研ぎ台の桟としても機能する角材4本を脚部に取り付けます。段違いではなく同じ高さに取り付けるので切り欠いた接合部分に細工が必要です。
C型クランプと自作のクランプを使って固定中。まだビスは使用しておらず、水平方向は木工接着剤で固定できそうです。
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研ぎ台の桟としても機能する角材4本を脚部に取り付けます。段違いではなく同じ高さに取り付けるので切り欠いた接合部分に細工が必要です。
C型クランプと自作のクランプを使って固定中。まだビスは使用しておらず、水平方向は木工接着剤で固定できそうです。
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研ぎ台の脚部に砥石を収納するための棚を製作します。棚を受ける4本の角材は桟としても機能します。
新コロ感染による後遺症なのか、最近は嗅覚がすぐれないので木材切断時の香りから樹種を特定できなくなっています。切り欠き部分は卓上スライド丸鋸と鑿を使って切削しました。
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新潟精機製ステン止型定規目盛付を使って45ºの罫書きをして、墨線に従って掘り下げる必要があります。
Astro Products製の廃油を受ける6Lオイルパンをフレーム内に収められる寸法でフレームを加工しました。
加工精度は1ミリ未満の誤差が目標。水平方向の接着はビスを使わずに木工ボンドのみ使用。
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理想的な研ぎ台を廃材と端材を使って、一から製作することにしました。自作のテーブルソーを使用するようになってから、幅が小さい木材の縦挽きが便利になりました。
デザインは亀岡の天然砥石館体験コーナーで実際に使用されている研ぎ台を参考にします。但し、水を入れる容器はバケツではなく、エンジンオイル交換時に使う廃油用オイルパンを使う予定です。
4本の脚と正方形のAP 6Lオイルパンを支えるフレームを仮り組みしました。接合部は相欠き継ぎ。
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Cat ISONのトイレ枠を改造した研ぎ台の高さを調整するため、板金処理した天板を撤去し、高さを低くしてから無垢の杉材で新しい天板を取り付けました。そして、砥石を置く棚を合板で取り付けます。
分厚い天板は撥水効果があるウレタンクリアーを20回ほど塗り重ねました。側板と脚、棚板は2、3回塗り重ねました。
塗装を終えて完成と言いたいところですが、使い勝手が今ひとつ。水を入れた容器を置くところがないという大きな欠点がこの研ぎ台にはあります。
和歌山大村砥用の専用砥石台を製作します。
いくつも砥石台を製作しているとだんだん賢くなって、砥石の長さよりも長めの板を使い、トリマーで掘り下げた後に余分を切断しました。このようにすれば、板を固定するクランプが使いやすい。
卓上スライド丸鋸を使って砥石台の裏に深さ5〜8ミリ程度の溝を切ります。
ストッパーとして機能する脚を溝に嵌め込んで、
余分を鋸で切断。
排水用の穴を3つ貫通。
隙間はウッドパテで埋めました。
撥水効果があるウレタン系の塗料で塗装。
砥石台側面に銘を入れましたが、今ひとつ。
砥石が分厚いので、研ぎ台の高さを調整する必要がありそうです。
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京都亀岡にある天然砥石館を訪れました。
こんなところにやって来る時点で私はすでに底なしの天然砥石沼にどっぷりと嵌っている証でしょう。
亀岡は天然砥石の聖地だそうで、合砥(Awasedo)と呼ばれる高品質な仕上用天然砥石の採掘地は亀岡を含む丹波地方のみとのことです。
天然砥石の性質は産地や採掘した地層により多種多様であり、砥石の用途も異なります。天然砥石の大まかな分類を即座に理解するには上の図が参考になる。
豊国神社のフリーマーケットで入手した天然砥石を鑑定してもらいました。結果、98%の確率で「丹波青砥」で間違いないだろうとのことでした。上の図によると、粒度#1,000〜#3,500ぐらいの中砥であり、用途は家庭用包丁になります。辞書を調べると「青砥」とは「中研ぎ用の青灰色の砥石(といし)。素材は粘板岩・石英粗面岩を用いる。」とあります。
以前から所有する粒度#6,000の仕上用人造砥石と比べて同等以上の粒度と思っていた私は、ちょっとがっかりしましたが、入手価格が3千円であることを考えるとやはり中砥なのでしょう。中砥の中でも粒度が細かい仕上げ砥に近い天然砥石かもしれません。だとしたら、3千円は格安。
指先で粒度を確認している砥石は柔らかめの丹波青砥。こちらの砥石は4,400円。
こちらの籠には1万円近くの値が付けられた合砥が販売されています。公営の施設で展示即売されている砥石の価格なので、他所での価格はもっと高いかもしれません。
研ぎ体験コーナーもあります。
刃物を研ぐ際に均一に体重をかけやすいように、椅子の座面高が研ぎ台の高さとさほど変わらない構造になっている。両脚はどこに置くのだろう。
