坂道を登ったところにあるこの狭いトンネルをくぐり、ヘアピンではなくスプーンの方へ。 午前のP1はスプーンカーブ入口付近、午後のP2はS字の辺りへ移動しようと考えていました。 スプーンカーブの仮設スタンドは一つだけ。朝からよく晴れています。 コンクリートブロックをベンチシート代わりに利用。金網が邪魔になることがないので写真撮影には最適かと思ったのですが…意外とこの場所での流し撮りは難易度が高いことがわかりました。左から右方向に減速しながら進む被写体の流し撮りに私が慣れていないことが原因かもしれません。 300km/hから180km/hへと減速しながら大きな弧を描くようにスプーンカーブへと進むF1マシンの流し撮りは容易ではありません。一定の速度で被写体が移動する場合が最も難易度が低く、次に加速しながら移動する場合。減速するF1マシンの流し撮りがこんなに難しいとは思いもしないこと。ノーズの部分が少し切れていたり、 コーナー手前まで減速を遅らせるLewis Hamiltonのマシンはリヤの部分だけになったり、 逆に減速するのが早いマシンはテールの部分がなかったり。 この後、Sebastian Vettelはデグナーで軽いクラッシュ。壊したフロントノーズの代わりとなる新しいパーツをプライベートジェットで取り寄せ、何とか予選に間に合わせたそうです。 難易度が高い流し撮りが成功すると、得られる満足感は非常に高い。P1セッション終了後にカメラコネクションキットを使い、iPadに画像を読み込んで、ピント位置とブレの有無を確認しています。ピントはドライバーのヘルメットに合わせるのが基本、と去年、逆バンクの常設スタンドで出会った年配のアマチュアカメラマンが言っていました。それと逆光にならない場所で撮影することも重要だそうです。 P1ではToro Rossoのマシンが際立って好調だったように思います。 今年は3日間通しのチケットを購入するとすれば、スプーンカーブのM席が良いかなあと思っていました。しかし、実際に初めてスプーンに行ってみて、来年、チケットを購入するとしてもここはやめておこうという結果になりました。(写真撮影しない人にとっては視界が広いスプーンは面白いかもしれません。)

  • A walk in the evening in Hikone

    国宝彦根城に隣接する玄宮園の夜間特別公開「玄宮園で虫の音を聞く会」にNikonのカメラ二台(D90とP300)体制で撮影に行って来ました。 24時間営業の京橋口駐車場にMazda RX-8を停めて、暗くなるまでキャッスルロード周辺を散策することに。 電線がない町並みはすっきりとしています。台風一過の晴天で雲がほとんどありません。 「両替商」の看板がありますが、この建物は関西アーバン銀行彦根支店。P300広角端の24mmで撮影した写真は、D90 w/Tokina AT-X 116 Pro DXで撮影した写真と区別ができないほどよく撮れています。 美しい白壁に夕陽を受けた信号機の陰が落ちていました。 大きな提灯に「日本一親子丼」と書いてあります。日本で一番美味しいのか美味しくないのかわからないので、このお店には入店せずに、早目の夕食は四番町スクエアにある中国四川料理店「招禄」へ。午後5時半に開店でした。 これまでに何度かこのお店で香辛料たっぷりの激辛麻婆豆腐を注文しましたが、今日は小籠包も試してみました。鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包にも負けない美味しさでした。SCENE料理モードを使い、撮影時に色合いの調整をしています。 古い郵便ポストが残っています。私の生家の近くにも同じタイプの郵便ポストがありましたが、いつの頃か、新しいタイプのものに変わってしまいました。この後、駐車場に戻り、三脚を二台、車のトランクから取り出して、お堀を渡り、玄宮園へと向かいました。 珍しい色のトラックが目の前を通過したので、カメラを横に振ってみました。シャッター速度優先1/80秒、AF-Cに設定して撮影。  この辺りからフォトブログになります。彦根東高校の前を通り、玄宮園へ。 「玄宮園で虫の音を聞く会」の開催期間は9月1日から9月30日まで。参加料は大人¥500、18:30〜21:00まで。 足下を照らす光が明る過ぎますが、安全確保を考えてのことでしょう。しかし、玄宮園の照明は相当レベルが高いと感じました。f/7.1絞り優先モード。 遠くにライトアップされた彦根城が見えます。コンデジのP300も三脚に固定して撮影。 月も視野に入れてみると、空の色が若干青くなりました。 今夜は「虫の音を聞く会」でしたが、虫の音ではなく会場内ではよし笛の音が聞こえていました。望遠レンズに交換しましたが、出来映えに満足できずに広角レンズに戻しました。 庭園内に設けられたよし笛演奏会の会場。次回は9月20日(火)です。下弦の月が晴れれば見えるでしょう。 三脚を担いで庭園内をうろうろしていたのは我々だけでした。 赤い線は車のブレーキランプ。露出1.3秒でかなり移動しています。 来た時に撮影した同じ石垣を三脚固定で撮影。 今回は同じNikon製デジカメ(一眼レフのD90とコンデジのP300)を使って撮り比べてみましたが、色調がよく似ていることに気付きました。夜景撮影では正直に言いますと、Exifデータで確認しなければ、どちらのカメラで撮ったものかわからないほど、P300は優秀です。

