ABS警告灯が点灯したまま(時々、消えることもある)のSuzuki Jimny JB23Wをディーラーに持って行き、原因を調べてもらいました。考えられる原因は多々あるので、サンデーメカニックが手作業で原因を探ろうとすれば莫大な時間と労力がかかります。故障の履歴は車載のECU (Electronic Control Unit) に記録されているので、外部診断機をOBD(On-Board Diagnostics)データリンクコネクターに接続すれば、原因をより効率的に突き止めることができるそうです。
故障診断機はAmazonでも多数販売されているので、入手すれば自分でも診断できそうですが、診断機でジムニーの故障診断ができたとしても故障コードが何を表すのかがわからないと意味がありません。
Suzukiディーラーではない自動車販売店から車を購入し、車検も他店で行っているような場合、診断機を使用するだけでも費用を請求することがあるそうですが、20年来のお付き合いをしている我々の場合は、診断の結果、実際に修理するかどうかにかかわらず、診断費用は請求しませんとのことでした。
診断コードから判明したのは左フロントのABSセンサーの不具合でした。センサー部の接触不良やケーブル断線(動物がかじった)の疑いもあるので、車を走行させながら確認していただきました。結果、ABSセンサー自体の経年劣化による故障でした。
部品番号56200-81A30の「センサアッシ、フロントホイールスピード」の交換になります。フロント側のセンサーは左右一体式となっているので部品代は税別で¥12,700とのことでした。ABSアクチュエーターが故障しているような場合、修理費用は最高で18万円ぐらいかかるそうです。そのような場合は、修理せずにABSなしで済まそうと考えていました。担当整備士も同じ考えのようでした。
点検作業中にHustlerを試乗させていただきました。ターボ車ではないハイブリッド車でしたが、やはり軽自動車には過給器があった方が良いかなという印象を持ちました。それと他人の車を外から見ていた方が格好良いというのが試乗しての率直な感想でした。
総走行距離:81,531km
Part 3へと続く。
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