
ゲートを入ってすぐにサバイバルキットを販売するボランティアが…ポンチョと耳栓のキットです。利益は地元の赤十字社に寄付されるとか。S$2.00です。雨が降る予報はなかったので、ポンチョは必要ありませんでしたが、記念にと思い、取り敢えず初日は2個、購入しました。ポンチョは確かに不要でしたが、何と耳栓が役に立つぐらいにサーキットトラックが間近でした。鈴鹿や富士では耳栓が必要と思うほど爆音ではなかったので、音に敏感な子供向けと思っていました。

会場ではサポートレースのフリー走行が始まっていましたが、先ずは自分達の指定席であるBay Grandstandに向かいました。薄緑Lower、21列目です。席から見たトラックの様子。後方にフローティング・プラットフォームが見えます。金曜日は比較的人が少ないので、写真撮影の絶好の機会です。とは言っても、F1マシーンが登場する頃には人が増えてきて、自分達の席からだと写真撮影は困難です。最上段から望遠で狙った方が撮影しやすいと感じました。

OLYMPUS E-520を取り出しました。まだ夕方の5時ですから昼間の光です。ISO100でも十分。きれいに流れてはいるのですが、やはり金網が邪魔になりそう。

6時前です。これからFormula BMW Pacific予選が始まります。写真はイタリアの会社が準備したという、サーキットトラックを照らすプロジェクターです。照明器具としてのデザインが素晴らしい。

フォーミュラBMWはかなり速いです。エンジン音もそれなりに。まだ明るいのでSSを落とす必要がなく、被写体振れがありません。人と金網が邪魔です。私も誰かの邪魔になっていたかもしれません。

Bay Grandstand最上部、深緑の席の方に移動してみました。正面のTurn 18ではなく、裏側の真下を覗くとなんと観客席のトンネルから出たTurn 19が見えるではありませんか。金網がありません。

左下から右上へ斜め方向に被写体が動きますが、SSが1/125ですから被写体振れがなく、背景だけがうまく流れています。暫くすると、カメラマンが集まってきました。気が弱い私はいつの間にか端っこの方に追いやられています。

モニターがほぼ正面によく見えます。指定席の良いところでしょうか。写真撮影はWalk Aboutのエリアを移動した方が良さそうですが。ドライバーを紹介しているところです。(写真はトロ・ロッソのセバスチャン・ブルデ)これからいよいよ、F1マシーンが初めて夜の市街地サーキットを走ります。

Bay Grandstand Lowerから撮影したものです。SSが1/60、これでは遅すぎます。この日はISO Autoを400に設定していたのでSSが遅くなりがちです。T18手前の減速でローターが赤く写っています。

しかし、こちらはSS1/25ですが、それでも大きな被写体振れがありません。ピケの写真が焦点距離61mmに対して、こちらのアロンソの写真は150mm、遠くから望遠で撮った方が振れにくいということでしょうか。

T19の通路に移動して金網越しのバリチェロ。この位置で撮影できたのも金曜だけです。翌日から黒いシートが貼られました。

そしてここは?T19ですが、この日はこんな所から撮影することができました。もちろん、翌日以降はマーシャル以外は入れません。このような場所に観客が入ることを想定していなかったのかもしれません。10メートル位先にF1マシンが。視界を遮るものは何もありません。

Gate 3に向かう途中、WalkAboutエリアの立見席から撮影。周囲に人がいなかったので、脚を広げてカメラを思いっきり振っています。
帰路はMRTでクランジ駅まで、そこから最終のバスでJBへ。既に黄色のCauseway Linkのバスは見当たりません。この日も見知らぬ現地の人のお世話になりました。シンガポールのイミグレ00:55が最終のバスだそうです。マレーシアのイミグレを出た所で、ツアー観戦客のグループに出会いました。午前1時頃です。タクシー乗り場を探していると、添乗員らしき人に「何号車ですか?」と尋ねられました。複数のバスで国境越えしているのですね。