  • Nikon in White

    Nikon Rumorsによれば、”Nikon in White”とはオーストリア、ウィーンで9月21日(水)午後7時に開催される新製品発表会の招待状に記されたタイトルだそうです。 この驚きに満ち溢れた新製品とはレンズ交換式ミラーレスのカメラであり、タイトルから察するとホワイトボディーも含まれていると思われます。噂によれば、サイズと機能が異なる二種類のボディーが発表されるそうです。ミラーレスであることを生かした動画撮影機能が強化されており、Nikonの従来機にはないようなものとなるとのことです。発表時には4本の新規格のレンズが紹介され、その中にはボディーサイズと比べて大きなスーパーズームとパンケーキが含まれるそうです。スーパーズームにはPanasonic Lumix Xシリーズで採用されたものに似たパワーズームボタンを搭載。ボディーとレンズの最初のキットは、9月末から10月上旬にかけて発売。二台目のボディーと他のレンズは10月末から11月上旬に発売とのことです。 デザインがCOOLPIX P300に似ていて、Fマウントのレンズと互換性があるとのことで、私は興味津々。センサーのサイズは直径17ミリであり、高級コンデジで採用される1/1.7″よりも大きく、4/3システムが採用するサイズよりも小さいとあります。何の根拠もありませんが、画質と操作性は期待できると思います。

  • Nikon COOLPIX New Lineup

    昨日、Nikon Coolpixシリーズの新製品(S8200、AW100、S100、S1200pj、S6200、P7100)がSonyのデジタルカメラ新製品発表の陰で発表されました。Nikon初のレンズ交換式ミラーレスが発表されるかもしれないとする噂は外れ、防水カメラのAW100以外は、マイナーチェンジのようです。レンズ交換式ミラーレスの発表は遅らせているだけかもしれません。そのことと関連があるのかどうかは不明ですが、一眼レフのD7000とD3100のキャッシュバックキャンペーンの期間が10月10日まで延長になりました。 Sonyの製品には随分と前からあまり興味がなかったのですが、昨日発表されたEマウントを採用するレンズ交換式デジタルカメラNEX-7は少し興味をそそるものがあります。クラシックなデザインと未来的なNEXシリーズのデザインが融合したような印象を受けました。適度にコンパクトな大きさで、Carl Zeissブランドのレンズが似合いそうに思います。

