入浴剤専用棚製作時は、iCloud Driveに保存したNumbersとPreviewのファイルを開いて、図面に記した寸法を確認しながら加工しました。
2枚の側板を作業台の上に並べて、12ミリのストレートビットを取り付けたトリマーで、深さ4ミリの溝を彫ります。
2枚の板を並べて一気に溝を彫ることで、棚が確実に水平になるようにします。
化粧品棚と製作手順はほぼ同じですが、入浴剤専用棚は最下段の棚のみ奥行をプラス30ミリとして台座にするので、最下段(台座)は後からパーツを製作します。
片側の溝に棚を挿入し、接着剤で固定。
もう片方の溝に棚板を嵌め込んで、こちらも接着剤で固定しました。釘を打たなくてもしっかりと固定できましたが、反り防止の釘は必要だろうと思います。
台座は仮置きです。
Bath Additives Tower — Part 3へと続く。
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筆者様
第二作ですね。先の棚は、背板があったので、左右の揺れ止めになっていたのだろうと思っていましたが、今回の作品の図面と写真から拝見しますと、背板がないので「どうされるのだろう?」と、要らぬ心配をしていましたが、「接着剤」という手があるのを、完全に忘れていました(笑)。第二作品は、お風呂場の(脱衣所?)で、使用される様ですが、接着剤は、湿度に強いものなのですね。
に、しましても、スマートなデザインで、先の作品と同じ様な感じで、シリーズ物感があり、良いですね。
Jim,
はい、化粧品棚の方は部分的に背板を取り付けたので、直角が出しやすくなりました。今回の入浴剤棚は背板不要とのことで、作り手としては直感的にこれは難易度が上がることを予想しました。加工精度が0.1ミリの世界に入ってしまったと感じました。軟らかい針葉樹でこの精度はあり得ないことです。
棚板と溝の隙間が限りなくゼロに近く、接着剤が不要なほど、きちきち状態です。湿気で木材が膨張する隙間もないほどです。湿度が高い時期に加工したので、このぐらいでちょうど良いのかもしれません。