Rebuilding Another Balcony — Part 11

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横に置く材は雨ざらしであればやがては腐朽菌被害に遭って腐ることになるので、その予防策としてトタン板を加工して板金処理することにしました。最初、実際に保護する梁兼根太となる90ミリ角の杉材の上にトタン板を載せて叩いて曲げようとしましたが、直角に折り曲げることはできなかったので、万力で挟んで折り曲げました。

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板金折り曲げ機なる専用工具もあるそうですが、滅多に板金作業しない私の手元にはそのような工具はありません。若干の傷は付くものの、万力とトンカチでここまで折り曲げることができたら良しとしましょう。

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羽子板ボルトの先端が梁上面から少し、突き出ていたのでディスクグラインダーを用いて先端を切断しました。

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Typhoon No. 21 (Lan) — Part 2

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伐採前

道を挟んだお向かいさんの庭に立っていた直径20センチぐらいの高い樹木が台風21号の影響で折れていました。この程度の倒木なら伐採業者に依頼するまでもないので、私が伐採することになりました。

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伐採後

久しぶりにHusqvarnaチェーンソーのエンジンを始動させようとしたらかからない。ロータリーエンジンと同様、点火プラグが被っていました。エンジンとオイルで濡れたプラグを拭き取り、ライターで炙れば始動しました。折れた樹木は簡単に切断できるだろうと思っていたら、これがまた難儀しました。幹が折れた太い樹木を切断するのは初めてのことなので、甘くみていました。

悪戦苦闘しながら高さ7〜8メートル近くはあったであろう木を何とか単独で伐採しました。切断した木は薪として利用させていただきます。

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Rebuilding Another Balcony — Part 10

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改修中のベランダの南北の柱の間に渡す桁となる90ミリ角の杉材をホームセンターに買いに行ったら、工作室で切断できないと言われ、Suzuki HUSTLERには積載不可能。3メートルの杉材が税込1,000円を切る特価販売中だったので、その場で脳内図面を変更して長い桁ではなく柱を補強用のものを含めてもう二本、立てることにしました。ベランダを支える柱は合計で4本になります。

軽トラを借りることになりましたが、台風21号による被害を受けた人が自分で修理しようとしているのか、貸出の手続きをしてから実際に軽トラを借りるまで1時間以上も待たされました。積載の手伝いはしてもホームセンターの従業員は荷造りはしない方針だとかで、仕方なく我流のトラック結びで3メートルの杉材をロープで固定したら解けないほど頑丈になりました。

この日はホームセンターまで2往復して待ち時間も含めると4時間近くも時間を要したので、作業現場に戻ると日が暮れそうになっていました。

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Rebuilding Another Balcony — Part 9

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北側にも梁と柱を取り付けました。北側の丸太は根元まで腐朽菌による被害が進行していたので補強用の柱を追加する予定です。

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北側のみ、柱が二本になりますが、その二本の柱の間に小さくした扉を移設する予定です。

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Rebuilding Another Balcony — Part 8

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梁と切断した丸太との接合部に使用する金具をSIMPSON Strong-Tie® LUS 44に変更しました。

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斜め打ちの長い釘が角材から丸太に達しているので、強度が上がりました。

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Typhoon No. 21 (Lan) — Part 1

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史上最大規模の台風21号の強風による被害は近畿地方、特に神戸と滋賀県湖西地域に集中したようです。最大瞬間風速は神戸で45.9m/s、大津市南小松で44.2m/sを記録したそうです。台風通過後の月曜の朝、母屋西側の資材置き場がこんなことになっていました。

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建築中のカーポートは西側の束石が風圧で浮いてしまいました。日曜の夜は母屋2階が風で揺れ、ほとんど眠れない夜になりました。母屋は煙突のキャップが外れたぐらいで被害は限定的でしたが、ログウォールの隙間から入った水で雨漏りもありました。

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カーポート下に駐車しておいたSuzuki HUSTLERに飛来物が当たったのか、Aピラーに小さな凹みが見つかりました。近所では屋根が飛ばされたり、小屋やカーポートが倒壊したお宅もありました。樹木や電柱が倒れ、停電にもなりました。

この界隈は普段から冬から春にかけて山から吹き降ろす風が強く、台風接近による強風は大したことないことが多いので、今回は驚きと共に身の危険を感じる恐怖感さえありました。

Typhoon No. 21 (Lan) — Part 2へと続く。

Rebuilding Another Balcony — Part 7

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ベランダを支える南側の柱をウッドデッキ上に取り付けました。柱を垂直に立て、梁と直角に交差させるにはデッキ上の固定位置はミリ単位の精度でなければなりません。強度を確保するため、柱はウッドデッキ大引の真上に根太の高さと同じ高さ138mmの角材を載せ、シンプソン金具を用いてウリン製床材の上に取り付けました。アイアンウッドとも呼ばれるウリンは、非常に硬く、端の方にビス用の穴を空けても割れが発生しません。但し、今回のように柱の固定位置を変更する場合、ステンレス製のビスを取り除こうとすると、ビスが空転して引き抜かなければならないことがあります。そんな時に役に立つのがVISE-GRIPロッキングプライヤー。

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柱と梁の接合は枘組みと羽子板ボルト。

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接合部は精度1ミリを目標とします。

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切断した丸太に深さ30ミリほどの切り欠きを彫り、梁を挿入し、L字型のシンプソン金具で補強しました。台風が接近しているので、丸太の木口と梁、柱を防腐塗料で塗装しました。