  • Panning Practice with Nikon COOLPIX P300

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    COOLPIX P300には手ブレ補正機能があり、初期設定ではオンになっています。使用説明書(p.150)に次のような記載があります。 ON(初期設定) 手ブレを補正します。また、流し撮りでは、カメラが流し撮りの方向を自動的に検出し、手ブレによる揺れのみを補正します。たとえば、横方向に流し撮りするときには縦方向の手ブレだけが、縦方向に流し撮りするときには横方向の手ブレだけが補正されます。 一眼レフ用レンズと同様の機能がP300にはあるようで、このカメラで流し撮りができるとも解釈できる記載です。 カメラ購入時はこのカメラで流し撮りをするつもりは全くなかったのですが、流し撮りができるのなら是非、試してみようと言うことで、いつもの流し撮りスポットにやって来ました。公園に植えられた広葉樹にはアブラゼミがあちらこちらに。車の中でカメラは流し撮り用に予め設定してあったのですが、絞り優先のマクロモードに切り替えて蝉を近接撮影。絞りは3.3ですが背景が思い通りにボケています。 モードダイヤルはS(シャッター優先オート)、カメラの手ブレ補正を信頼して遅めの1/60秒で「連写」、「ターゲット追尾」に設定しました。「連写」の場合、画像モードが12M(4000 x 3000)のとき、シャッターボタンを全押ししている間、約8コマ/秒で撮影できるそうです。上の写真は5枚連写したうちの一枚です。ピントが合っているのはこの一枚のみでした。流し撮りの場合は自分でターゲットを追尾するのだから、カメラのターゲット追尾は使わずにAFエリア選択は「中央」にしておいた方が良いのかもしれません。但し、被写体を捕らえてシャッターボタンを半押ししながらターゲットを自分で追尾すると、フォーカスがロックされてしまうので注意が必要です。 蚊に刺されたので場所を移動。シャッター速度を一段速くして1/80秒で撮影。オートフォーカスが十分に速いし、置きピンしなくても大丈夫かもしれません。使用説明書記載の通り、縦方向の手ブレはしっかりと自動で補正してくれるようです。 再度、シャッター速度を1/60秒に戻し、より大きく流してみました。 被写体からの距離が数十メートル以内であれば、P300は流し撮りができるというレベルではなく、むしろ流し撮りに適したカメラであるというのが本日の結論です。

  • Kyoto Gion and Kiyomizu Temple

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    8月16日の京都と言えば、五山の送り火ですが、偏固な私は祇園を経由して「清水寺千日詣り」へ。と言ってもお詣りすることなく、ライトアップされた清水寺を二台のコンデジで撮影することが目的です。 P300は主に「絞り優先オート」と「夜景」(手持ち撮影と三脚撮影)モードで撮影しました。 Ricoh GR Digital IIIはカメラまかせの「オート撮影モード」と夜景は「絞り優先モード」でRAW撮影。上の2枚、補正していませんが、色合いが随分と異なります。実際の色合いはこれら2枚の写真の中間で、どちらかといえばGRよりだったように思います。 少し早めの夕食は京都銀閣寺名代おめん高台寺店。おめんは四条御幸町店が5月31日に閉店し、ここ清水二寧坂に移転したそうです。 GR Digital IIIの方がより自然な発色になっています。発売時の価格を比較すると、GR Digital IIIはP300の二倍以上の価格です。画質も二倍以上の差があるかと言えば、そんなことはなく、光量が十分にある状況では性質が異なるだけのような気がします。 広角端24mm、F1.8開放、マクロモードで撮影。香辛料が好きな私は順に全種類の香辛料を試しながら、いつものように冷たい「名物料理おめん」と「青じそごはん」を頂きました。 おめんを出ると夕暮れ。カメラの設定はまだ絞り優先モードのまま。 GR Digital IIIも絞りが開放の1.9になっています。広角の24mmと28mmは大きな違いがありますが、単焦点レンズはやはり28mmぐらいが適しているのだと思います。ホワイトバランスは二台共にオートに設定してありますが、Ricoh GR Digital IIIは寒色系でNikon COOLPIX P300は暖色系だと感じました。 撮影時刻が前後しますが、上の写真はロータリーマルチセレクターでマクロモードを選んでいます。 Ricoh GR Digital IIIには手ブレ補正機構がないので光量不足の状況ではマクロ撮影は不利。シャッター速度が1/7秒で、ピントが甘いというより、手ブレしています。 清水寺千日詣りにやって来ました。一日の参拝だけで千日分のお詣りの功徳があるとのことですが、私はお詣りせずに写真を撮っていたので一日分の功徳もご利益が授けられることもありません。この辺りから本格的な夜景撮影になります。上の写真、シャッター速度1/6秒で手ブレしていないのが不思議。 こちらはお詣り後に撮影した写真。モードダイヤルで「夜景」を選びました。COOLPIX P300の「夜景」には「手持ち撮影」と「三脚撮影」があります。上の写真のように「三脚撮影」を選ぶと、セットアップメニューの設定に関わらず、自動で「手ブレ補正」がオフになるようです。(使用説明書p44参照)これは便利な機能だと思います。同じ場所で撮影した上の二枚は。撮影時刻が異なるので、色合いの比較はできません。 カメラをオート撮影モードで撮影。手ブレ補正がないGRを手摺において撮影したと思われます。 P300で「三脚撮影」を選んだ場合、自動的にスローシャッターになり、ISOの値も控えめに設定されます。 この日は外国人観光客を多く見かけました。上の写真撮影時に私のすぐ近くで、ある外国人観光客が一眼レフのカメラで手持ち撮影されていました。水面に反射する樹木の様子を撮影されていたようです。私も見倣って三脚固定のコンデジで一枚。 行きと帰りに一回ずつ、スターバックスで休憩しながら、車を停めた駐車場に戻ってきました。四条大橋で、「手持ち撮影」を試してみました。ISOは800になりましたが、ノイズ処理は非常に優秀です。裏面照射型CMOSセンサーの性能がすぐれているのか、手持ち撮影による夜景モードの連写合成機構が良いのか、あるいは高感度対応の画像処理エンジンEXPEED C2のノイズ処理能力が優秀なのか、私は大いに驚きました。手持ちでこんなにきれいに夜景が撮れるのなら、重い三脚は不要ではないかと思いました。シャッター速度がぶれない程度に速いので、露光時間が短く、解像度を上げるために絞る必要がないということでしょうか。 大文字の夜に京都に出かけておきながら、本当に五山の送り火を一つも見ていないのか?私はそこまで偏屈な訳ではなく、清水寺から東大路通り方面に向かって少し下った所で偶然にも左大文字と船形を遠くに見ました。

