Red Bull Air Race Chiba 2016 — Part 1

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今年で開催2年目となるRed Bull Air Raceを現地観戦しようと計画しています。今週末の6月4日(土)の予選のみ、最も安価なBエリアのチケットを完売する前にすでに手配済みです。レース会場は千葉県立海浜幕張公園沖の開水域。海上に設置されるエアパイロン、エアゲートの高さは25メートル。機体は超低空飛行でのタイムアタックとなり、陣取る場所によっては前の人が立っていると見えない恐れがあります。

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観戦エリアからレーストラックまでは近くても200〜300メートルぐらいは離れていそうなので、迫力ある写真を撮影するには超望遠レンズ必須となりそうです。背景は海で、パイロン以外は何もなさそうなので、流し撮りしても背景に流れるものが写らない。Mapsで確認すると海浜幕張公園は南西向きなので、レースが開催される午後は逆光になりそうです。下調べをすればするほど撮影意欲が失せてくるので、今回はレースの写真撮影よりも、双眼鏡によるレース観戦を主目的にしてはどうかと考えています。会場から辛うじて徒歩圏内にCostco三井アウトレットパークがあります。当日のランチか夕食はコストコのピザかお寿司はどうだろう。

幕張に行くのは2004年のお正月以来なので、12年半ぶりになります。納車直後のMazda RX-8で名神、東名、首都高速湾岸線など高速道路を乗り継いで行ったのを覚えています。その時は幕張プリンスホテルに宿泊しました。現在はホテルの経営者が変わり、エアレース会場から最も近い、Apa Hotels & Resorts Tokyo Bay Makuhariとなっているようです。今回は成田空港近くのホテルに宿泊し、現地での移動はバスと電車になる予定です。

Part 2へと続く。

A G•Loomis® Rod Blank? — Part 2

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Part 1のCabela’s発注リストから21年前に少なくとも4本のフライロッドを製作したことがわかりました。現在、手元にある自作のグラファイト製フライロッドは2本であり、そのうちの1本はバットセクションに刻印があるのでLamiglas 8′ 2-pc. 4 wt.のロッドブランクから製作したことがわかっています。別の1本を現在、修復していますが、このロッドブランクの素性が不明でした。

Bellinger Reel Seat

リールシートが特徴的なメープル製なので、発注リストから95年7月23日に発注したBellingerのリールシートであることを思い出しました。この日に発注したロッドブランクは”GL3 Flyfishing Outfits”です。GLはG•Loomisの略であり、GL3はG•Loomis製グラファイトロッドのシリーズ名。この情報を元にネットでさらに調べてみると、ブランクはGL3 7’6″ 2-pc. 4wt.であることが判明しました。やはり、適合するフライラインは4番。

GL3 7'6" 2-pc. 4wt. Fly Rod Blank
フックキーパーを固定するスレッドは21年前のまま

G•Loomisを設立したGary Loomisは独自開発の機械を用いてグラファイト複合材をマンドレル(心棒)に何層にも巻いて、軽量で繊細ながらも反発力がある高品質なロッドブランクを製作した伝説的な人物です。(グラファイトをロッドブランクの素材として初めて導入したのはGary Loomisではなく、Fenwickであると言われています。1973年にシカゴで開催されたAFTMA展示会でFenwickのグラファイト製ロッドが紹介されたそうです。)

G•Loomisはルアーやフライフィッシングをする人なら誰もが知る釣竿のブランドです。創業者自身の名がブランド名となり、会社名となれば、商標登録に関して色々と厄介な問題が発生することがあります。特にその創業者が自身の会社を売却したような場合に問題は発生します。現在、”G. Loomis”や”GL3″の商標は、当初の登録者である1982年設立のG. Loomis, Inc.が所有しているようですが、G. Loomis, Inc.の現在の親会社はShimano American Corporationです。

GL3 7'6" 2-pc. 4wt. Fly Rod Blank

1995年、前立腺癌で余命18か月との宣告を受けたGary Loomisは家族に残せるものは何かを考えた結果、1997年にG. Loomis, Inc.をShimanoに売却。Shimano傘下のG. LoomisでGaryはコンサルタントとしての任務に就いたそうです。