研ぎ体験で使用する天然砥石。
鹿皮は「返し」(ばり)を処理する際に使用するそうです。
ついでに豊国神社フリーマーケットで買ったばかりの荒砥を鑑定してもらいました。特徴的な白っぽい石の塊を持って、館長に近づいた時点で、数メートル先から「それは和歌山の白浜近くで採掘された大村砥です。」と鑑定されました。上の表によると、粒度は#300ぐらいの荒砥になります。
今月の8の付く日は皆勤となりました。前回から気になっていた豊国神社境内の駐車場に車を停めることにしました。
蚤の市に来る人も参拝者とみなされて、駐車場はなんと無料でした。
訪問する露店は一店のみ。今回はこの「新潟精機製ステン止型定規目盛付」を確保。新潟精機のサイトには標準小売価格が4,000円とありますが、入手価格は数百円でした。45º、90º、135ºのケガキができます。
前回は仕上げ用の天然砥石を購入しましたが、今回は毀れた刃の修正も可能な荒砥石を購入することにしました。こちらも天然砥石ですが、産地は不明とのことでした。
同行者は江戸時代に焼かれたと思われる骨董の皿を1,500円で入手。
連続して3度も同じ露店で古道具などを購入した我々はお得意様扱いとなり、筍ご飯を炊こうと買っておかれた筍を一本、お皿に載せてくれました。
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砥石台の隙間をコーキング材で埋めたら酷い見栄えになったので、板表面のコーキング材を剥がし、ウッドパテを埋めました。その後、ウレタン系の塗料で塗装しました。
砥石台の使い勝手を試すため、美貴久の小刀を研いでみたところ、切れ味が改善しました。しかし、椅子の座面高に対して研ぎ台が高過ぎる。
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Cat ISONのトイレ枠を改造した研ぎ台の天板にトタン板を被せます。
脚の部分は角材を細工して安定するように工夫しました。
丹波青砥用の砥石台の隙間にコーキングしたら酷い出来栄えになりました。これはやり直さないと。
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最近、短期記憶が飛んで覚えていないことが多々あります。丹波青砥用の砥石台がいつの間にか薄くなっている。木目を見るとどうやら同じ板のようなので、縦挽きして板の厚みを半分にしたのだろう。板の厚みを半分にしてさらに凹部を掘り下げました。
砥石自体に厚みがあるので、台はこのぐらいの高さでちょうど良い。
Making Whetstone Bases — Part 3へと続く。
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砥石台2点を同時進行で製作します。歪な形状の丹波青砥用の砥石台は、耐水性があるWRC (Western Red Cedar)の端材から製作します。2×4サイズの板に墨線を引いて、トリマーで掘り下げます。
12ミリと5ミリのストレートビットを使用。
少しずつ掘り下げながら凹部のサイズと形状を微調整。
もっとギリギリに攻める必要あり。
際を攻めすぎて隙間ができましたが気にしない。
もっと掘り下げても良いかもしれません。板の厚み38ミリに対して掘り下げた深さは8ミリほど。
歪な形状の天然砥石が台にピッタリと収まりました。
#1000の人造砥石の台は杉板で製作。
裏側にストッパーとして機能する脚を取り付けます。
脚は長めに。
木工接着剤で脚を台に固定。
ワークベンチに固定してある木製バイスに砥石台を固定して、脚の端部を鉋で削りました。
研いだばかりの鉋刃は良く切れます。
元はCat ISON用のトイレの枠として数年前に製作したものを研ぎ台として再利用する予定です。
右の丹波青砥の台が高すぎるのでもっと掘り下げて、トイレ枠を改造した研ぎ台自体の高さも調整する必要がありそうです。
隙間もなんとかしないと。
四天王寺で毎月22日に開催される骨董市、太子会を初訪問しました。
四天王寺に近い駐車場は最大料金が1,000円を超えるところが多い中、四天王寺の北東方向にある大阪警察病院前のTimes駐車場は4台しか停められませんが、土日祝日のみ最大料金が990円と格安でした。
東大門から入ってすぐの露店で使い捨てライターを一袋、100円で入手。50個ぐらいは入ってそうです。露天商が言うにはこのライターは関空で没収されたものとのことです。
同じ店で古道具3点を500円で入手。左手に持つ古びた、しの付きラチェットレンチはソケットサイズが17ミリと21ミリ。ラチェット機構は問題なく、回転方向を切り替えることができます。中央の10ミリと12ミリのオフセットメガネレンチはKTCの刻印があります。C型クランプはいくつあっても多過ぎることはない。
四天王寺境内に入ってすぐに4点入手して、Barbourのショルダーバッグがすでに重い。東寺の弘法市やがらくた市と似て、参拝者や来客者の年齢層が高い。
フィルムカメラや双眼鏡などの光学機器を扱うお店で、外国人観光客がポラロイドカメラを買おうとしていました。可動品であるかどうかをスマホの通訳appで尋ねていました。なんで、今時ポラロイドなのか?と不思議に思ったので調べると、可動品なら価格が1万円以上もする。