  • Nikon COOLPIX P300 and CS-NH41 (Camera Case)

    今年の3月にCOOLPIX P300を店頭で実機に触れて確認した時にたいへん印象が良くて、Ricoh CX1の代替機として購入を検討しました。しかし、RAW撮影に対応していないことが私にとっては不利な点であったので、Nikonからミラーレスの新システム搭載カメラが発表されるのを待った方が良いかもしれないと3月24日のポストで書きました。(そのミラーレスのカメラはNikon Rumorsによれば、来週、8月24日に発表されるのではないかという噂があり、ボディーデザインは大きさも含めて直線的でシンプルなP300に似ているのではということです。) よく考えてみるとCX1の代替機として使うのであれば、RAW撮影に対応していなくても構わないし、発売後、4ヶ月が経過して値段も下がってきたのでお買い得。Fマウントのニッコールレンズがマウントアダプターを介して使えるであろう、Nikonのミラーレスにたいへん興味がありますが、来月のシンガポールGPには間に合いそうにもないし… と言うことで、前置き(口実)が長くなりましたがNikon COOLPIX P300を入手しました。 Nikonのロゴが異常に大きいですが、Nikonのカメラを好んで買う人にはリンゴのマークと同様、特に気になりません。このカメラの最大の特長はレンズが明るくて(開放F1.8)、高感度撮影時のノイズ処理が優れているので、夜景や暗所での撮影にも適していることでしょうか。そしてこの直線を多用したシンプルなデザイン。筐体は金属製で、それほど高級なカメラではないのに高級感があります。 背面のTFT液晶モニターは3インチ、約92万ドットで、たいへん明るくてきれい。独立した動画撮影用ボタンが背面にあります。動画はHD 1080pで記録可能。動画撮影時に使うSDカードはClass 6以上推奨とのことです。 箱を開けてバッテリーに充電しようとして気付きました。製品に付属するチャージャーは、USBケーブルをカメラ本体に繋げて充電するタイプのものでした。(Ricoh PXと同じ)予備のバッテリーを充電する際も、カメラに充電池を入れておく必要があるというデメリットがある反面、充電しながら長時間の撮影が可能であるというメリットもあります。しかし、このカメラは設定できるシャッター速度が最長で8秒間であり、バルブ撮影も不可なので、天体撮影には向いていません。 カメラ本体と同時に専用サイズの液晶保護フィルムとネックストラップ付きのNikon純正専用カメラケース(CS-NH41)を入手しました。 ネックストラップはケースに二点吊り。ケースは上部と下部に分かれた速写ケースタイプ。下部ケースは三脚穴にネジで固定します。上部ケースと下部ケースは3つのスナップ式ボタンで留める構造。カメラ本体との同時購入で980円割り引かれて¥4,000で購入しました。(購入先はカメラのキタムラ)素材は本革だろうと思っていたのですが、合成皮革でした。本革ならこの価格では安すぎるので納得。 カメラを首からぶら下げる時は下部ケースのみを装着し、バッグに入れておく時などそれ以外は、上部ケースも装着した状態にすれば便利かと思います。下部ケースを装着したまま、三脚にカメラを固定することが可能ですが、三脚から取り外す際にケースが三脚に残り、カメラだけが外れるということがありました。カメラボディーにはハンドストラップを取り付けるフックが右側面にありますが、下部ケースはその突起部分を逃がす構造ではないので、左側面と比べて右側面に隙間ができてしまいます。 明日は京都でRicoh GR Digital IIIと撮り比べをしてみようと計画しています。