癌は周辺臓器に転移していたそうですが、放射線治療に加えて、ザンビア5日間のハンティング旅行の際に呪術医に処方してもらった3種類の液体の薬を指示された通りに服用したら、PSA(前立腺特異抗原)の値が7.6から4ヶ月後に4.2に下がり、癌は完治したそうです。

GL3 7'6" 2-pc. 4wt. Fly Rod Blank

Gary Loomisはロッドブランクを製造販売するNorth Fork Composites (NFC) を2009年に設立、現在も意欲的に新世代の米国製ロッドブランクを製造しているそうです。商標の問題があるので、今でも自らが築いたブランド名を製品名に使用できないようです。

21年ぶりにG. Loomisのブランクを元に製作したグラファイト製フライロッドが蘇りました。

Restoring An Old Bamboo Fly Rod — Part 1

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薄い色の絹糸でラッピングして、エポキシコーティング剤を塗布すれば、絹糸は透明になるという情報を入手したので、早速、レストア中の古いSport Kingブランドのバンブーロッドで試してみました。

絹糸はホームセンターの手芸用品売場で購入しました。釣竿製作用として通販で販売されているシルクスレッドよりも少し安く入手できるし、実物を見て色と糸の太さを確認することもできます。手芸用品売場で物を買うのは初めてで、番手の規格がよくわからなかったので、売場を担当する店員さんに尋ねてみると、何に使われるのですか?と逆に尋ねられました。「ミシンですか、それとも手縫いですか。手縫い用の絹糸ならあちらの棚にもございます」と案内されましたが、手縫い用の糸はボビン巻きではないので、店員さんには言わなかった私の用途(釣竿のガイドを固定するラッピング用)ではミシン糸が適しているようです。#50がちょうど良い太さだったので、絹100%のミシン糸#50/100mのベージュを買い求めました。GUDEBRODのAサイズよりも若干、細い。

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恐らく半世紀以上も前に製造された米国製8’7″ 3 pc.のバンブーロッドには赤いスレッドが巻いてあり、コーティング剤(多分、ニス)はほぼ完全に剥がれていました。國重の片刃ナイフで古いスレッドを剥ぎ落とし、新しい絹糸を巻いてガイドを固定しました。Flex Coat(2液性エポキシコーティング剤)を塗布すれば、本当に透明になるのか半信半疑でした。

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本当に透明になりました。グラファイトロッドの製作を始めたおよそ20年前、「薄い色の絹糸にFlex Coatでコーティングすれば、糸は透明になる」といった、ロッドビルダーしか知らないであろう情報を入手するのは困難でした。当時、私が参考にしていた、L. A. Garciaの”Handcrafting A Graphite Fly Rod”やWayne Cattanachの”Handcrafting Bamboo Fly Rods”、それにかの有名なバンブーロッドビルダーのバイブル、”A Master’s Guide To Building A Bamboo Fly Rod” by Everett Garrison & Hoagy B. Carmichaelにもそのような記述はなかったと思います。ネットで何でも情報を共有しようとする風潮のおかげで、今ではこのような貴重な情報をインターネットから得ることができます。

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拡大すると小さな気泡が見えていますが、ヘアドライヤーで熱風を当てると、気泡は消えました。今回はエポキシコーティング剤を塗布する際に刷毛ではなく、加工した竹製の割り箸を使用しました。(カメラレンズやセンサーをクリーニングする際に使う、加工した割り箸)ガイドの立ち上がり部分は針を使用して下の方にもコーティング剤が行き渡るようにしました。ブランクを回転させながら乾かす際に垂れるほど厚く塗ってしまった場合は、ヘアドライヤーで熱風を当てて粘度を下げれば加工した割り箸の先端で余分をきれいに取り除くことができます。

Part 2へと続く。

Pixelmator 3.5 Canyon

Quick Selection ToolやMagnetic Selection Toolを搭載し、Photos app内でレタッチツールが使えるようになった、大幅なアップデートであるPixelmator 3.5 CanyonがMac App Storeで5月26日(日本では5月27日)に公開されました。しかしながら、Updatesに表示されないという不具合が、私を含む一部のユーザーで発生しているようです。

Magnetic Selection from Pixelmator Team on Vimeo.

