目的はウェイディングブーツのソールを補修するための角切りフェルトを入手すること。大きさ300 x 480mmの双進ブランドの日本製フェルトが税込¥1,749で販売されていました。厚みは15mmほどでしょうか。フェルトなら何でも良いわけではなく、これだけの厚みがあり、硬くてしっかりとしたものはホームセンターでは入手困難。入手は釣具店か通販になります。
実地での使用を前にSIMMS® Rock Creekウェイディングブーツの主な特徴をまとめておきます。Rock Creek – Felt SolesはSIMMS®ブランドで販売されている現行ウェイディングブーツの中で最廉価モデルであり、米国のSIMMS®公式サイトでは$99.95で販売されています。(Wild-1京都宝ヶ池店での購入価格は税込¥15,120)最も高価なG3 Guideウェイディングブーツは$229.95なので、半値以下となりますが、品質や性能、耐久性も半分以下か?というとそんなことはないだろうと私は考えました。同じ価格帯の製品であれば、廉価ブランドの上位モデルよりも信頼できる高級ブランドの廉価モデルを私は選ぶようにしています。
展示品を試着するまでもなく、早々と店を出ました。大津と京都を結ぶ山中越を経由して、次に向かったのはWild-1京都宝ヶ池店。アウトドア用品を幅広く取り扱うこのお店は1階のフロア全体が釣り道具売り場になっており、今尚、フライフィッシング用品も充実しています。ウェイダーやウェイディングブーツといえば、定評あるSIMMS®だろうと思った私は真っ先にフェルトソールのSIMMS® Rock Creekを手に取り、品定めしました。侵入生物種の拡散から河川を保護することを意図した設計思想、CleanStream™を採用した当製品のフェルトソールには次のように書いてあります。
ATTENTION: TO HELP PREVENT SPREAD OF AQUATIC INVASIVE SPECIES, PLEASE INSPECT, CLEAN AND DRY YOUR BOOTS AFTER FISHING.(釣行後は水生侵入生物種の拡散を防ぐために、ブーツを点検、洗浄し、乾燥させてください。)
F1 Monaco GPが開催される5月末はカゲロウの季節。私のフライボックスにはカゲロウを模した毛鉤のみ入れているので、釣行するには最適な季節です。フライフィッシングをする人口が減少し続けているので、きっとこの日もいつもの川に釣り人はいないだろうし、複数の大きなアマゴやイワナが釣れるだろうと考えていました。