  • Fireworks on the Lake

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    昨日はたいへん忙しい一日でした。ライオン→仕事→もう一つの仕事→F1 Germany P3→花火撮影→F1 Germany予選→また仕事… 花火の写真は三脚固定のNikon D90 w/Tokina AT-X 116 PRO DXと手持ちのRicoh PX「打ち上げ花火」モードで撮影しました。 三脚固定一眼レフでの花火撮影は初体験。星景写真を撮影する要領でカメラを設定しましたが、なかなか手強い。上の写真はf/10.0、露出8秒。ちょっと絞り過ぎかもしれません。湖面から打ち上げられる様子を光の軌跡として撮影するには、打ち上げられた瞬間にシャッターを切らないと間に合いません。何発も同時に打ち上げられる大きな花火大会なら、そんなことは気にしなくても良いのですが… 上の写真はRicoh PX、「打ち上げ花火」モードで露出4秒の手持ち撮影。 広角レンズにも収まり切らない湖面すれすれの花火。焦点距離は13mmになっていました。広角端11mmにしておけば良かった。 急いで広角端の11mmにセットしましたが、それでもフレームに収めることはできません。花火職人がいる中央から左右の横方向に向けて打ち上げられている様子がわかります。数年前に同じ砂浜で見た時は、このような打ち上げ花火はなかったように記憶しています。 湖面に反射する様子を狙いましたがタイミングが難しい。 単色の花火も美しいと思います。 こちらもRicoh PXで手持ち撮影。f/10.6、4秒間の露出。強力な手ブレ補正が効いていると思われます。三脚に載せればもっときれいに撮れていたかもしれません。

  • Kyoto Gion Matsuri 2011

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    お昼前に烏丸御池で地下鉄を降りるとかんかん照りの山鉾巡行真っ最中。大津祭とは違い、お昼の休憩がないようです。隣の町に住んでいながら、祇園祭山鉾巡行に来たのは初めて。 広い御池通を西へと進む山と鉾。 鶏鉾をNikkor望遠レンズ(換算247mm)で一枚。 沿道にはたいへん多くの人が。宵山は若者が集まりますが、本祭りの特に有料観覧席は年齢層がずっと高くなるようです。 新町通に移動して待ち構えることにしました。後頭部も強い日差しから守ることができるバケツハットが今日は役に立ちました。 狭い新町通を南下する函谷鉾。 電線に接触しそうな月鉾大工方。 昼間は通常撮影モードで失敗しようがない、RICOH PXで撮影。ちょっと色が派手? 近くから超広角レンズで撮影するのも面白い。 美しい見送り。 蟷螂山がやって来た時、Nikon D90のモードダイヤルはなぜかManualモードになっていて、それに気付かずにシャッターを切ると、25秒間の露出にノイズ処理25秒間で合計50秒間ほど、シャッターが切れない状態に。(マニュアルモードで星を撮影していたときの設定が残っていました。)上の写真はRICOH PXで撮影。蟷螂が羽を広げています。 人気の船鉾も見れました。 40人ぐらいが鉾に乗っているそうです。 Kyoto Gion Matsuri 2011 from Monomaniac Garage on Vimeo. 最後にRICOH PXで試し撮りした動画。画質は今一つ。初めての試みなので設定がおかしくなっていたのかもしれません。