こういう時はApplicationsフォルダーにあるPixelmator 3.4.4をゴミ箱に捨てて、再度、Mac App Storeを立ち上げるとダウンロード可能。購入履歴は残るので、Purchasedをクリックすれば新しいバージョンのPixelmatorがINSTALL可能になります。

Enable Retouch Photos Extension from Pixelmator Team on Vimeo.

A G•Loomis® Rod Blank? — Part 1

Redoing Guides on Graphite Fly Rod

現在、ガイドを全部、取り外してラッピングをやり直しているフライロッドブランクのメーカー名と素性(適合するフライラインの番手とアクション)が不明です。この2ピースのブランク(ガイド、スレッド、グリップ、リールシートなどを取り付ける前の状態の釣竿のこと)を入手したのは90年台半ばのことです。

20年も前のことなので、記憶が曖昧でちょっと困ったことになりました。小屋とガレージの屋根裏収納スペース、母屋のクロゼットなどにある、この頃に購入したロッド製作用部品や道具、消耗品を収納したケースをほぼ全て確認しましたが、このロッドブランクの素性を知る手がかりとなるような資料は見つかりません。お気に入りの製品に関しては、期限が切れた保証書も大切に取っておく習性が私にはあります。それで見つかったのがFenwickとG•Loomisの生涯保証書。Fenwickの方はブランクに対する保証書であることがわかりますが、G•Loomisの保証書は釣竿としての製品保証書なのか、ブランクの保証書なのか不明です。G•Loomisの完成品は手元にないので、ブランクに対する保証書である可能性が高いものの、その保証書には製品名が書かれていないし、ブランクの素性がわかりません。

手直し中のフライロッドのブランクはつや消し塗装のブラックであり、長さは90″ (7’6″) でファーストアクションであることまではわかります。しかし、適合するフライラインの番手が不明。5番は買わないだろうから4番だとは思うのですが、確証がありません。

Macオンリー使用歴が今年で27年目を迎えます。20年以上も前に作成したファイルがiMacのDocumentsフォルダーに少し残っているので、調べてみることにしました。当時(1990年代半ば)はまだインターネットが普及していない時代。Nifty Serveなどのパソコン通信は利用していましたが、ネットで物が買える時代ではありませんでした。プリントされた紙のカタログを苦労して入手して、気に入った商品をファクシミリで発注する時代でした。釣り道具は主にBass Pro ShopsCabela’sDan BaileyL.L.BeanOrvisfarlowsなどアメリカやイギリスの釣り具とアウトドア用品通信販売会社から個人輸入していました。国内の釣具店では入手不可であったり、入手できたとしても、高価でした。送料を加えてもロッド製作用のブランクやパーツ類、消耗品は、国内入手価格の半値に近い価格だったので、そうした製品の多くはCabela’sから個人輸入していました。

その当時に作成した発注書がDocumentsフォルダーに残っていました。ファイルは当時、使っていたMac OS用ワープロであるSolo Writer (Nisus Writer) で作成していたと思いますが、ファイルのアイコンをダブルクリックしてみると、TextEditが起動し、レイアウトは大きく崩れているものの判読可能な状態でした。

