Nov 192019
 

iFixitがMacBook Pro 16″ (2.6 GHz 6‑core Intel Core i7) の分解レポートを昨夜、公開しました。諸悪の根源とも言えるバタフライ式キーボードは2018年の第2世代で、埃の侵入を防止する薄膜がキーキャップの下に取り付けられましたが、シザー式スイッチに戻るとその薄膜も不要になったようです。特にMacBook Pro 15″ Core i9の上位モデルで、この薄膜が排熱の妨げになっていたように私は思います。結果としてキーボードのすぐ下にあるバッテリーが膨張するという事態に陥ったのではないか。

MacBook Pro 16″のシザー式キーボードはiMac付属のMagic Keyboardとほぼ同じメカニズムが採用されているそうですが、高さが0.22ミリ、低いとのことです。

15″モデルと比較してヒートシンクが35%も大きくなり、排熱用の穴のサイズも著しく大きくなり、熱管理機能を大幅に改善しているそうです。機能低下をもたらす過度なサーマルスロットリングは不要になるのでしょうか。

バッテリーの容量が連邦航空局が定める最大100Whに迫る99.8Whになり、最新のMacBook Pro 15″ (2019)のバッテリー容量と比べて16.2Whも大きくなっています。筐体の僅かなサイズ変更を考えると、このバッテリー容量の増加は確かに驚異的です。

  4 Responses to “MacBook Pro 16″ 2019 Teardown”

  1. 筆者様

    「シザー式スイッチに戻るとその薄膜も不要になったようです。特にMacBook Pro 15″ Core i9の上位モデルで、この薄膜が排熱の妨げになっていたように私は思います。結果としてキーボードのすぐ下にあるバッテリーが膨張するという事態に陥ったのではないか。」←私の、経った一年一ヶ月ばかりで、本体底板以外、全て交換のMacBook Pro Retina 15 Inch Ver.2018の悲惨な経験から言いますと100%大正解だと思います。

     今回の本体取り換えに限りなく近い状態の、修理完了MacBook Pro、バッテリー、ロジックボード、ディスプレー、ユニボディー(アルミ:当たり前ですが、排気口は、同じデザイン)、タッチパネル、トラックマウスパッド・・、悲惨な状況の再演が無い事を祈りたいです。

    Jim、

    • 交換部品が構造上の欠陥に対策する部品であると良いですね。私のMacBook (early 2016)もJony Iveがデザインしたバタフライ式キーボードが採用されていて、いつ不具合が発生してもおかしくない状態ですが、クラムシェルモードで使っておりますので、埃がキーの下に混入する余地はないはずです。

      一つ気になるのは、常時充電しながら使っているので、過充電によるバッテリーの膨張が起きないかということです。しかしながら、3年過充電状態でもまだ膨らんでないということは、そもそも過充電になっていないのでは?とも思います。

      • 筆者様

         私も、そう願いたいです。先代のMacBook Proは、購入後5年近くしてからのバッテリーの孕みでした。多分、冷却設計が良かったのだと思います。エビデンスは有りませんが、私にとっての最新MacBook Pro、私と同じ様な症状が多いとの事でした。(リセーラーのオフレコの話から・・)

         16インチは、マイナーかメジャーかわかりませんが、改良が施されているので、ま、私のモデルよりは、私の様な不良が無い事を願います。ま、今後数年、私としては、MacBook Pro 15 Inchを買い換える事は無いので、買い換えたい時期のMacBook Proを楽しみにしたいです。

        Jim,

      • Apple製品に限ったことではありませんが、一般的にパソコンはより高速なCPU、GPUを搭載した上位機種ほど熱管理が難しいと思います。これまでのApple製品は特にデザインを最優先した製品が大半を占め、そのために日常的に使用する製品としての安定性や信頼性が犠牲になることも多々あるように思います。Jony Iveの離職後にMacBook Proのキーボードの構造をより保守的なものに戻したのはAppleが方向転換したことを如実に示しているようにも受け取れます。これが真実であれば、私としては少々残念に思います。

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