  • Kyoto Gion Matsuri 2011

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    夏の恒例となりつつある京都祇園祭に今年も夜間撮影の練習を兼ねて行って来ました。先ずはRICOH GR Digital IIIで四条通の長刀鉾。 時刻は前後しますが、午後6時から四条通は歩行者天国。上の写真はNikon D90 w/Nikkor 18-105mm F3.5-5.6G ED VRを祇園方向に向けて撮影しています。梅雨が明けた後の祇園祭も珍しい。 放下鉾の傘? 単焦点レンズのGR Digital IIIはできるだけ寄って絞り開放f/1.9 月鉾。ISOは上限1600に設定したNikon D90。上の写真はISO1000になっています。 豚饅を買うのに列をなす人たち。レンズが暗いNikon D90は上限に設定したISO1600。 同じ場所でGR Digital IIIは絞り開放f/1.9でISOは154、露出は1/9秒。手ブレ補正がなくても何とか撮れています。センサーの大きさと性能、画像処理エンジンの効果も大事だけれど、夜間撮影はレンズの明るさが最も重要であるように感じました。 最後にRICOH PXのプレミアムショット「料理」モードを使って撮影した高島屋鼎泰豊(ディンタイフォン)の小龍包。PXでも夜の祇園祭を撮影しましたが、設定ミスで残念ながら公開できる写真はありません。複数のカメラをぶら下げて一般車両の通行規制がされた、混み合った夜の街を汗かきながら行ったり来たり。すでにシンガポールGPモードに入っております。

  • Watch the birdie!

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    主にモータースポーツでの流し撮りを目的に購入したNikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5 – 5.6G IF-EDですが、ズーム時に強力な手ブレ補正機能が生かせる被写体は他にないか、考えてみるとありました。鳥の撮影に初挑戦。名称も知らない野鳥を撮影してからウェブで調べてみると、どうやら上の写真に写っているのはセグロセキレイのようです。 4月12日追記:野鳥のことは名前も生態も何も知らない私、間違っていました。この鳥は、シジュウカラだそうです。頬が白いのが特徴的。 この時期のセキレイ(正しくはシジュウカラ)は新芽を食べています。 こちらはウグイス?でしょうか。セキレイ(正しくはシジュウカラ)と競い合うように、新芽を食べているように見えます。望遠端(換算450mm)でも小さな野鳥はそれほど大きく写らない。 4月12日追記:こちらも間違っていました。ウグイスではなく、マヒワと言う鳥だそうです。この黄色い方がよりすばしっこいのでオートフォーカスが間に合わないほど。野鳥の名称についてご指摘いただいたご近所の方、たいへんありがとうございます。黄色いのは全部ウグイス、白と黒は全部セキレイか燕と私は思っていました。

  • Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

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    念願のNikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5 – 5.6G IF-EDを入手しました。Tamronの60周年記念望遠ズームレンズ(SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD Model A005)とこのNikkor純正レンズにするか、半年以上も迷いました。純正レンズにしようと思った決め手は、店員さんの一言。「純正レンズと比べるとタムロンのレンズはどんどん販売価格が下がります。タムロンのレンズが2万円台だったらそちらを勧めますが…」使用説明書の仕様を備忘録として転記しておきます。 Type of Lens: G-type AF-S Zoom-Nikkor lens with built-in CPU and Nikon bayonet mountFocal Length: 70mm – 300mmMaximum Aperture: f/4.5-5.6Lens Construction: 17 elements in 12 groups (2 ED lens elements)Picture Angle: 32º20′~8º10′ [22º50′~5º20′ with Nikon digital cameras (Nikon DX…