以下に1994年から1995年にかけての期間にCabela’sに発注したロッドブランクとパーツをまとめておきます。

  • GL2 Spinning Rod SJR722(94年10月30日)
  • InnerFlow IMT Rod IF60CAH(95年5月6日)
  • HMG Fly Rod Blank GFL90-5F(95年6月18日)— Fenwick 7’6″ 2-Piece 5 Weight Fly Rod Blank?
  • Rod Handle Kit, Standard Fly, Silver(95年6月18日)
  • Fuji Fly Guide Set, 8 Pc.(95年6月18日)
  • Fuji Tip Top, BFT(95年6月18日)
  • Fuji Hookkeeper, Small(95年6月18日)
  • HMG Fly Rod Blank GFL96-4F(95年7月23日)— Fenwick 8′ 2-Piece 4 Weight Fly Rod Blank?
  • Rod Handle Kit, Zebra Wood Fly, Black(95年7月23日)
  • Cabela’s Guide Set, Snake 10 Pc.(95年7月23日)
  • Cabela’s Tip Top, CFT 5(95年7月23日)
  • Cabela’s Tip Top, CFT 4.5(95年7月23日)
  • Fuji Hookkeeper, Small(95年7月23日)
  • GL3 Flyfishing Outfits(95年7月23日)
  • Bellinger Reel Seat, Black Aluminum, Maple(95年7月23日)
  • Western Style Grip (F)(95年7月23日)
  • Tip Top, CFT(95年8月11日)
  • Black Max CFC60M?(95年8月11日)
  • Deluxe Seat(95年8月11日)
  • LHS Fly Rod Blank HSGF964(95年8月11日)— Lamiglas 8′ 2-Piece 4 Weight Fly Rod Blank?
  • Fenwick HMG GTC786(95年8月18日)— 6’6″ 1-Piece Casting Rod?
  • Mag Touch Blank GMT603(95年8月18日)
  • Rod Handle Kit, Pitching Stick(95年8月18日)
  • Fuji Guide Set, BNLG 7 Pc.(95年8月18日)
  • Tip Top, SLTB 5.5(95年8月18日)
  • Pinnacle InnerFlow IMT Rod, IF66CAXH(95年8月18日)
  • Black Max Graphite Rod, CFS60M(95年11月27日)
  • Fuji Tip Top, SLTB 5.5

Part 2へと続く。

Cutting Tools for Rod Building

Redoing Guides on Graphite Fly Rod

ガイドを固定するラッピングスレッドの余分を切断するツールとして最も適しているのが裁縫や手芸で使う握り鋏(糸切り鋏)ではないかと思います。以前は毛鉤製作時に使用する鋏を流用していましたが、糸をできる限り根元から切断するには握り鋏の方が適しています。コツは刃の先端部分を使い、糸は引っ張りながら切断すること。

Redoing Guides on Graphite Fly Rod

糸を切断した部分がはみ出ていると、エポキシコーティング剤を塗布するときにエポキシがヒゲのようになります。

Kunishige Knife

完全硬化した古いコーティング剤を剥ぎ落とすのにこの片刃ナイフが役立っています。

Kunishige Knife

裏側に創業240年の刃物専門店、國重特製の銘が刻んであります。義父からいただいたこのナイフ、製造後半世紀以上は経過していると思われますが、刃を交換するタイプのカッターナイフよりも切れ味が良いです。

Kunishige Knife

刃を拡大すると、まだまだ研ぎ足りないようで、刃こぼれが所々にあります。

iOS 9.3.3 Public Beta 1 (13G12)

本日、容量1.4GBのiOS 9.3.3 PB1(13G12)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iPad mini 4とiPhone 6にインストールしました。今回のアップデートで気付いた点があれば、以下に列記します。

  • au iPhone 6にiOS 9.3.3 PB 1をインストールして直後にauセルラー回線が通信圏外になったが、iPhone 6を再起動したら圏内に戻った。
  • WordPress for iOSのバージョンが6.2になり、iPad mini 4でもクラッシュしなくなった。

AirPort Base Station Firmware Update 7.7.7 and 7.6.7

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AirPort Utility 6.3.6が自動的に立ち上がり、AirPort (AirMac)ベースステーションにファームウェアの更新があることを示していたので、4台のベースステーションのファームウェアを更新しました。802.11 acに対応したAirPort Extreme 2013はバージョンが7.7.3から7.7.7へ、他のベースステーションは7.6.4から7.6.7に更新されました。更新内容は下記の通り。

  • Fixes an issue which may prevent communication between clients on the same network
  • Improves performance with an extended guest network
  • Addresses potential naming conflicts with Bonjour Sleep Proxy