Tortoiseshell Cat

休憩時にコーヒーとおやつをいただいていると、いつもは近づいたら逃げる近所の三毛猫がこちらの方に忍び寄って来ました。

Tortoiseshell Cat

今にもデッキの階段を昇って来そう。

Tortoiseshell Cat

顔つきがCat ISONに似ているので兄弟かもしれません。

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Hong Kong E-Prix 2017

格安航空会社peachの48時間セールを見ていると関空から上海までの片道が¥3,590から、香港までの片道が¥3,690からとあまりにも格安なので、上海にF1中国グランプリの下見を兼ねた上海旅行を計画しました。そんな中、Formula Eの来季カレンダーを見て、12月2日(土)と3日(日)がHong Kong E-Prixダブルヘッダー開催日であることに気付きました。急遽、上海旅行からHong Kong E-Prix観戦旅行に変更することに。私としては英語が通じなさそうな上海よりも英語が話せる人が多い香港の方が安心感があります。

昨夜、往路11月30日(木)朝関空発、復路12月3日(日)香港昼過ぎ発の便を予約購入しました。2名分の往復は手数料込みで合計¥27,080でした。新幹線で東京往復する費用の半値以下です。48時間セールは、本日23:59まで。

Rebuilding Another Balcony — Part 6

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南側の梁取り付け位置は当初、腐朽したログと平行するようにして取り付ける予定でした。 腐朽したログをほぼ根元から切断したので、梁の取り付け位置はログウォールではなく、切断したログの上部中央に変更しました。

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梁取り付け位置に角材の寸法(90mm角)に合わせて深さおよそ30mmの切り欠きを彫らなければなりませんが、丸鋸を扱うスペースに限りがあり、鑿を用いた手彫り作業が主体となるので苦労しました。90mm四方の切り欠きを彫るのに半日は要しています。

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南側の柱と梁を取り外して、作業場と化した自宅ガレージに持ち帰り、羽子板ボルト用の穴を空けました。補強材として考えていた当初は、柱と梁の接合は枘組みと長いコーススレッドビスで固定する予定でした。しかし、腐朽したログを切断した現在、梁は補強材ではなくベランダを支える構造材となったので、柱との接合は羽子板ボルトを使用することに変更しました。

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パーゴラカーポート製作時に90mm角材にいくつも13mm径の穴を空けて知恵を付けました。ドリルビットの先端が2〜3ミリほど貫通した時点で、材を裏返して裏側から残った部分の穴を空けるようにすると当て木しなくても綺麗な穴を空けることができます。

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座金のサイズに合わせて鑿で穴を彫ります。ボルト先端が材の表面よりも低くなるように彫りました。

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19ミリのソケットを装着したレンチで仮組み。

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Magic Keyboard with Numeric Keypad – US English (A1846)

Magic Keyboard with Numeric Keypad - US English (A1846)

Apple Orchard Road訪問記念として購入した念願の無線テンキー付きMagic Keyboardを紹介します。

Magic Keyboard

厚み以外のサイズと材質は有線のテンキー付きApple Keyboardと大体同じでしょうか。

Magic Keyboard

シザー構造を採用したキーを打った時の感覚は、テンキー無しのMagic Keyboardと同様、省エネタイプ(指の動きが少なくて済むという意味で省エネ)です。ショートカット時のキーの組み合わせを示す記号(⌘など)がキートップに示されています。これは便利。30年近くもMac一筋古参マカーをやっていても記号を覚えているのは⌘キーだけで、覚える気がない私はControlとOptionキーの記号を未だに知りません。

Magic Keyboard

待望のテンキー付き。日本語入力時に英語入力に変更しなくてもそのまま半角の数字を素早く入力できることがテンキー付きキーボードの最大の利点かと思います。小数点を入力するピリオドキー以外にカンマのキーもあれば尚更良いのですが。Karabiner-Elementsでテンキーのピリオドをカンマに変更できないか、調べましたができないようです。(Simple Modificationsでkeypad_periodからkeypad_commaに変更を試しましたが機能しません。)テンキーのピリオドをカンマに変更してしまうと小数点が打てなくなるのでこれまた不便になります。

Magic Keyboard

背面右にスイッチ。

Magic Keyboard with Numeric Keypad - US English (A1846)

背面中央に充電時に接続するLightningポート。iOS機器充電時にも使用できるLightning – USBケーブルが付属します。

Rebuilding Another Balcony — Part 5

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ベランダを支えていた3本のログのうち、南側のログはログウォールに近い部分から切断しました。中央のログは南側ほどではないとしても、やはり腐朽菌被害があり、壁から突き出た部分の半分以上を切断しました。

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腐朽菌被害が最も酷かったのは南側のログではなく、北側のログでした。北側も破風板との隙間がほとんどなく、日陰になり通気も良くない状態でした。脆くなった部分が楔形に壁面まで続いていました。

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3本のログの腐朽した部分をチェーンソーで段階的に少しずつ切断しました。当初の計画では北側(右側)の柱はダミーとして取り付ける予定でしたが、ログを切断したので、北側も構造材となります。強度を確保するため中央に柱をもう一本、立てる必要がありそうです。

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ログウォール根元まで腐朽していた北側のログ。このログは屋内に貫通して2階の床を支える重要な構造材です。念のため、屋内の状態を確認したところ、幸いにも屋内側は腐朽菌被害がない健康な状態でした。

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