iFixitがMacBook Pro 16″ (2.6 GHz 6‑core Intel Core i7) の分解レポートを昨夜、公開しました。諸悪の根源とも言えるバタフライ式キーボードは2018年の第2世代で、埃の侵入を防止する薄膜がキーキャップの下に取り付けられましたが、シザー式スイッチに戻るとその薄膜も不要になったようです。特にMacBook Pro 15″ Core i9の上位モデルで、この薄膜が排熱の妨げになっていたように私は思います。結果としてキーボードのすぐ下にあるバッテリーが膨張するという事態に陥ったのではないか。
MacBook Pro 16″のシザー式キーボードはiMac付属のMagic Keyboardとほぼ同じメカニズムが採用されているそうですが、高さが0.22ミリ、低いとのことです。
15″モデルと比較してヒートシンクが35%も大きくなり、排熱用の穴のサイズも著しく大きくなり、熱管理機能を大幅に改善しているそうです。機能低下をもたらす過度なサーマルスロットリングは不要になるのでしょうか。
バッテリーの容量が連邦航空局が定める最大100Whに迫る99.8Whになり、最新のMacBook Pro 15″ (2019)のバッテリー容量と比べて16.2Whも大きくなっています。筐体の僅かなサイズ変更を考えると、このバッテリー容量の増加は確かに驚異的です。
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