Rod Wrapper Modified

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ロッドのガイドを固定するスレッド(ナイロンまたは絹製の糸)を巻く道具一式を20年ぶりに改造しました。20年前に自作した道具もそれなりに使い勝手が良く、ルアー用とフライ用のロッドを数本、ブランクから製作しました。現在、そうしたロッドのうち、3本が手元に残っていますが、どれもスレッドを固定するコーティングが劣化していたり、最初からコーティング自体の見栄えがよろしくないので、スレッドを巻き直して再コーティングしようと計画しています。

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20年前と現在とで決定的に異なることは私の視力の低下。年を重ねると誰もがなるように私も手元の小さなものが、近々メガネを着用してもよく見えなくなりました。そこでこのようなルーペや明るい照明が必須になります。20年前はルーペは不要であり、スレッドを巻く道具一式にルーペを置く位置を考慮する必要もありませんでした。糸巻道具一式を改造するにあたり、ルーペがどこでも設置できるように、道具一式をよりコンパクトにすることを念頭におきました。

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ロッドブランクを置く台は幅を大幅に縮小しました。台の上に取り付けてあった金具を取り除き、V字型の切り込みを入れ、フェルトを接着剤で固定。

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スレッドテンショナーもデザインを一新しました。スプールを通す溝切りシャフトを半分ぐらいの長さにディスクグラインダーで切断。スプリングも必要最小限の長さにカットしました。

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テンションは蝶ネジで調整可能。ワッシャーは必須部品です。これがないとスプールと同時に蝶ネジが回転します。

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ホットグルー(トップガイドを固定する接着剤)を溶かしたり、エポキシコーティング剤の粘度を下げたり、気泡を飛ばしたりと、なくてはならないヘアドライヤーはワークベンチにクランプで固定。

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ピンクのスレッドにテンションをかけながらガイドをロッドブランクに固定している様子。

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隙間をなくすために右手親指の爪をスレッドに押し当てながら、左手でブランクを回転させています。

Fixing A Hook Keeper on Zhus Rod 6’6″ #3

Fixing A Hook Keeper on Zhus Rod 6'6" #3

中国製Zhusバンブーロッド6’6″ #3にもフックキーパーを取り付けました。今回は三角のゼミクリップを加工したものを使用しました。スレッドはGUDEBROD A5274。

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上の画像はebayのサイトに掲載されていたZhusrods Companyの工房だそうですが、スレッドは同じGUDEBRODのAサイズで同色かもしれません。

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Flex Coatでコーティングすると、スレッドの色が少し濃くなって、ワインディングチェック上の装飾用ラッピングとほぼ同色であることがわかります。

作業の難易度:5段階で3

Gone Fly Fishing 2016 — Part 4

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6’8″ #4-#5ロッドとして4年ぶりに蘇ったJ. Baileyのバンブーロッドをフィールドで試してみました。新たに取り付けたフックキーパーはやはり便利。

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Orvis BATTENKILL 3/4に巻いてあるのはScientific Anglersの#4バンブーライン。4″も全長が短くなったのにロッドアクションの違いがわからない。テーパーが変わったわけではないので、アクションが変わらないのは当然のことかもしれません。後方に障害物がある時に多用するロールキャストが若干、やりづらくなった程度でしょうか。

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朱点がはっきりとしないというより、朱点がないアマゴ?(=ヤマメ)が釣れました。琵琶湖に流入する河川はアマゴの生息地ですが、この渓流では私が知る限り、20年以上前からヤマメのようなアマゴが釣れます。朱点が全くないヤマメと言っても良い魚も時々、釣れます。

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アマゴが生息していた川に誰かがヤマメを放流したとか、あるいは大昔にこの川が日本海に流れる川と繋がっていたとか、諸説ありますが、珍しい渓流であることは確かです。

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珍しいものといえば、この渓流で初めて死んだカジカを見ました。

