FIA(国際自動車連盟)は、新型コロナウィルスの蔓延を危惧したF1中国GP主催者の要請を受け、4月19日に上海で開催される予定の中国グランプリを延期する決定を下したそうです。新たな開催日程については、十分な時間をかけた議論の後、決定するとしています。
過去に延期の決定が下された例としては、「アラブの春」民主化運動による影響で、2011年のバーレーンGPが一旦、延期と発表された後、結局、中止になったことがありました。
他のグランプリとの開催日の入れ替えは困難であり、空いてる週末もなさそうなので、2011年のバーレーンと同じように、今年の中国グランプリも中止になるかもしれません。例えば、イタリアとシンガポールの間である9月13日に中国を入れると、5連戦となり、各チームは受け入れがたいということになります。
4月5日に初開催が予定されているベトナムGPは予定通りに開催するとのことです。
BBCのチーフF1ライターであるAndrew Bensonが書いたこの記事には7月と8月に開催が予定されている東京オリンピックについても、主催者がコロナウィルス蔓延による影響を懸念していることに触れています。
Source: bbc.com
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