このテーブルの商品、すべて100円均一のお店で、刃は錆びているけれどほとんど使った形跡がない追入鑿を見つけました。「こんなん100円で売ったらあかんで!」と言いながら100円で入手。
義隆の銘があり、阪急百貨店の値札(¥1,300)も残っている。砥石で研いだらピカピカになりました。
同じ店で猫用の皿を2点、入手。
午前の部が終わり、四天王寺の南東、谷町筋に面する「うどんの前田 四天王寺本店」で昼食。
同行者はざるうどん(800円)、私はもちカレーうどん(1,100円)を注文。ボリュームたっぷりでお腹いっぱい。カレーうどんが人気メニューだそうで、美味しさから人気があるのが納得できます。
店員さんが二人いる広めの区画で古道具などを販売されている店で、砥石を見つけました。数枚ある砥石の中で一際、すべすべする小さな砥石がありました。
この砥石は天然砥石だそうですが、表面を触るとツルツルなので、粒度8,000番以上の仕上げ砥石だろうと思いながら品定めしていると、どこからともなく店員さんがやって来て、価格は700円だと言う。仕上げ用の天然砥石がこんな価格であるはずはないだろうと思いながら店員さんに千円札を渡し、「お釣りは500円でもええで」と言ったら、本当に500円のお釣りとなりました。
自宅に持ち帰ってこの砥石をじっくりと観察しました。直線的な模様がどうも不自然に見える。
どちらが表か裏かがよくわかりませんが、こちらの面の模様も擦れた後の汚れのようにも見える。
専用の砥石台を製作して、面直しで擦り合わせると、最も簡単に天然砥石風の模様が消えて、白っぽい人造砥石のようになりました。ツルツルだった表面がざらざらになり、研ぎ汁がほとんど出ないというか、面直しの方から研ぎ汁が出ているのではないかと思うほど、硬い。これはひょっとしてバッタもん?
帰り間際に古道具を扱う露店をもう一軒見つけました。
KEIBAの刻印がある錆びたペンチを入手。店主は「扇風機はどや?千円やで!なんなら十万円でもええけど」と繰り返す。あまりにひつこく言うので、負けずに私も難波風に返しました。「今日は風強いし、扇風機は要らんわ!」店主は笑いながら「来月も来てや!」
初めて行った大阪の骨董市での戦利品。京都の骨董市とはまるで違う面白い雰囲気を満喫しました。
毎月8の付く日に開催される豊国神社のおもしろ市を再訪しました。近くの駐車場が満車だったので、前回と同じ駐車場に車を停めました。
8日が古布、骨董のフリーマーケット、18日が手作り品などのフリーマーケット、28日が手作りと手作り素材の市だそうですが、8日に来た時と出店する露天商はほぼ同じ人だったように思います。
お目当ては古道具を販売するこちらのお店。玄能も綺麗に修復されてすぐ使えるようになっています。
前回購入したものと同様、ヘッド部分にカシューが塗布されています。
この鋼は用途が不明ですが、珍しいので入手。
TOBIの刻印がある、本革製の工具ホルダー。
ホルダー部分の径が小さいので、小さめの玄能も落下することはない。
蝶番付きなので座った時に折れ曲がる。
3,000円の仕上げ用天然砥石を購入することにしました。天然砥石は人生初。奥が深いので沼に嵌まりそう。
産地は不明だそうですが、指で触れるとツルツル。手元にある最も滑らかな仕上げ用人造砥石が6,000番。それと比べるともっと滑らかなので8,000番ぐらいの粒度かもしれません。
前回、購入しなかったこの追入鑿もお買い上げ。
今回もBarbourのショルダーバッグが役に立ちました。
合計、7,200円のお買い物となりました。
Toyokuni Shrine Flea Market — Part 3へと続く。
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毎月8日、18日、28日に豊国神社で開催される「おもしろ市」に行って来ました。豊国神社から少し離れた東山本町七条のタイムズ駐車場に車を駐車。
豊国神社すぐ近くの大和大路通に面した駐車場も同じような駐車料金だったので、次回はもっと近い駐車場に停めよう。
事前情報で出店数が30〜50の小規模であることは知っていました。実際に行ってみると、この日だけかも知れませんが、出店数は20店ぐらいだったように思います。境内に入ってすぐの店では「売上金全額をウクライナに寄付」と表示されていたので、その店は通り越して別の店へ。
数少ない出店者の中に興味を引く露天商が一人、おられました。鑿や鉋、砥石などの古道具を扱う方で、どの古道具も錆が落としてあり刃は研いである。
この追い入れ鑿もすぐに使えそう。プロによる研ぎ代も商品の価格に含まれているとしたら、商品はただ同然ということになります。
鋭利な刃先で怪我しないよう、布切れが巻いてある。
金槌もものすごく綺麗。私が左手に持つ柄の短い金槌は靴職人が使うものだそうです。
柄の短い金槌は狭いスペースで便利。ヘッド部分が大きくて重いので、振り回して叩く必要はありません。赤い塗料はカシュー。
柄が短いと腰袋に収まる。
2,000円の天然砥石は破格値。仕上げ用ではないので安いそうです。
こちらの薄い仕上げ用天然砥石は8,000円。
娘さんがお手伝いをされていました。8の付く18日と28日も出店されるそうなので、こちらの露天商のみを目当てにまた来よう。