Thursday Pit Lane Experience Contest

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2016年9月15日(木)のピットウォーク抽選を案内するメールをシンガポールGP主催者から受信したので、観戦チケットの取引番号を入力して応募しました。(我々は木曜に現地入りしているかどうかは未定ですが、当選したら予定を組みます。)応募締切は7月18日。シンガポールGPが認定する国外の代理店から購入されたチケットは、自動的にこのコンテストに応募することになります。賞品となるピットウォークのチケットは150ペア分なので、当選する確率はそれほど高くはありません。

観戦チケットを販売するSGP Ticketingから別のメールが届きました。観戦チケットの受け取りを現地回収センターに指定した人を対象にした案内です。例年通り、MRT City Hall駅上のスイソテル4階のRaffles City Convention Centreが現地チケット回収センターになります。回収期間は9月12日から9月18日まで。

回収時に確認メールをプリントアウトしたもの、観戦チケット購入者の写真入り身分証明書、観戦チケットの購入に使用したクレジットカードの提示が必要です。

余興部門登場アーティストは未だ発表されていませんが、ColdplayとBeyoncéが登場するとの何の根拠もなさそうな噂はあります。

Olympus PEN E-P5 Dial Failure — Part 4

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飼い主の怒りを察してか、Cat ISONが机の上に置いてあったPEN E-P5のオリンパス国際保証書を破いてしまいました。購入日と販売店名が記載されていないので、保証書としては無効ではあります。購入履歴を証明する書類は何度でもAmazonのサイトからダウンロード可能。

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オンラインで修理申し込みを行ってから8日後の昨日(5月19日)、修理を終えたOlympus PEN E-P5が宅配便(日通航空)で戻ってきました。送り出す時は裸でしたが、返却時は専用の梱包材に包まれていました。

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白いボディーが新品のように綺麗にクリーニングしてあります。

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添付の「修理納品書」説明欄には以下のような記載があります。「お預かり時は、上面のダイヤル部分に不具合があり、カメラが正しく動作しない状態となっておりました。今回の修理におきましては、ダイヤルの動作に関わる基板部品を交換いたしました。また修理後はカメラの各機能に関しまして点検を行い、それぞれ異常がないことを確認しております。こちらにて今一度お使いいただきますよう、お願いいたします。この度の修理ではご不便をお掛けいたしました。」

注意欄には小さな文字で「万一同箇所が不具合の際には、本表を現品に添えてお申し出下さい。完成後6ヶ月間は修理保証といたします。尚、部品保有期限切れ機種の場合は、修理保証が適用されない場合があります。」

カメラを操作してみたところ、メインダイヤルは正常に動作しているようです。不具合があったダイヤル自体ではなく、基板を交換したとのことなので、再発はしないとは思いますが、若干の不安はあります。不具合が再発するE-M1のリアダイヤル修理ではトップカバーを交換するようなので、E-P5の修理とはその作業内容が異なるようです。

Repairing A Broken Bamboo Fly Rod Tip — Part 5

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ティップが折れてしまったJ. Baileyの7’0″ #4-#5の修復がほぼ完了し、全長が少し短くなったけれども、私としては思い入れがあるこの2本目のバンブーロッドが4年ぶりに蘇りました。新たに取り付けたトップガイド下の装飾用ラッピングにナイロン製のスレッド(GUDEBROD A5274)を巻いて、Flex Coatでコーティングした結果、オリジナルのように透明にはなりませんでした。透明にするには薄い色のシルクスレッド(絹糸)を巻くと良いそうです。手元に絹糸はないので、次回は絹糸を入手して試してみようと考えています。

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ついでにゼミクリップを加工した自作のフックキーパーを取り付けました。

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記憶が曖昧ではありますが、このロッドは1996年か1997年にミシガン州ロチェスターにあるPaint Creek Outfittersという釣具屋さんで、バンブーロッド製作のためのお手本として購入しました。その後、バンブーロッドは未だに製作しておらず、このロッドはお手本というより、フィールドで実際に使用するお気に入りの一本になりました。折れた竿先は崖の下に落ちていったので、修復は不可能であると思っていました。短くして治すという発想がなかったからです。

バンブーロッドらしいスローアクションなので、キャスティングは決して容易ではありませんが、言葉で表現するには難しい不思議な魅力がこのロッドにはあります。

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